金魚が4匹

2010年7月にボストンから日本へ帰国。でも、相変わらずな日々です。

大渓谷の旅~Las Vegas

2010年04月30日 | アメリカ大渓谷の旅
さあ、旅も終わりです。
翌日の飛行機が朝早いので、あまり夜更かしは出来ませんが、
それでもやっぱり、ラスベガスの街も見たい!><

ニューヨークニューヨークというホテル…かな?

自由の女神と、ブルックリンブリッジと、エンパイアーステートビルと…。
ブルックリンブリッジは歩けます。

MGMという有名なホテルがあるのですが、そこのホテルのペットは…なんとライオン!

でもこの日はもう、檻に帰っちゃってました…残念。

夜景です。

m&m’sとコカコーラグッズのショップにはもちろん行きました♪

エクスカリバーというホテル。

テーマパークのアトラクションみたいです。

ちなみに私たちが泊まったホテルは、ルクソールというエジプトをテーマとしたホテルです。

ホテル内はこんな感じ。
外にはスフィンクスもいました。


さあ、ボストンに帰ります。
空港から私たちが泊まってたホテルが見えました。

夜は黒いピラミッドのてっぺんから空に向かって、光が真っ直ぐに伸びます。
この光、スペースシャトルからも見えるんですって。

最後に、グランドキャニオンが見えました。


大渓谷の旅~ルート66 と Hoover Dam

2010年04月29日 | アメリカ大渓谷の旅
大渓谷の旅も終わり、ラスベガスへ戻る途中、ルート66ゆかりの地を訪ねました。
Selingman(セリングマン)という小さな町です。


ルート66とは、国道66号線のこと。
カルフォルニア州サンタモニカからイリノイ州シカゴまでを結ぶ国道で、
このルート66、大陸を横断する道路として発達し、
高速道路の発達によって配線となった道路です。
1930年代アメリカ中西部でダストボウル(砂嵐)か起こり作物が育たなくなりました。
当時カルフォルニアで果樹園が発達していたため、
カルフォルニアに行けば職が見つかると思ったアメリカ中西部の農民が、
このルート66をカルフォルニアに向けて集団で移動したのが有名とのこと。
これはジョン・スタインベックが小説「怒りの葡萄」にしています。
(ちなみこの小説はピューリッツアー賞を受賞)

ルート66は配線となりましたが、人気が根強く、
ゆかりの地を訪ねる人が後を絶ちません。


ルート66に復興に力を注いだ理髪店の店主さんのお店。

店主さんはもうお亡くなりになってますが、弟さんがご健在でした。


昔は実際に髪も切ってもらえたらしいです。

この理髪店、今はルート66のおみやげ物屋になってますが、
壁にはビッシリと、訪れた方の名刺が貼ってありました。
もちろん、日本人のもたくさん。
そして、おそらく自分の車のナンバープレートでしょうか、それもたくさん貼ってありました。

もちろん、日本のナンバーも。


さて、セリングマンを後にして、あとは一気にラスベガスへ~。
その途中、あの有名なフーバーダムを通りました。

でも私達は、なんか…あれ?って感じ。
というのも、Glen Canyon Damの方が壮大だったからです。
でもフーバーダムのほうが、高さは4m高いし、使用されたコンクリートの量も多いのです。
この写真は、水をためてる側からのものだからかな?

ふりかえると・・・

ビッグホーン(オオツノヒツジ)…だったかな?(あやふや)
どうやら人間観光に来てるみたいです^^


このフーバーダムを通る道、観光の季節になると、超長い渋滞となるとのこと。
そこで、このダムを見下ろすようにバイパスの橋が作られていました。

これは日本の大林組が作ってる橋です。
去年の夏、ナツコさんがここに来たときに、写真を見せてもらいました。
ナツコさ~ん、ここまでできてましたよ♪

このフーバーダムには女神像のようなモニュメントがありますが、
私達は降りて見ませんでしたが、その近くに犬のお墓があるとのこと。
その犬はフーバーダム工事の時、工事の人たちが住んでいた近くの町から、このダムまで、
毎日一緒に通った犬でした。
が、ある日、ダンプに轢かれたかなんかで、死んでしまったそうです。
工事の作業員達はとても悲しんで、犬のお墓を作ったとのこと。
もし歩いて通ることがあるときは、探してみてください。

