CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-059「ジェントルマン」(韓国)

2024年02月24日 17時39分28秒 | 韓国映画

買わずに里親

 「依頼された事件は、100%解決する」が売り文句の興信所の社長チ・ヒョンスは、ある少女から犬を捜してほしいという依頼を受け、少女とともに人里離れたペンションを訪れる。

 しかし犬の痕跡を捜す最中に謎の男に襲撃され、ヒョンスは意識を失ってしまう。病院で目を覚ますと依頼人の少女は行方不明となっており、ヒョンスは誘拐事件の容疑者にされていた。ひょんなことから検事と間違われた彼は、そのまま検事になりすまして捜査を開始。

 少女を捜し出し、自分を陥れた犯人を見つけるべく奔走するが、事件の裏にはかなりの大物が関わっていることが判明し。(「作品資料」より)

 

 自らにかけられた濡れ衣を晴らすため、興信所社長、ヒョンスが奮闘する姿を描いたクライムドラマ。

 物語は、ヒョンスが警察でキム・ファジン検事にことの顛末を話すことから始まる。

 元カレが犬を返さないということで、取り返すべく一緒に赴くヒョンスであるが、女性が失踪し、自らは何者かに襲撃される。

 女性拉致事件てして扱われ、ヒョンスはその場に赴いたカン検事に捕まる。

 しかし、乗っていた車が事故に遭い、ヒョンスは病院に運ばれるものの軽傷ですむ。

 しかも、カン検事と間違えられる。

 ヒョンスはこれを利用して、カン検事の身分を借り、自らにかけられた容疑を晴らし、女性を見つけるため、仲間と共に捜査を開始する。

 事件の裏に大物が絡んでいることを知ったヒョンスは、キム検事と手を組み、その大物法律会社社長、クォンの悪行を暴き出そうとする。

 果たして、その悪行を暴き出せるのかというところが気になる展開であるが、ヒョンスが関わったことに関しては事態が二転三転する。

 なかなか、クォンの悪事を暴くことが出来ず、煮え湯を飲まされるヒョンスとキム検事。

 敗北濃厚の中、クライマックスは、ヒョンスの本当の目的が明らかとなる展開。

 最後は気分爽快にさせるクライム・エンターテイメントだった。

 事実が明らかになると、果たして最初から出てきた犬は、どこから来たんだろうと思うんだが。

/5

監督:キム・ギョンウォン

出演:チュ・ジフン、パク・ソンウン、チェ・ソンウン、カン・ホンソク、イ・ダル、パク・ヘウン

於:新宿バルト9


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