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舛添知事騒動の陰で・・・「巨悪」を見逃してはいませんか!

2016年06月08日 | 政治・社会

1.舛添知事はすぐ辞めるべき
TVは連日、舛添知事のみみっちい政治活動費の使い方を伝えています。
確かにマンガ本や家族で使ったホテル代まで政治活動費として計上するなどせこいと言われても仕方がない金銭感覚です。
また知事という立場上公用車で毎週湯河原行なども危機意識がないというのもその通りで自発的にやめるべきです。

2.マスメディアの追及をどう考える?

 それにしてもなぜ、メディアは膨大な時間を使って知事を攻撃するのでしょうか。
以下の4点を考えました。

①政治活動費の使い方が余りにでたらめで、その内容も一般受けするようなばかばかしさがあること。

②自公がおした知事なのに、かつての知事の行動に安倍政権は違和感を持っていること。

③そのためにマスメディアに圧力がかかっていないこと。

④選挙が近いので都民の怒りを自公も考えないといけないこと。
皆さんはどうでしょうか。

3.議員の追及の仕方は?

 その追及の仕方をみると、自公は自分たちがおした知事なのに、知事一人の責任のように追及して見せていますが、自分たちの責任はどうなのでしょうか。
また、言葉では厳しい追及ですが共産党などが要求している百条委員会の開催に消極的なのはなぜでしょうか。百条委員会が設置できれば、猪瀬前知事が即座に辞めたように、罰則も厳しくのらりくらりと打ち合わせ通りの答弁をしているわけにはいかなくなります。
 ポーズではなく本当に責任を問うならばでたらめが言えないように百条委員会を開くべきでは?
 
4.知事騒動の陰で、「巨悪」が見逃されていませんか?

 ①マスメディアがそろって追及のときには・・・。

 知事の不正をこんなに追及するには、別にわけがあるのではと思ってしまいます。マスメディアがこぞって誰かをたたき始める時には、特にそれが政治家の場合には要注意だと私は思います。一番たたかなくてはいけない人や事例を隠す働きがあるのではと思うからです。
 この度は、「国会が閉会になるやいなや、病気が快復した人」がいます。そうです。甘利明元経済再生TPP担当大臣です。録音など逃げられぬ証拠を突きつけられて金銭の授受を認め、大臣を辞めた人です。大臣をやめるや睡眠障害と国会も欠席しはじめ3か月もの間、姿も見せなかったのに国会が閉幕になるや都合よく回復と記者会見する人です。

②「おぬしも悪よのう」と時代劇さながらの収賄では?

 この間、「マスメディアの人と飲んでいた」(日刊ゲンダイ)とか、支持者へは手紙を送っているなどの行動が報じられていました。また、本人や秘書が金銭を受け取っただけではなく、甘利事務所がURの担当者と何回か接触した後に多額の金がURから千葉の薩摩興業へ動いていることも判明しました。

③政権の圧力か、自主規制か?

 しかし回復したという記者会見でもメディアの追及はほとんどなく、選挙活動再開ということを報じていました。あの舛添知事問題をくりかえしくりかえし報道する同じメディアが甘利問題になるともう解決したかのように報道しないのはなぜでしょうか。マスメディアは自主規制か、圧力がかかっているのでしょうか。

 多くの国民が反対しているTPPでアメリカなどに約束している問題も国民には説明せずに、自らの疑惑も説明すると言いながらしていない人が許されるのでしょうか。安倍首相の側近であり、違憲の安保法を推進し、政権を支えている人物だから許されるのでしょうか。

 検察も政権からの圧力のためでしょうか、あるいは法律の不備を突く形での不起訴という不当な決定がされました。
これに対して国民の側からは検察審議会への異議申し立てもおこされています。

 ご本人は閉会と不起訴の声とともに突如、睡眠障害から覚めたようですが、まさにこうして「巨悪」は放たれているのです。
舛添知事問題もいいが、もっと大きな問題があるでしょうと多くの場所で話題にしていきたいものです

④主権者としての意思表示の機会
 6月11日に大和で「甘利議員がしたこと」というタイトルで集会(高座渋谷駅 イコーザビル2階ホール 6時)があり、告発した弁護士の話や、野党による話もあるそうなので出席してみようと思います。


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