おまけ(その1)
フーバーダムを通ってすぐの写真です。

茶色の大きな水溜りが見えますよね?
その奥のほうに、同じく水溜りのように見える大きなもの、わかりますか?
これは、メガソーラーパネルです。
見えてるこれ、全部ソーラーパネルなんですって。

おまけ(その2)
遠くにラスベガスが見えてきました。

この日、高速道路は大渋滞。
いつもだったら混んでないレーンもストップ。
ガイドさんが「おかしいなあ…」と。
車は、ゆっくり流れるというより、数台まとめて流れていく感じでした。
はじめは、事故かなと思ったのですが…。
そこに、ポメラニアンのような小さなワンコ登場!
車の間を縫って走ってくるではありませんか。
そして、その後を追いかけて走る2人の警官…。
渋滞の理由はこれでした。
高速道をの上で、ちいさなワンコ一匹を追い回す警官、なかなか見ものでした^^

大渓谷の旅~Grand Canyon

2010年04月29日 | アメリカ大渓谷の旅
そして、旅は終盤へ。
Canyonという言葉を聞いて、最初に思い浮かぶのは、やっぱりあれ!
The Grand Canyonでしょう!
この旅最後のCanyonである、グランドキャニオンに到着しました。

グランドキャニオンは長さ450kmもある、コロラド川によって浸食された長い長いキャニオンです。
崖の上から眺めて楽しむのが一番一般的です。
景色がいい場所のことをPointと言います。

Desert View というところにある、展望台。

これは女性建築家Mary Jane Colterによる展望台です。
彼女は、グランドキャニオンの歴史、ネイティブインディアンの文化を尊重した建物を建築しました。
グランドキャニオン内にある、ブライトエンジェルロッジ中にあるミュージアムには、
彼女の手による暖炉があります。
この暖炉の石は、下から上に向けて、グランドキャニオンの地層の石をそのまま地史的に配列してあります。

展望台からの眺めです。


これは展望台を降りてから。




日が傾いてきました。

夕焼けに染まるグランドキャニオンも、素敵です。

私達は、日の入りスポットであるYavapai Pointに行きました。
この日は雲はあったのですが、日の入りには問題ない程度でした。

この日見た夕日を忘れないでね…。

そして日の入り。


この日はグランドキャニオン内のロッジに泊まりました。
グランドキャニオンは、「必要なものしか作らない」というポリシーを掲げています。
グランドキャニオン内の宿泊施設は実は充分数ありません。
でも、これ以上人工物は作らないということで、
現在は、キャニオンの外に宿泊施設を含む街が出来ていて、
規模も大きくしていってるそうです。
ちなみに、このキャニオン内に住んでいる人もいます。
レンジャーの方や職員さんです。
その方や家族のために、病院、学校までキャニオンにはあります。
その他、グランドキャニオンが観光地となり始めた頃の、
写真スタジオやホテルの建物も現役で残っています。
(ミュージアムやショップとなっていますが)
また、グランドキャニオンを終点とする列車が1日1往復ですがありますので、
列車の旅も楽しいかもしれませんね。



翌日起きると…。
雪!!

木々の隙間からキャニオンが見えるはずなのに、吹雪いて見えない…。

うっすら雪が積もったキャニオンも素敵でした。


ちなみにこのキャニオン、崖の下も行くことができます。
歩いていくか、ロバに乗っていくかの手段があります。

黄色のポンチョを着てる方、わかりますか?
ロバに乗ってキャニオンのトレイルを行ってます。
キャニオンの底でキャンプして散策することも可能ですが、事前に申請が必要とのこと。

おまけ(その1)

これ、何の実でしょう?
ブルーベリーじゃありません。
これは、Juniper Berryという実です。
紫は果肉ではなく、固い殻です。
これはお酒のジンの香り付けをする実なのですよ!
もちろん野生です。


おまけ(その2)
グランドキャニオン国立公園を出てすぐの街に、National Geographicの公式ショップがありました。
確か世界に3店舗しかなかった…はず。
ナイアガラの滝にひとつありました。
ここにもあったんですね~。
こちらのショップのほうが、ナイアガラより充実してました。

この写真は、グランドキャニオンにいる生き物の模型展示のところです。
写真のトカゲは、アメリカドクトカゲ(ヒラモンスター)です。
ほーちゃんが学校のメキシコの授業で習った生き物です。
ほーちゃんが、そのことをガイドさんに話したら、ガイドさんがここまで連れてきてくれました。


