天濃池は、1960年に築堤され、堺市内で最も豊かな自然が残されている南部丘陵に位置しています。
天濃池の改修工事(1997から2003年度)を行うにあたり、市民から「自然を守って欲しい」、「自然と融合した工事を」等の意見が出され、大阪府、堺市、「鉢ヶ峯自然を守る会」とが事務局となり、2003年3月に「天濃池ビオトープの会」を発足しました。
この活動の一環で、この日は、8名が参加して、新たな小池を作りました。
これまでも、天濃池の畔に、「グライ池」等の名前をつけた小池を作り、堤防下に「うば池」、「かなへび沼」を作って、生きものの生息環境の多様化を図ってきましたが、更に湿地的な環境を目指します。
天濃池です。
堤防の下の、作業する場所です。
作業場所から堤防を眺めています。
囲っているのは、保護している部分です。
この日、見られた生きものです。
スミレの仲間です。ナガバタチツボスミレの様です。
コナラから実生です。
ワラジムシの仲間です。ニホンヒメフナムシの様です。
クモもいます。イオウイロハシリグモの様です。
小池を作る作業にかかります。
2.4m×1.2mの小池を掘っています。
完成です。
堤防上から、小池(「せせらぎ池」と命名)を眺めています。「せせらぎ池」の右が、前からある「かなへび沼」です。
堤防上で見られたロゼッタです。
タンポポの様です。
葉っぱの形が、少し違いますが、これもタンポポの様です。
スイバの様です。
ヨモギは、ロゼッタから立ち上がって来ている様です。
タンポポが咲いています。
在来種の様です。
このビオトープを、3/26にはNACS-J自然観察指導員・大阪連絡会のメンバーに見て貰う予定です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます