http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/8/0/8015.html
米西海岸で福島第一原発事故由来の放射性セシウムが検出されたことが、米ウッズホール海洋研究所の調査でわかった。
非常に微量だが、米国での検出は初めて。
同研究所によると、8月にカリフォルニア州北部ユーレカの約150キロ沖合で採取した海水から、放射性セシウム134が検出された。
セシウム134は自然界には存在せず、半減期が2年と短いことから、2011年3月の福島での事故によるものと判断されるという。
濃度は1立方メートルあたり2ベクレル以下で、米政府の定める飲料水基準の1000分の1以下にあたり、
同研究所は「人体や海洋生物に影響する値ではない」としている。
ただ、同研究所は、海流の複雑さから「福島由来の放射性物質がいつ沿岸に近づくのか予測するのは難しい」とも指摘。
「沿岸と沖合の海水が大きく入れ替わる冬期に海水調査をしなければいけない」としている。
米西海岸で福島第一原発事故由来の放射性セシウムが検出されたことが、米ウッズホール海洋研究所の調査でわかった。
非常に微量だが、米国での検出は初めて。
同研究所によると、8月にカリフォルニア州北部ユーレカの約150キロ沖合で採取した海水から、放射性セシウム134が検出された。
セシウム134は自然界には存在せず、半減期が2年と短いことから、2011年3月の福島での事故によるものと判断されるという。
濃度は1立方メートルあたり2ベクレル以下で、米政府の定める飲料水基準の1000分の1以下にあたり、
同研究所は「人体や海洋生物に影響する値ではない」としている。
ただ、同研究所は、海流の複雑さから「福島由来の放射性物質がいつ沿岸に近づくのか予測するのは難しい」とも指摘。
「沿岸と沖合の海水が大きく入れ替わる冬期に海水調査をしなければいけない」としている。