二十二世紀への備忘録

管理人の「坂東蝦夷(ばんどうえみし)」です。二十二世紀に残しておきたいことを記していきます。 

夏への思い(少し長文)

2007年08月31日 22時06分06秒 | 雑感
宮城県は、昨日よりとても涼しくなりました。というか寒いくらいです。
今週は雲も多く、雨もよく降ります。昨日今日の日中の気温は22℃くらいです。

台風の進路次第では再び暑くなるかもしれないですが、この天気では夏の終わりをとても強く感じますね。

暑い暑いと言っていても、東北地方ではあっという間に空気が入れ替わります。とくに太平洋側である宮城県では海風が入りやすいので、しばしばこんな涼しい天気に見舞われます。
これが盛夏の頃にあたると冷夏になるんでしょうけど、夏の暑さは微妙なバランスで成り立っているんだなあとつくづく思います。

何日ぐらいでしょうねー。宮城県で暑いと感じる日数は。
夏日(最高気温25℃)以上の日は60日あるのかな??
それでも一年の約6分の一ですからね、貴重だと感じます。

これが西日本の方に住んでいたら、夏は嫌いだったかもしれないです。暑いのが当たり前すぎて。

今年の夏も色んな思い出が出来ました。昆虫採集とか海とか祭りとか…。
毎年すごいテンション上がるし、やっぱ好きですね夏は。

また来年も楽しい夏であることを期待したいです。

こんな事ばかり考えているんで、私は夏を過ごすために生きているのかもしれないです。

種名:カノコガ 宮城県 8月下旬
カノコガ科の蛾です。
小学生の頃は、地元で「ハンコチョウ」と呼ばれていました。名前の理由は、翅(はね)の鱗粉を指に押し当て、その模様をハンコに見立てたのだと思います。
宮城県だと7月上旬~中旬、8月下旬~9月上旬頃に発生のピークがみられます。
ピークの間はいわゆる「盛夏」の頃で、本種が発生すると夏本番の始まりと終了を感じることができました。

今日で

2007年08月26日 12時47分30秒 | 雑感
宮城県内のほとんどの小中学校では夏休みが終わります。

私はもう関係のない年齢になったとはいえ、街のあちこちで聞こえていた子供達の声が静かになるのは、過ぎゆく夏とプラスされ、何となく寂しいように感じます。

三学期制だと二学期にあたるのでしょうけど、学期の始まりは残暑の夏、終わりは雪舞う冬までの季節三つ分ですから、こうやって考えてみると長いですねー。

今年は残暑が厳しいようですから、なかなか夏休み気分が抜けないかもしれません。
私も休みではないですが、夏気分はまだしばらく続きそうです。

種名:シデシャジン 宮城県 8月上旬
林縁において、蜘蛛のような形をした、紫色の花を見つけることがあります。
キキョウ科の多年草です。
花のサイズは約1.5㎝。ややマイナーな花です。葉だけでは見つけられないかもしれません。



残暑も

2007年08月23日 08時17分01秒 | 雑感
ただ暑さだけが残っていて、楽しみがないとちょっと辛いですね。
お祭りもそろそろ一段落ですし、東北地方の海水浴場もあちこちで終了になっています。また、新学期が始まっているところもあります。
関東以西の8月一杯の夏休みがうらやましいですね。この年齢になっても。

でもこの暑さも、あと2週間位で収まると思うと、今の時間も貴重だなと思います。
今日も夏を満喫して生活しようと思います。

種名:カワラナデシコ 宮城県 8月上旬
野山を歩いていると可憐な花を見つけることがあります。あちこちに見られるので採集されてしまうことは少ないようですね。

自分のデジカメですと、このピンクと緑の葉を出すのにも少し調整します。

焦りました…。

2007年08月19日 22時10分21秒 | 雑感
昨晩更新しようとしてパソコンを起動させたら、ネットに繋がらない状況に陥りました。メールも使えず、色んな方法を試してみましたがダメでした。

結局今朝になって解決したのですが、焦りましたねー。

現在使用しているノートパソコンは、2002年に購入したもので、そろそろ寿命のようです。
つーか、寿命短すぎ(怒)!
年間の約半分自宅を空けているので、5年経ったとしても実際は3年弱しか使ってないのにどういうことだ?

