○魔法の鏡○

ひとりで見たら、死んでしまうよ?だから一緒に・・・

沖縄旅行:琉球王朝と戦争

2005-03-10 18:12:25 | あなたへ
3泊4日の沖縄旅行から、昨日無事に帰ってきました。
行く前までは、とにかく上陸できさえすればあとは寝込んでもいいや、くらいの気持ちでした。
マリンスポーツ、思う存分楽しんできました。
ホエールウォッチングは春限定。8頭ほど数えることができました。
その後シュノーケリングを。

初めに「沖縄」ときいたとき、海に潜ることのみが頭を占めました。
ひめゆりの塔や平和記念公園は行けたらついでに、のつもりでした。

今回の沖縄旅行でもっとも印象的だったのは、「旧海軍司令部壕」です。
近代的な周りの景色から、「2,3mほど、壕のあとが残ってるんだろう」と思っていました。
実際に中へ入ってみてびっくりでした。
まず、広い。それはもう迷路のようでした。
かびの臭い、ひんやりじっとりとした空気は、一気に当時の様子を体感させました。
そして、点々と存在する部屋の一つに、「幕僚室」といって、周りがコンクリート漆喰
で白く塗られておりきれいな部屋がありました。つかつかとその部屋の奥へ・・・。
説明文を読んでびっくり。

「自決されたときの手榴弾の弾痕」

固まりました。すぐさま友達のところへすっとんで行きました。
手榴弾を爆破させ自決した人の上に立っているかのように思えて。。

2日目、優雅にマリンスポーツをさせてもらった座間味島の、戦時中の写真もありました。
平和に思える沖縄。その沖縄を考える時、戦争が他人事でないことを決して忘れてはならない
と思いました。
もし沖縄へ行かれることがあれば、是非是非立ち寄ってほしい、そう願います。

琉球のお話はまた次回。斎場御獄について書きたいなと思ってます。

写真を現像するのが楽しみです。