shining's ブログ 「音楽と旅と珈琲と」

音楽大好き男の徒然なる日記

熱い生徒会員たちの姿が面白い/コミック「1518(イチゴーイチハチ)!」

2017-11-18 | 日記
心身とも疲れておりました。

めげる事も多々ありました。 (正直、今も心は深い傷を負っています)

でも、めげてばかりもいられません。

そろそろ気を取り直して、一項仕上げたいと思います。


話すべき話は、時間を置いて落ち着いた時にでも。

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さて、帰札中に立ち寄ったブック○○でずっと気になっていたコミックを購読して、
一気にファンになった作品がある。

相田裕氏著作・現在「週刊ビッグコミック・スピリッツ」で連載中の
「1518(イチゴーイチハチ)!」だ。



やわらかスピリッツ公式ホームページは、
http://yawaspi.com/1518/index.html



私立松栢学院大学附属武蔵第一高校、通称「松武(しょうぶ)」に入学した丸山 幸は、
かつて中学時代にリトルリーグの試合観戦で強く存在を意識した「春日部南の15番」こと烏谷(からすや)と再会。
だが、烏谷は肘の故障で野球部に入ることを諦めていた。

これまで何も打ち込めるものがなかった幸と、それを手放さざるを得なかった烏谷。
二人はパワフルな生徒会長のもと、共に生徒会執行部のメンバーとして高校生活をスタートすることに……

高校生活という人生でかけがいのない時期に、楽しさ、切なさ、
万感胸に迫る思いを抱きながら成長を重ねる高校生たち。
そんな彼ら、彼女たちを、優しい眼差しで見つめる青春群像譚、開校!
(ホームページより)
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いやぁ、面白い!
1巻を購読してすぐさま2巻も購読。
東京に戻って3巻を新品で購読。

で、この松柏学院大付属武蔵第一高校(通称:松武=ショウブ)の所在地が川越で、
主人公の丸山幸・ケガで野球を断念した烏谷公志朗たちが住むのは大宮側。
松武の生徒たちはJR川越線で荒川を渡る事を“受験に敗れて渡る”「三途の川」と言うそうな。
(ひでえ話だなぁ)
しかし「受験で負けたが、高校生活では負けない。」
それが松武生の心意気だ。
かくて二人は「生徒会」に入り、松武での高校生活を盛り上げるべく動き出した。


今年春(4-6月)のTVアニメ「月がきれい」の舞台が川越だったこともあり、
Twitterで「川越が舞台のコミックがありますよ」と言う情報をゲットし注目していたが
なかなか書店で見つからず、札幌のブック〇〇で見つけ一気に気に入った。

あと“あ、やっぱ川越だ”と思える場面がしばしば見かける。
氷川神社や少し奥まった小川やその橋。
「月がきれい」でも小太郎と茜のデートコースだった。
川越駅前のデパート「atre(アトレ)」や中心部・新富町への商店街“クレアモール”。
しっかりロケハンしてますね。

ちなみに埼玉県出身の友人によると、荒川を挟んで埼玉県の交通や文化は分断されているそうで、
荒川の東側(大宮・浦和・越谷)と西側(川越・所沢・飯能)はそれぞれの方向に行きづらく
(確かに武蔵野線はともかく川越線は1時間3本のみ、秩父鉄道など1時間に1本で、
 道路も東京外環と圏央道以外は「常時渋滞」の幹線道路か貧弱な県道が目立つ)、
「集まろうぜ」といって集合するのは結局新宿・渋谷・有楽町など「東京都内」になってしまうケースが多いそうな。

あとスポーツでもまさにそうで、浦和の“レッズ熱”と所沢の“ライオンズ熱”も
向こう岸に行けば「どこ吹く風」である。


見どころとしては、
「1巻」3年生徒会長対烏谷の“リトルリーグのリターンマッチ”
「2巻」全校対抗新入生歓迎マラソン(略して歓マラ)
「3巻」生徒総会用写真撮影(名画パロディー)と、
   ミュージカル映像「アイス大作戦」とその準備カラオケ「I Have a dream」(ABBA)

→この歌、大好きなんですよー、みんなで歌える親しみやすさがあるし。
I Have A Dream




 当時流行したディスコサウンドの楽曲群や、今なお親しまれる「チキチータ」など収録の傑作
 オリジナルアルバム『Voulez - Vous(ヴーレ・ヴー)』(1979)に収録。
 当然、各種ベストアルバムにも収録。


スウェーデン出身のマンガ家・オーサ・イェークストロム嬢が
「アバは嫌い、カーディガンズのほうがまだいい」 とおっしゃっていましたが、
申し訳ないないけどアバとカーディガンズは雲泥の差がありますね。

何故なら、アバにはこういう “時代を越えて老若男女・国籍を問わないみんなに親しまれる歌” があって、
カーディガンズにはそれがない、からです。
(「Carnival」1995? まーだまだ)

そんなこんなでコミックスは現在4巻まで発売中。
連載も間が空いてますが、まだまだ楽しみな作品です。


人生も学園生活も後悔を引きずるよりも、楽しんだもの勝ち、でしょ?

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2018年1月追記:
3月末日に、待望の コミックス第5巻発売が決定です!

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