今年は何とか持って欲しいっす。

題名:夜空を焦がす 8月中旬 宮城県某所
地元の町で行われた夏祭りの画像です。先日別の花火大会では三脚を忘れる大失敗をしまして、なんとか撮影したものの、拡大すると人魂の行進になっていました。
今回は無事撮影できたのですが、場所が近すぎて撮影には不向き、でも見物には最高というところで撮りました。
縦画像にすると進入禁止フェンスが写ってしまいます。






夏の表と裏

2007年08月17日 20時07分30秒 | 雑感
夏の天気が一晩で裏返しになったみたいです。

宮城県では昨晩遅くから雨が降りはじめ、日中も降り続けました。
昼間の気温も23℃くらいで、昨日と比較して10℃前後も下がりました。
でも部屋のあちこちに昨日までの熱気が残っています。
特に狭い部屋、風呂場とかトイレとか。

まあ、一足早い秋の練習というところですかね。

過ごし良くはなりましたが、週末にイベントを予定されているところは大変ですね。

種名:コエゾゼミ 岩手県 8月上旬
山地性のセミです。鳴き声はエゾセミの「ギー…」よりは柔らかく「ジー…」に聞こえます。って、文字で表すのはキビシイっす。
ちなみにアカエゾゼミはエゾセミとコエゾゼミの中間ぐらいの鳴き声です。文字で表すと「ギー…」??、って、だから無理だってばっ!



送り火

2007年08月16日 21時52分39秒 | 雑感
今日でお盆もおしまい。
魂をあの世に返す日です。
我が家も盆棚を片づけ、送り火を焚き、川にお供え物を流しました。

地域によっては二十日盆というのもあるそうですが、私の住んでいる地域では特に行事はありません。
ただ、20日前後まで盆踊りが各地で催されます。

ちなみに県南では「相馬盆歌」がほぼ全地域で歌われております。
(これ以外が歌われていれば教えて下さい)。
聞くところによると、江戸時代の伊達藩内では盆踊り禁止令なるものがあったため、盆踊りというものが無かったようです。
明治以降盆踊りが行われるようになったときに、お隣の相馬盆歌が広まったということだそうです。

仙台市内も歌われているそうですが、県北ではどこまで広まっているのか興味がありますね。
実は宮城県オリジナルの盆歌があるそうですが、最近まで知りませんでした。

種名:ハス 宮城県 8月下旬
お盆といえば蓮の花ですね。蓮と仏教は密接な関係があるそうです。これを書くと長くなってしまうので止めておきますが…。
日本では蓮の花が咲いている頃お盆になりますが、うまく合いますね。
他の国ではどうなんでしょうね?
写真差し替えました。

62年目(長文)

2007年08月15日 23時56分15秒 | 雑感
今日は太平洋戦争終戦から62年目の日ですね。
62年ですか、随分と年月が経ちましたね。
61歳以下の人はこの戦争を直接知らないということですよね。
もちろん1967年生まれの私も知りません。

直接の体験はないですが、これまで戦争を経験した方々から色々と話を聞く機会はありました。
体験談として一番印象に残るのは、大正生まれである義父からの体験でした。

昭和18(1943)年に徴兵され海軍に入った義父は、1度の沈没、1度の大破座礁を経験しました。
特に大破座礁の時は、二百数十名の乗組員のうち生存者が僅か十数名で、義父も負傷しまさに死線をさまよったと聞いております。
終戦時はベトナムで陸戦隊にいたということでしたが、入隊から復員までの出来事を昨日のことのように話してくれました。
当時の義父は二十代前半、身も心も充実している年齢での体験は、一生強烈に残っていたのでしょう。
とくに戦友が亡くなっていく様子を語るときは、何ともいえない悲しい顔で語っていたのが印象に残っています。

現在、先の大戦の評価について様々な意見が交わされているようですが、戦争の経験のない私達が何を語っても空論でしかないように思います。
でも出来るだけ真実に近づけるように、より多くの経験者からお話しを聞いてみたいと思います。
今後ますます経験者の高齢化が進みます。実際、当時の戦争指導者クラスの多くは鬼籍に入ってしまいました。

