糠地郷風土記

大島康紀のアトリエ日記

お馬の稽古

2012-05-05 | 馬房録
陽光うららかな春の日差しを浴びて
お馬の稽古。
パドックの周りの桜もようやく満開
外乗に出たがる愛馬をなだめながら人馬一体の時を楽しむ。
牧草も伸び始め、今週から青草が食べ放題。
冬の間の運動不足を一気に解消するかのようにフットワークは快調。


パドックの横に咲いているのは、「小諸八重紅枝垂れ桜」
/下、アトリエの母屋、画室の屋根。/外乗、知らない道に出ると暴走!癖あり。

(撮影・S氏/動いていて撮れないよ!と言いつつ、ぶれたのがよかったのかも?ご苦労様でした。)

小諸八重紅枝垂れ桜

2012-05-04 | 里山日記
文豪・島崎藤村ゆかりの地、小諸の名所と言えば小諸城址の懐古園
公園の中に、一際赤みの強い枝垂れ桜をみることができる。
「小諸八重紅枝垂れ桜」地名の付いた珍種のようだ。
保存会が保護し、苗を育て、頒布している。
桜を描く画家としては、少しばかり応援しようと
チャリティー展を開いて、売り上げの一部を寄贈したことがあった。
その時のお礼といって、いただいた苗木がアトリエの裏庭で育っている。


里の桜は散っているが、山間地のアトリエの庭には春が来るのが遅かった。
庭の小さな池の金魚も泳いでいる。入り口の画房はギャラリー。

スケッチの旅

2012-05-02 | 画房録
桜前線とともに東北へスケッチ取材の旅に出た。
「桜」と「馬」、洋画家・大島康紀の主題はこの旅の成果にも拘わる大事な旅となった。
福島・三春の滝桜。毎年訪ねる千年桜は今年も見事に開花。満開のピークをむかえていた。
岩手へ。遠野・馬の里を訪ねる。
遠野地方のかつての暮らしぶりに触れたくて
ふるさと村に再現された「曲がり屋」を拝観。
馬とひとつ屋根の下で暮らす生活の様子を体感することが出来た。

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ふるさと村の民家「曲がり屋」で暮らす白雪号。移築再現された曲がり屋。桜の大樹は福島・三春の滝桜
カタクリの花が散策路の片隅にひっそりと赤紫の花弁を揺らす。