○魔法の鏡○

ひとりで見たら、死んでしまうよ?だから一緒に・・・

『モモ』(ミヒャエル・エンデ著)を読みながら

2004-11-27 19:54:09 | あなたへ
本を読めるようになったのは、成人してからだった。
どんなにがんばってみても、かつて読んだことのある分かち書きの絵本しか読めなかった。
字を追っていると頭痛がしてくるのだ。ちっとも楽しくなかった。今でも苦労している。

保育所で、女の子たちはおままごとをして遊んでいた。理解できなかった。
プラスチックの野菜は食べられないし、お人形はしゃべらない。
同じ頃、男の子たちがライダーごっこをしていた。
「変身!」とポーズを決めるのだけど、誰一人としてテレビのように変身できた子なんていなかった。

精密に作られたおもちゃは、ただそのものとしてしか存在しない。
たとえばこれが季の棒や葉っぱだったら、剣にも薬草にもなりうるんだね。


時間を倹約すればするほど、生活が乏しくなっていく。か・・・。
RPGは製作者の意図の中でしか動けないから、発想力を育てないって話を聞いたことがある。
今回、ドラクエ8が出て、何気に欲しくなっている。
無心でも冒険者たちはレベルアップを遂げて冒険を進めていってくれる。
あたしはあの音楽が大好き。交響曲も効果音も。今は、映像もきれいだね。
時間を倹約するなら、できなくなっちゃうRPG、クリアするだけの心の余裕がほしい。


魔法の鏡。
ひとりで見ちゃうと、永遠の命が尽きちゃうんだって。
だけどね、二人で見れば大丈夫なんだって。
だから一緒に見上げよう?空に浮かぶ銀色の魔法の鏡

1 コメント

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。。 (さくら)
2004-11-27 21:44:04
今日は少し幸せな日でした。



あなたの考え方。おもしろいですね。

あたしとは感性が違う。

当たり前か^^



あたしは、おままごとが大好きでした。

一人で何役もやるおままごとが大好きでした。



うそものの人参だから好きでした。

うそもののごっこだから大好きでした。



そうやって、つらい現実から逃げていたのだと思います。



今の生活もおままごとみたい。

ふわふわして、落ち着かないや。



あの頃のおままごととは少しだけ違うな。
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