真実を知るのは今のうちかもしれません。

種名:ヒマワリ 宮城県 8月中旬
夏の定番。その大きな姿は単独でも存在感がありますが、群生すると迫力がありますね。
私の中では、4歳くらいの頃に平屋の屋根と同じくらいに成長したヒマワリが思い出に残っています。

お盆

2007年08月14日 22時53分37秒 | 雑感
家にも仏様がいるので、昨日盆棚を準備し、お墓参りをしました。
また、実家や親戚の墓参もしてきました。

お盆期間中は個人の霊魂がこの世に来ているそうなので、我が家にも亡き義父が帰ってきていることでしょう。
この世で生活する我々を、どんな風に見ているんでしょうね?

種名:キキョウ 山形県 7月下旬
7月のうちに花を咲かせますが、秋の七草の一つといわれています。
秋のカテゴリも微妙ですね。
庭先に咲いている花も良いですが、墓前に咲いているのもなかなか好きです。

祭りと縁(長文スマソ)

2007年08月12日 23時07分53秒 | 雑感
お盆の帰省の時期になりましたね。
里帰りをされている方々は、ご実家を楽しんでいますか?
また、この時期は盆踊りや花火大会などお祭りの季節でもありますね。

今日は夏祭りに行ってきました。親戚の家族がスタッフとなって頑張っていました。とても小さな祭りでしたが、地域の人達が力を合わせている姿に清々しい気持ちになりました。

私にとって、「故郷」「祭り」の共通するキーワードは「縁」だと思います。
故郷や祭りは、人同士の縁を感じられる絶好の機会だと考えています。

最近は就業環境などの事情や、ネット社会の影響か解りませんが、コミュニティーの変化が感じられます。
このままだと、祭りなどの付き合いが、益々少なくなってしまうのではないか心配になることがあります。実際に自分が育った地域では、盆踊りが減っているところもありますし(事情は他にもありそうですが)。

実は私自身、地縁の薄い環境に生活しています。
高校時代の途中より隣町に引っ越したため、小中学校時代の友人とは付き合いが少なくなりました。
また結婚を境にこれまでの生活圏が変わり、さらに一年の半分が出張という職業のため、近所付き合いもほとんどありません。
でも、脱サラをして自宅にいる時間が増えたここ数年で、大分繋がりが深まりました(自宅が事務所になっています)。

今は人との縁を第一に考え、時間があればコミュニティーに参加しています。
そうすれば、何か良いことがあると信じていますから。

題名:火の祭 8月下旬(2006年) 福島県旧小高町
今年は時間が無く、なかなか花火大会を見に行けません。
この画像は昨年のものです。順延したため運良く撮影できた次第です。
今年は7月24日に催されたそうです。行きたかったなあ!

はまっていること

2007年08月11日 00時15分38秒 | 雑感
立秋が過ぎ、残暑お見舞いと申し上げたいのですが、暑さ真っ盛りですね。
ただし10日まで行ってきた岩手県は、雷雨やにわか雨と不安定でした。
ここ数年宮城県でもお盆にヤマセが吹くのでちょっと心配です。

さて、最近私はビデオカメラにはまっています。
何を撮影しているかというと、蝉の声がする散歩道や、キリギリス類が鳴く夜の庭先を録画しています。

夜間の場合は録画と言うより録音という感じです。画像が真っ暗で、なにがなんだか判らないことが多いです。
なんでそんなことをしているかというと、虫の鳴き声に興味があるため、何かで記録を残したいと思ったからです。
以前はICレコーダーで録音していましたが、画像も残せるビデオカメラに切り替えました。

これがまた結構音を拾うんですね。画像は証拠になるし、違う季節にテレビで見たら楽しいんだろうなとも考えています。

ビデオで収録した画像(音声?)を、昨秋発売された「バッタ大図鑑」の付録CDと聞き比べて楽しんでいます。

種名:クルマユリ 岩手県 8月上旬
野山にて一際鮮やかな色彩を放つこの花は、茎の真ん中あたりにぐるりと葉をつけているのが特徴です。この様子が車(くるま)ユリの名前の由来と図鑑にありました。
たとえ見かけても撮影をするだけに留めたいですね。