グランドキャニオンは、風景はもちろんですが、
文化、歴史、民俗学的にも興味深いところでした。

大渓谷の旅~ちょっと寄り道

2010年04月29日 | アメリカ大渓谷の旅
次の到着地の前に、ちょっと寄り道。


今回お世話になったガイドさんは、アメリカ人です。
が、めっちゃめちゃ日本語ペラッペラ!!
日本には3年間住んでたそうですが、その後も学び続けて、専門的な日本語も話せます。
実は佐賀にも行ったことがあるとのこと。
佐賀城に行ったんですって。
日本のお城好きらしい…どんだけ日本マニア?^^
知識も、地質学、人類学、植物学、動物学、考古学、歴史、文化…とにかくなんでもござれ。
尋ねて分からないと言ったことは、ほとんどありませんでした。
地質や、植物、動物の名前も日本語にちゃんと訳してくれます。
日本のことも熱く語ってくれます。

そんなガイドさんとほーちゃん、化石の話で盛り上がりました。
ほーちゃんのちょびっとの質問にも深く答えてくれました。
そんなあと、ガイドさんが、
「ちょっと、化石を取りに行きましょう」と。

周りはこんな感じ。

目印も何もない、荒れ果てた大地。
私たちが走っている一本道にたまにある小道、その一つにひょろっと入りました。
もちろん、目印もありません。

車から降りて、100メートルほど歩いたところに、化石発見!

木の化石です。

3種類ゲット。


そしてガイドさん、大き目の石を拾って
「これには、水晶が入ってるかな~?」と言って、石を割ると!

石の中に空洞があって、トゲトゲの水晶がありました。


すごい、すごすぎる、ガイドさん…。



大渓谷の旅~Monument Valley

2010年04月29日 | アメリカ大渓谷の旅
旅も後半に入ります。
もう少しお付き合いください。

さて次は、Monument Valleyに行きました。
映画が好きな方だと、ああ!と分かるかもしれません。
西部劇をはじめとした、荒野のシーンによく使われています。
ここはネイティブ・インディアンのナバホ族の居留地であり、聖地ですので、
行っていい場所とだめなところがあります。
観光者はナバホ族の方と一緒だと、奥のほうまで見に行くことが出来ます。
私たちはナバホ族の方が運転するツアーの車に乗り換えて行きました。


最初に行ったのは、ナバホ族の伝統的な家(ホーガン)です。
写真を撮り忘れたのですが、木と赤土でできたエスキモーのカマクラのような家でした。
このホーガンの中でナバホ族の老婦人が、
糸つむぎと機織りしているところを見せていただきました。
機織りを見せていただいた後、この老婦人がきくちゃんをじっと眺めて、「お手伝いしてくれる?」と。
ビビリまくってたきくちゃんは、はじめは「いや・・・」と言ってたのですが、
実はこの老婦人、きくちゃんの髪が長いので、結ってあげるよって言ってたのです。

硬い草を束ねたブラシでささっと整えると、
毛糸1本でクルクルっと束ねてくれました。

ナバホ族の伝統的な髪の結い方です。
毛糸1本で結ってるのに、夜までほとんど崩れませんでした。


Monument Valleyのビジターセンターを越えて、私たちはもっと奥へ進みました。
大きな大きな岩がいくつかある、荒涼とした風景です。
岩にはひとつひとつ名前があります。

これはレフト・ミトン(左手袋)とライト・ミトン(右手袋)。


3本の岩の柱はスリー・シスターズ(三人の修道女)です。

モデル?の方が馬に乗った様子を写真を撮らせてくれました。

西部劇!!って感じですね。
この馬がいるところは、ジョン・フォード・ポイントといいます。
この地で映画「駅馬車」などを作った監督さんの名前です。

さて、昼食はこのナバホ族の伝統的名料理「ナバホタコ」をいただきました。

基本的にタコスと同じです。
ただ皮が揚げてあって、フライドゥに似てます。
このナバホタコの生地は「ブルーバード」というメーカーの小麦粉じゃないと、うまく作れないんですって。

ちょっとしたミュージアムもあります。
このMonument Valleyの歴史ではナバホ族以外の、つまり白人の方が住んでいたこともあります。
その方の家屋がそのままミュージアムになっています。

