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選抜高校野球、21世紀枠候補に宮城から松島高校

2014年12月12日 | スポーツ
【毎日新聞 WEB 2014.12 16:56】 来春の第87回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の「21世紀枠」候補校9校が12日、発表された。来年1月23日の選考委員会で、候補校の中から3校が選出される。一般選考(神宮大会枠1を含む)の29校とともに、同3月21日から12日間(準々決勝翌日の休養日1日を含む)、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開かれる大会に出場する。

 9校は北見工(北海道)▽松島(東北・宮城)▽富岡(関東・東京=群馬)▽豊橋工(東海・愛知)▽金沢商(北信越・石川)▽桐蔭(近畿・和歌山)▽平田(中国・島根)▽松山東(四国・愛媛)▽八幡南(九州・福岡)。

 8校が初の候補校で、桐蔭は第73回大会(2001年)以来2回目。秋季都道府県大会優勝校は金沢商のみ。準優勝が2校、ベスト4が4校、ベスト8が2校となっている。

 春の選抜や夏の選手権に出場経験があるのは北見工、金沢商、桐蔭、松山東の4校。桐蔭は和歌山中時に1921、22年夏の選手権を連覇し、春も27年に優勝。松山東は松山商と統合した翌年の50年夏に全国制覇した(松山商は52年に独立)。

 21世紀枠特別選考委員会(委員長=奥島孝康・日本高野連会長)は、まず東(北海道、東北、関東・東京、東海、北信越)と西(近畿、中国、四国、九州)に分けて1校ずつ選び、続いて地域を限定せず残り1校を選ぶ。

 21世紀枠は、練習環境のハンディ克服や地域貢献など野球の実力以外の要素を選考条件に加えることで、甲子園出場を逃している学校にも出場機会を広げることを目的に、第73回大会から導入された。

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