Visual & Voice + H のココロ

“感情移入できる映像”によって、新たな映像コンテンツの開拓、映像の可能性を追求するビジュアリスト・柚木公奈の想い。

いままでのすべてが、ここに繋がっていたと話す陶芸家・三橋乙揶(シバ)が個展!

2017年12月03日 12時06分00秒 | 衝撃&オススメ
僕は人生の途中で、大きくハンドルを切った人にかなり引かれます。
改宗者パウロ(珈琲派から酒派に改宗したパウロも)にはじまり、
投手から打者に転身した王貞治、
医者やコピーライターとかから転職した多くの作家たち、
ピアニストから物理学者になったアーヴィン・ラズロー、
などなど・・・

複数の社会を知っているから、
人間的な深みを感じられるんで好きなんだと思う。
先の社会で挫折を感じて離れ、その後の社会で乗り越えた人には、
一層、その深みが大きな魅力に感じてしまうのだ。

ということで、ミュージシャンのシバ、
陶芸家としては三橋乙揶。
ミュージシャンとしても現役なので、
実際には“陶芸家に転身!”というワケではないはず。
だけど、ライブの時のとは全然違う寛いだ表情を見ていると、
こっちを本業としたのかな? と、感じてしまう。










そんなシバ(三橋乙揶)の今回の『青い空の日2017』作品は、
僕が「シバ柄」と評した柄が影をひそめ、
新たな世界に踏み出そうとしているのがわかる作品たち。

今回も八王子の土にこだわった作品も多いのですが、
これまでの作品を見られた方には、
「おっ!?」と、思わず手に取ってみたくなる作品も多々あります。







また、シバ(三橋乙揶)の作品未経験の方には、
たぶん在廊中は他にやる事がない(やりたくてもできない)都合上、
いろいろなお話を聞かせてくれます。
これも、ライブのMCの時とは全然違うテンポで、
本人自身も話の内容をかみしめるように話してくれますよ。

今日は一日、天気もいいみたいなので、
ぜひ、国立のギャラリー・ビブリオへ。
血糖値が心配な方は、目からウロコの話も聞けます~


◆「三橋乙揶作陶展“青い空の日2017”」 
12月2日(土)~10日(日) ※水曜定休 入場無料
11~19時 (最終日17時終了)  
ギャラリービブリオ
国立市国立市中1丁目8-32
http://d.hatena.ne.jp/banka-an/20171113