Visual & Voice + H のココロ

“感情移入できる映像”によって、新たな映像コンテンツの開拓、映像の可能性を追求するビジュアリスト・柚木公奈の想い。

流石のヨーロッパ映画だった『エゴン・シーレ 死と乙女』

2017年03月08日 20時38分58秒 | 衝撃&オススメ
日曜日は、朝の9時から『エゴン・シーレ 死と乙女』。
久しぶりのヨーロッパ映画。



で、“流石”の映像の美しさにシビレる。
特に前半の丁寧で繊細な画作りは
ビスコンティ(訂正/ベルトルッチでした(^_^;))の映画『1900年』を思い出した。
そして、信じられないようなクレーンワークも何度か。
静的な物語なのに、アクティブなカメラワークも素晴らしい。

それなのに、パンフレットもホームページも
カメラマンの記述がほとんど無し。
元役者だったという監督が絵コンテを描いたのかなぁ〜?
とにかく、カメラマンが気になった映画でした。

それにしても、悪いヤツだなぁ〜エゴン・シーレ。

あのくらいの自我でないと、
あんな作品は作れなかったのかも?