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にちぎん 内部潜入レポート

2006年02月23日 23時38分31秒 | Economy
日本橋の歴史的建造物といったら何を思い浮かべるだろうか。
 ・日本橋
 ・日本銀行

 ・三井本館
 ・三越本館

日本橋のまちなみ(三井不動産)← Photoはコチラを見てみてください。

この地に最近加わった日本橋三井タワーの巨大さに日々魅了されています。。。

このような美しい街並みの中で仕事出来ていることに幸せを感じつつ、前々から一度は入ってみたかった■日本銀行■へ今日遂に潜入することが出来ました。

本日は感想レポートを残しておきたいと思います。

日本銀行

警備は硬い。なぜか。にちぎんはニッポンの紙幣流通の起点である。
ここには毎日大量の「カネ」が出入りしているらしい。

詳しくは見学ツアーを参照

にちぎんには、【新館】【旧館】【貨幣記念館(南別館)】がある。

【旧館】
これぞ歴史的建造物。概観に圧倒されてしまいます。
現在の日本銀行の建物の中でもっとも古く、明治29年に完成しました。明治中期の西洋式建築物としては、東京・赤坂の迎賓館とならぶ傑作といわれており、国の重要文化財にも指定されています。

【貨幣博物館】
入館料を取られるんじゃないかと思っていたがそうでもないらしい。無料と入り口に書いてありました。平日の昼間短い時間だけなので、実際仕事があるのでなかなか行けないとは思いますが・・・機会があれば是非入ってみたいなと思いました。
こちらもモチロン警備員の方、入り口に立っています。

【新館】
昭和48年に完成した10階建て。入り口の警備は固い。
営業窓口まで辿り着く間に、警備員の方に3~4回声をかけられました。

「どのようなご用件でしょうか」

確かに昼休み、食事を済ませてから遊びに行くところではない。

「国税の支払いです」

先日確定申告したので、所得税を納めなければなりませんでした。通常皆さんどちらの窓口で納税しているのでしょう。民間銀行、郵便局、税務署で納税、または電子納税でしょうか。私は自分の手で納税してみようと思っていたので現金支払いを選択。しかも民間銀行で済ませるのはもったいない・・・。ここは良い機会だぞとアンテナが立ちました。

振込用紙には、
◎日本銀行(本店・支店・代理店・歳入代理店(郵便局を含む)又は税務署の領収日付が押されているかお確かめください
と書かれている。・・・ということは、日本銀行に行って納めてもいいのか!

これはチャンスだと思い立ち、資金の準備をして日銀に向かったのであります(お昼休みに)。

窓口、お客さんは一人もいませんでした。このずらりと並んだ営業窓口(← 写真を動かしてみればワカル)を前に一人ポツンと立ち止まる。かなり広い!
なんとなんと30窓口までありました。
それから写真の天井を見てください。
蛍光灯カバーが天井の端から端まで敷き詰められておりました!これにはビックリ。電気代がもったいない! と、いつもの貧乏性を発揮。床も少し変わった造りをしていて【新館】とはいえ、築30年の歴史を感じました。

挙動不審になることなく、一介のビジネスマンを気取って胸を張りいつもより低い声で

「納税に来ました、お願いします」

担当の方、普通に対応してくれました。。。区役所で健康保険や印鑑証明の手続きをするときと同じような感覚でした。おかたくない。
(営業窓口だけしか触れることが出来ませんでしたが)

外から見えるイメージと内部から見つめるイメージとでは、全然違うのだなということを身をもって感じました。一歩踏み込んだ世界に今日もまた立ち入ることが出来て嬉しく思います。

用件を済ませてにちぎんを後にした私の胸の中は、何か達成感みたいなものを感じ充実した気持ちで午後の仕事に取り組むことが出来ました。来年からは、普通に近所の銀行または税務署で支払おうと思います。


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
日銀は (あなごんた)
2006-02-24 02:27:18
あの外観からして、一般の人はとても近寄りがたい雰囲気を醸し出していますよね。

私は毎日ランチの時に日銀前を歩いていますが、警備員の鋭い目、なかなか威圧感があります。



私も何か機会があれば、日銀の窓口を訪れてみたいものです。

でも、私じゃあ・・・ぽいっと追い出されてしまうかもしれませんが(笑)
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