映画のコーナーもありました。

バック・トゥ・ザ・フューチャーⅢです。


荒野を走るデロリアン。


この日は風が強くて、昼食後どんどんひどくなり、とうとう砂嵐に。

Monument Valleyのような風景が見えるはずなのですが、全く見えません。
100メートル先さえ見えない、すさまじい砂嵐でした。
でも旅はまだまだ続きます。


大渓谷の旅~Antelope Canyon

2010年04月27日 | アメリカ大渓谷の旅
Hoeseshoe Bendの次は、私が今回最も楽しみにしていた、Antelope(アンテロープ) Canyonです。
このキャニオンはとっても狭く、光の差し込み方が幻想的なので、
写真家達にとても人気のあるスポットです。

地元のツアー会社の車に乗り換えて、川底を走ること15分、
アンテロープの入り口に到着しました。

写真中央の縦に細く影になってるところが、入り口です。
手前下の砂地が川底。
川の上流で雨が降ると川となりますが、
アンテロープの中はとても狭いので、鉄砲水となり、犠牲者もでてるとのこと。
このアンテロープも、最近になって知られました。
家畜を追ってきたインディアンの少女が見つけ、
そのあとフランス人写真家によって有名になったところです。

中はこんな感じです。

これこそまさしく自然の美ですね。
どんな彫刻家にも作れないような、素晴らしい曲線の連続。
長さは100メートルほどです。

撮った写真をご紹介。

普通に撮っただけで、こんな感じです。


表面の模様重視で。
これはガイドさんが撮ってくれました。


これは上を見上げたところ。
次に行くモニュメントバレーというところのサンセットのような写真が撮れるよ、と、
ガイドさんが教えてくれたポイントで、撮影もガイドさんです。


写真マニアの人が本当に多くって、
砂を壁にかけてサラサラ流れる様子を、シャッタースピードを遅くして撮影してたりするので、
行かれる方は、写真を撮ってる方に注意してくださいね。


大渓谷の旅~Horseshoe Bend

2010年04月27日 | アメリカ大渓谷の旅
コロラド川のGlen Canyon Damの下流にある、
Horseshoe Bendに行きました。


Horseshoeとは馬の蹄鉄、Bendは折り曲げることなので、
直訳すれば「曲がった馬の蹄鉄」ってことです。
川は基本的に、真っ直ぐ流れようとします。
そのほうが抵抗なく水が流れますから。
でもここは、素晴らしいカーブでぐぐっと川が曲がっているのです。

駐車場に車を止めたら、砂地を15分ほど歩きます。

あるのは、小さな茂みのみ。
でもですね、

こんな花も咲いてるんですよ。

Horseshoe Bendに到着。
んが、ここには柵がなくて、高さ約200メートルの断崖絶壁!!
こわくて、近寄れませんでした…。

せめてもの写真です。
右のほうに川がぐぐっと曲がってます。


夫。何故正座^^
この写真だと、曲がってるのがわかりますか?


このHorseshoe Bend、実は知られるようになったのは最近とのこと。
フランス人の写真家がここの写真を撮って知られるようになったのですが、
この写真家さんは場所をはっきりとは言わなかったので、
口コミだけで広がっていった、という場所なのです。
10年ほど前までは看板もなく、「○号線の○マイルの標識当たり」という風な表現で、
知られていったんですって。

大渓谷の旅~Red Canyon と Glen Canyon Dam

2010年04月27日 | アメリカ大渓谷の旅
Bryce Canyonを後にして、次の目的地へ。

途中通ったRed Canyonです。

確かに、赤がとても目立ってるCanyonでした。
この岩、マンガンと鉄が混じっていて、鉄分が酸化して赤いんですって。

ニックネームがついている岩もあります。

写真の二つの塔のようになっている岩は、
Solt and Papperという名前がついています。
塩と胡椒を入れる小瓶に似てるからですね。

サンドイッチを持って、アリゾナ州にある
Glen Canyon Damを高台から眺めながらの昼食。

遠くに見える橋の手前に、コンクリートの壁がありますが、それがダムです。
(手前側が貯水側です)
この川はコロラド川です。
下流に、有名なフーバーダムがあります。
このダムは水力発電もしており、電気はラスベガスまで運ばれています。
作るのに10年かかり、せき止めて水を完全にためるのに、8年かかったそうです。
ちなみにこのダム、コロラド川2年分の水をためることが出来るんですって。
それから、まだダムの水が完全にたまってない頃、岸辺で、
映画「猿の惑星」の撮影がありました。
うん、わかるなあ。


