生物見遊散歩

「生物」を「見」て「遊」ぶ「散歩」を「(生)物見遊散(歩)」と呼んで、「自然観察」を楽しんで行こう。

特別展・昆虫~昆活しようぜ!~

2019年08月11日 | 日記
大阪市立自然史博物館で開催されています。



展覧会は次の全5章から構成されていました。

第1章「昆虫とは」
第2章「昆虫の多様性」
第3章「昆虫の生態」
第4章「昆虫の身体能力」
第5章「昆虫研究室」

展示の一部です。

第1章の全長約2mの巨大模型4体(ニホンミツバチ、オオムラサキ、ミンミンゼミ、オオクワガタ)です。









約3億年前の大きなトンボです。



絶滅した昆虫が閉じ込められている琥珀です。





第3章の昆虫の生態(かむ、吸う、なめる)です。













更に、面白い生態です。

キノコシロアリはキノコを育てて農業をしますが、この中にまぎれて居候をするシロアリノミバエです。

シロアリノミバエは、シロアリに似た外見を持ち排除されないようにしているそうです。



アリノタカラはミツバアリと共生関係にあり、ミツバアリに移動や掃除を依存します。

そして、自らは植物の根の汁を吸い、糖分に富んだ排泄物をミツバアリに与えるそうです。



サトアリヅカコオロギはトビイロシワアリの巣の中に住み、アリが運んだ虫の残骸などを食べます。

巣に溶け込むために、定期的にアリに抱きついて匂いを身体に移すそうです。



コヤマトヒゲブトアリヅカムシは、トビイロケアリの巣の中に住み、アリをなだめる物質を出して、餌を盗み食いしたり、幼虫をかじったりして生活しているそうです。



この他にも、見どころが沢山ありました。
コメント
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