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ロンドンへ 『悪夢の北京』 第四部

2005年09月24日 | 旅行・おでかけ
翌朝5:35 ものすごいベルに飛び起きた私は、反射的に受話器をとった。

フロント 「ё〇Ш☆―6:00―ΛΞΘ※」
私    「・・・・・。」

寝ぼけた頭に英会話機能は無い。please,wait と一言告げ、隣の恩人に受話器をわたす。彼女は私より寝ぼけたように見えたにもかかわらず、何事か会話を交わし、OKと言って電話を置いた。本当に、感謝に堪えない。
彼女によるとフロントは6:00までにチェックアウトしろと言って来たらしい。6:00まで、あと25分…。


バスに揺られ15分ほどだろうか、北京空港に到着。昨夜、カンヅメにされたゲートを抜け安全検査へと向かう。
ここで私には一つ不安があった。友人に頼まれて買ったタバコである。ゆうに免税範囲を超えているが、北京で税を払うなんて、、、絶対嫌だ!!

どきどきしながら荷物を台に置き、自分もX線を抜ける。前のおじさんがX線を抜けると、女性係員の前で両手を大の字に広げ、さらに棒状の金属探知機で調べられている。テレビでよく見るあの光景だ。それを見るともうタバコは捨てていってしまおうかという考えがちらっと浮かんだが、私の番が来て、細かい思考は吹っ飛んだ。係員の前に両手を広げて立つ、が、係員は金属探知機を当てることも無く私を一瞥しただけで「もう行け」と手を振る。荷物検査もあっさり何も聞かれることは無く、女性だったからかな?などと思いながらカバンに腕を通すと私の後ろに並んでいた例の隣の彼女が金属探知機でかなりしつこく調べられていた。
彼女はポケットに携帯電話を入れておりそれに反応したのであろう。一度金属探知機が反応すると、もう目の色を変えて調べてくるのだ。普通に怖い。
結局彼女は何も持っていないため通ることが出来たが、搭乗口に行くまで彼女との話題はもっぱら中国の安全検査についてだった。

チケットを渡し半券を受け取る。やっとやっと、色々ありすぎた北京に別れを告げることが出来る…。昨日のエンジントラブルを起こしていた機体じゃないといいなぁと思いつつ、飛行機は滑走路を走る。

どうか無事にロンドンに着きますように。。。




ここまで読んで下さった方(がいましたら)、ありがとうございました☆
ひとまず『悪夢の北京』編は終了です。お疲れ様でした(笑)
いずれロンドンでの生活のことも書きますのでお楽しみに♪

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2 コメント

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お疲れ様でした。 (RustyCat)
2005-09-25 18:57:01
怒涛の北京シリーズ、読ませていただきました。

すごい経験しましたね。

私もテキサスへ行く時にはいろいろありましたが、アメリカなんて北京に比べたらちょろいもんだと思いました。

暫くブログを休んでいたので、お邪魔するのが遅くなりました。

今後のロンドンの話も楽しみにしていますね。
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RustyCatさんへ (-bc-)
2005-09-25 22:34:58
ありがとうございます。RustyCatさんのテキサス日記も読ませていただきました。テキサス生活のおかげで大抵のことにも動じなくなったと書いておられましたが、まさにそうですね・・・

私も今後、旅行等した時にトラブルがあっても滅多なことが無い限り大丈夫だと思います(笑)

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