これだけ水があるのに、周囲には緑がほとんどありません。
なんか不思議な光景です。
遠くに見える三本の煙突は、石炭で火力発電をしている施設です。


次は、このダムの下流の渓谷のほうに行きます。


大渓谷の旅~Bryce Canyon国立公園

2010年04月27日 | アメリカ大渓谷の旅
今日は朝8時前に出発して、Bryce Canyon国立公園へ行きました。


ここはとても特徴的な岩の柱(hoodoo)が林立しています。
厳密に言えば、川の浸食によってできていないので、Canyonではありません。
1875年に開拓者Bryceさんという方がこの近所にやってきました。
このBryceさん、とても技術力があり地元の方がよく訪れてたので、
そのうちBryceさんちに行く時、「Bryceに行く」という表現をするようになって、
この名がついたそうです。
なので、このCyanonとはあまり関係がないそうです。
ちなみにBryceさんは、この地の開拓が終わったらすぐに別の土地に移動しました。

それはさておき、眺めは本当にすばらしい!!

どっちかというとインドの山奥のような、そんな感じです。
ひとつひとつが仏様にみえちゃいます。
なんだかありがたい光景でした。


地層もくっきり見えます。

リスがいました。

人が餌をやってるのかとても人懐っこくって、
私達の周りをチョロチョロ。

ガイドさんに教えてくれた、ポンデロッサという松の木。

木の皮が赤っぽくってすぐにわかります。
この松の皮、あま~いバニラのにおいがするんです。
みんなでクンクン、幸せ~♪

このBryce Canyonも侵食を続けています。
柵の足元を見ると、50センチほど崖側に、以前の柵の柱がありました。


野生のプレーリードックを発見!

ちゃんと立ってました♪

大渓谷の旅~Zion国立公園

2010年04月26日 | アメリカ大渓谷の旅
子供達の春休みをちょっと延長。
アメリカの大自然を満喫する旅に行きました。

ボストンから飛行機で6時間、ラスベガスに到着。
ここから出発の大自然満喫ツアーに参加しました。

まず最初は、ユタ州にあるZion(ザイオン)国立公園です。

ノース・フォーク・ヴァージン川によって侵食された渓谷です。


グランドキャニオンをはじめとする渓谷は、
水がとても少ない土地なのですが、
ここは比較的水が多くって、天然水を飲むことも出来ます。


ビジターセンターからの眺めです。

遠くにスライドで風景がはめられてるような、そんな不思議な感覚。

ビジターセンターから、シャトルバスが出ています。

グランドキャニオンは、渓谷の上から眺めるのですが、
このザイオン国立公園は、渓谷の谷間に道路があるので、
下から上を眺めて行くのです。

Weeping Rockという岩です。

岩をゆっくりゆっくり通った水が、流れ落ちています。

岩場にくぼみがあったので、その中に入って、したたる水を撮ってみました。

この水、なんと1万2千年前の水になるんですって!

シャトルの終点のTemple of Sinawavaで滝発見!

これは雪解け水による滝です。
だからあと1週間で消えちゃうんですって。

シャトルバスからの眺め。

ロッククライミングのルートがいくつかあって、
泊りがけで登る方もいるそうです。
この日も、登っている人を見ました。


ザイオン国立公園を後にして、次の目的地Bryce(ブライス) Canyon国立公園へ。
その前に、日が暮れたので今日はブライスキャニオン近くの、
Ruby's Innというモーテルに宿泊しました。

Ruby's Inn
ここはおみやげ物やも充実してて、簡単なスーパーマーケットもあります。

夕食で飲んだビール。


空にはお月様。

大自然の夜は更けていきます…。

Spellman Museum of Stamps & Postal History

2010年04月22日 | ボストン(お出かけMA~車で1時間程度)
今日は、うちから車で30分弱のWestonという町にある、
「Spellman Museum of Stamps & Postal History」という美術館に来ました。
今日は、Earth Day、地球環境やエコについて考える日で、
それにちなんだイベントがあってました。


Regis Collegeという大学の構内にあります。
駐車場は無料。


今日あってたのは、世界中の古切手でリサイクル品をデコレーションしようというものです。

家から持っていった空き箱に、好きなだけ古切手をペタペタ…。


子供たちが「日本の切手がある!」と。

大日本帝国時代の、参銭の切手。
消印も右から読めますね。
長野の望月という郵便局の消印でした。
他にも、五厘の切手もありました。
切手の価値というものを全く知らないのですが、
これって、子供のイベントに使っちゃってもいいような、その程度の物?
それにしても古すぎる…。


全身切手のスタンプ・マン。



州の花と鳥をあしらった、アメリカ全州の切ってシート。
きれいでした。
他には、エコやEarth Dayにちなんだ切手が展示してあったり、
マサチューセッツに関係のある人物や歴史の切手の展示がありました。


郵便の歴史の展示もありました。
子供の郵便遊びのおもちゃの歴史の中に…

日本のおもちゃも発見!


