遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

珍果

2020年07月29日 | その他

おばんでがんす

我家の新宅の先代はなかなかの新しいもの好きであった

前橋の大手の漬物会社に勤務していたが、農家をしながらの務めであった

邑で一番最後まで馬を飼っていたし、邑で一番最初に耕運機を購入したし

むらで一番最初に果樹栽培に着手した、最初は林檎であったが、次はプラムであった

共にたくさんいただいた記憶がある,そして未だそのころ聞いたことも無い観光農業もしてみた

全部が成功した訳ではないが新しい農業を模索し近在近郷の農業に先鞭をつけた業績は大きい

そうしたなかで初めて本格的な温室を作って暖地の花を植えていた、そして、植物好きでもあった

ポポーと言う当時珍しいくとても甘い果樹を作っていた、然し餘に甘っとろくて閉口した

其の先代が未だ出初めのブロック塀と言うものを作った、しっかりした強固の物であったが

外観が和風ではないということで景観的に合わないと言いすぐ脇に気根を出して這い上がる

木を植えた、景観と言う事を気にすると言う

バランス感覚の強い人であったのだなあと思い出している

なんという木かも知らず、元気の威勢の良い木を植えたぐらいに思っていたが

少しは植物の勉強をするようになってこれに実が成ることに気ずいた、しかもそれが食べられる!!

矢張り植物好きで実のなる植物を好んで植えていたのだ、おそらく子供たちの為におやつに成るか

もしれないし、珍しい、新しい木は子供たちの勉強にもなると考慮したので有ろう、、、、、、、

、、そしてそれが暖地の樹で「イタビ」と言う木だと知ったのは未だ二三年前だ

今や段段伸びて繁殖し刈り込むのに手を焼く程に成った。一位の生け垣にも這い上っている

先代の跡取りが若くして激症脳出血で他界しその息子が跡を継いでいるが真剣に後継ぎをしている

今迄丁寧に刈り込みをしていたので気が付かなかったのかもしれないが、今年は、天候の所為か

実が沢山成った

無花果の親類と言うが確かに似ている

熟すとこんな色に成るが、どうも食味は良くない

中身はとても無花果に似ている

一応話のネタに食べてみたが、、、、

此方は一位の実だが此れの方が余程美味い

梅雨の終わりに近付いて来ているらしいが昔懐かしい「でんでんむし」を見つけた

角も槍も引っ込めてしまったが、、、、、、、、

そんじゃあまたはなすべえ

遊童子

 

 

コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
懐かしいです。 (ともやんの妹)
2020-09-19 16:08:15
こんにちは。
この記事を見て思わず「あの実だ!」と思いました。
当時はただ「カズラの実」と呼んでいたような記憶があります。
大きな岩を包むように葉っぱが茂っていて、そこにイチジクの半分位の大きさの
実が沢山なっていて、紫色になるとみんなでもいで食べたものです。
今の若いお母さんだと「そんな訳の分からないモノを食べないで!」
って怒るところでしょうね~^^
他にもグミや桑の実、ヤマモモなど自然のおやつを良く食べました。
イチジクは娘が大好きで時々買って来ます。確かに美味しいのですが
昔食べたこの実の方が美味しかったように思うのは昔の記憶だからでしょうかね~
もう1つありました! (ともやんの妹)
2020-09-19 16:17:49
「イタビカズラ」にちょっと味が似ているのですが
「イヌビワ」という木の実もありました。
こちらも紫色になったら熟したしるしで、もう少し暑い時期だったように思います。
本当に懐かしいです^^
オオイタビカズラと犬琵琶 (遊童子)
2020-09-20 23:38:54
ともやんの妹様
こめんとありがとうございます
そして返信が遅くなってごめんなさい
懐かしい木の実が次々と出てきて昔を思い出しました
茱茰も何種類かあってよく食べましたし今も食べます
桑のみは、こちらではどどめと言います生はもちろん便の中に入れて篠のℬ峰で衝いてジュウスにして飲みました、唇も舌も忽ち恋紫色になり挙句の果てにはシャツ迄汚してよくしかられました
無花果も好物の一つでした
ヤマモモはこちらにはほとんどなくて食べた経験が未だありませんが山梨はこの時期よく食べました
栗も自分の家ももちろん他人の家のものまで向いて食べたものです
特にまだ熟さない白い栗は甘くてやわらかくて
しろっ子、と言って子供の好物でしたが、大人には怒られたものです
犬琵琶もこちらにはなく、実生の琵琶があるとたちまち子供に見つかりなくなってしまいます
もう七十年も前の話です
でもそれらが良い方向に作用して今も元気でいられるのではないかと思っています
時々ゴルフ場で㎡にかけるとついつい手が出てしまいます
いやしき育ちの、庶民の話ですね
ではまた

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