あとは、電報の歴史もありましたが、これは戦争色が強くなります。
戦地から家族に宛てた手紙やカード、そして昔の電報のV-Mailの展示がありました。
ショップも充実してましたよ。
小さいショップですが、古切手を使ったピアスや、切手でデザインされたネクタイ、
使用済みの古切手山盛り入れた袋が数ドルで売ってありました。
あとはコレクター向けのグッズもね。
私はもちろん、オーナメントを購入。
縁がちゃんとガタガタになってる、切手型オーナメントです。

Spellman Museum of Stamps & Postal History
美術館の向かいが大学の芝生で、そこに座ってお昼ご飯を食べることも可能だと思います。
古切手のデコレイトは多分来年もあるんじゃないでしょうか。
行かれる方は、ちゃんとした空き缶や空き箱を持っていくことをお勧めします!
きちんとビッシリ古切手を貼って、上から何度ものりを塗ったら、
本当に素敵な箱が出来上がりますよ。
この日もそうやって頑張ってる大人もいました。

The Discovery Museums

2010年04月20日 | ボストン(お出かけMA~車で1時間程度)
今日はアーリントンから車で30分ほどの町Actonにある、
「The Discovery Museums」に行きました。
ここは、Science Discovery MuseumとChildren's Discovery Museumの二つで構成されています。


Science Discovry Museumの方です。
見た目、あまり大きくないのですが、中は結構充実してました。


今日はActonのロボットチームによるロボットの紹介があるので、
それが目的で行きました。

奥の板の円形の穴にボールを入れるロボットです。
ボールも自分で回収します。


中はいろんなエリアで構成されています。

これは螺旋とかラインとかのエリアです。
ただの横棒を繋げたものですが、下でハンドルを回すと、横棒が回転します。
その回転が上に伝わって螺旋を描くというもの。
単純ですが面白かったです。


磁石や鉱石のエリア。

テレビの砂嵐に、強力な磁石を近づけて、色の変化を楽しみます。
「お家のテレビではしないでね!」とのこと。
そりゃそうだ。
家では体験できないことができました♪

電気のエリア。

ハンドルを回して自己発電。

音…というより音波のエリア。

Oscilloscope(オシロスコープ)です。
自分の声の声紋が見えます。
高い音、低い音、大きな声、小さな声で波の形が変わります。


水のエリア。

ポンプで上にくみ上げた水が管を流れて下に落ちます。
管のオレンジのバーで、栓の開け閉めをして、水の流れるルートを自分で作ります。

光のエリア。

暗がりなので写真がボケましたが、このパネル、巨大蓄光パネルなのです。
明かりに照らした後、暗闇に持っていっても暫く光る、あれです。
この暗い部屋には、このパネルと強力なフラッシュがあります。
パネルの前でポーズをとって、強力フラッシュをたくと、
自分の姿のところが、影となって残るのです。
この写真は、ペンライトでパネルに光でお絵かきしてるところです。


Sience Museumの方は、大小あわせたら100以上のこのような体験道具がありました。


Children's Museumの方も行きましたが、ここは3歳児ぐらいまでかな~?って感じです。
代わりに外で自由にできたシャボン玉遊びをしました。


自分に理科の知識がないと、子供に説明が難しいなあ…と痛感^^;


The Discovery Museums
入場料金は大人も子供も10ドル25セントです。
手のひらにスタンプを押されるので、そのスタンプと入場料金のレシートを見せたら、
もう片方のMuseumにも入れます。

おまけ。

モールス信号も打てます☆

Alice in Wonderland

2010年04月19日 | ボストン(日常生活)
日本で早くも大人気の「アリス・イン・ワンダーランド」を観て来ました!
そして初の3D映画です♪


アーリントンのCapital Theater。
大人7ドルですが、3D映画はさらに3ドル増しになります。
それでも10ドルだから、日本に比べたらずっと安いですよね。
私はてっきり、赤青眼鏡をかけるかと思ってましたが、
そんなワケナイデスヨネ…。
普通のサングラスのような眼鏡で、技術の進歩にびっくり。


英語ですから、細かい意味は分かりません。
だけど、映像から充分にストーリーはわかります。
今回の映画は、「不思議の国のアリス」から13年後、アリス19歳のお話です。
アリスがワンダーランドの救世主となり、甲冑を着て剣を振るいます。
マッド・ハッターがジョニー・デップが演じてるということでも話題ですが、
映画をめったに見ない私は、「誰、それ??」^^; ジョニー、ゴメン…。
ストーリーの設定や展開は、
アリスオタクなら一度は空想したことあるであろう内容で、あまり意外性はなかったのですが、
なにせその空想を完璧に現している映像が素晴らしい!
そしてもちろん、俳優さんたちの演技も!
3Dってもっと飛び出てくると思ったのですが、
そこまで飛び出ず、子供も怖がらず安心して見れました。
一番3D効果があったのは、アリスが穴に落ちるシーンですね。
あと私が一番3Dで見て素敵だなと思ったのは、
最後のスタッフロールで、俳優さん達の名前が出る画面なんですが、
みんなそこまで残ってなかったなあ。
私的にはあそこがいちばんお気に入りの3Dでした。
みなさん、最後まで見てね。

日本では「白の女王」の声を演じている有名人を当てよう!というキャンペーンをしてるようですが、
Wikiでばらされてます。

もう1回、ひとりで見に行きたいな~。

Higgins Armory Museum

2010年04月10日 | ボストン(お出かけMA~車で1時間程度)
うちから車で1時間ほどの町WorcesterにあるHiggins Armory Museumに行きました。
ここは中世をメインとした甲冑美術館です。
スチール工場で富を得たHigginsさんが、趣味で集めたものが展示してあります。

要塞のような外観。

建物の外壁も、スチール?な金属で作られています。


入ってすぐに目に付いたのがこれ。

Norman Rockwellです!
ここでもお目にかかれるなんて♪

内装も中世のお城風。

写真ではよく見えてませんが、
左右にはガラスケースに入った本物の甲冑がたくさん展示してあります。

これは戦争ではなく、試合の様子です。

赤い騎士と青い騎士が馬に乗って、長い棒でつつき合ってます。
これがまさしく本物の騎馬戦。

この写真はなんでしょう?

これは甲冑の兜から外を見たところです。
ほそーい間隙から覗くような感じです。
よくこれで、戦えたなあ。

日本の鎧も展示してありました。

右は江戸時代後期の物です。
左は…Kawari-Kabutoと書いてありました。
つばつきの帽子みたいな兜なのですが、巻貝なんですよ…でも見た目は…う○こ…。

Worcesterの町を少し車で走りました。

桜が満開です。
日本ほどは多くはありませんが、桜は結構あちこちで見かけます。


Higgins Armory Museum
駐車場はたくさんあって、無料です。
年に何回か、この美術館にお泊りするイベントがあってます。
寝袋持参ですが、食事も出るようです。
夜中の甲冑美術館、気になる方は是非どうぞ。

アメリカ食材でクッキング40

2010年04月09日 | ボストン(アメリカ食材)
手軽に手作り感のあるおやつを作るには、混ぜるだけ、焼くだけが楽ですよね☆
今日は、気になってたPillsburyのシナモンロールを焼いてみました。


外観はいつもと同じ、チューブ状。

中を開けると、すでにロールして更にカットまでしてある生地が、詰めてありました。
それを1個1個天板に並べます。

茶色のレンガ状のものが、シナモンシュガーの部分のようです。

で、焼くこと10分。

右が焼いたものです。
Pillsburyのチューブの中に、アイシングが入ってる小さなバケツが入っていて、
そのアイシングを温かいうちにかけます。
かけたものが左です。


学校から子供が帰ってきて、3時には焼きたてがいただけるという、
超スピーディな手作り感あるおやつになりました。

もともとPillsburyのパン生地は少し塩気が強いので、
このシナモンロールも、ちょっと塩気があるものでしたが、
焼たてあつあつはウマウマでした♪


あるものを上手に使って、今日も美味しいおやつです。