志賀高原に行きました。
一年に一度の親孝行です。
軽いハイキングのつもりでしたが、ただの温泉旅行になりました。
初日は強風と大雨で池巡りどころではなく、二日目も朝のうちはガスが沸き、ゴンドラで東館山に登ってみたけれどほとんど見えず。
寺子屋山方面
本当ならここから岩菅山に行きたいところだが、母にはきついコース。
今回は見送り、横手山方面のお天気が良かったとの情報を得て昨日出来なかった池巡りをすることにしました。
ゴンドラ、ロープウェイ、バスと乗り継ぎ硯川に行きます。
途中の木戸池周辺の黄葉がきれいでしたが、バスの中で写真もうまく撮れず残念。
志賀高原は白樺とダケカンバが主で、紅葉も黄色が主体ということです。
硯川から前山リフトに乗り前山へ。広々した小高い丘になっていて、横手山が見えます。
ほぼ平坦な道を往復二時間、四十八池まで歩きます。
5分ほど歩いたところの渋池。向うに横手山が見えます。


四十八池と 志賀山(左)と 裏志賀山
四十八池から大沼池を周ることもできますが、途中700段の階段があるとのパンフの情報で最初から諦めました。
四十八池までの道は針葉樹林帯で黄葉はほとんど見られずちょっとがっかり。
志賀山に登ればもっとたくさんの池も見ることができ、眺めも良いようですが、今回はパス。
四十八池で昼を食べて元来た道を戻ってきました。
そして、前山に着いてみると・・・
さっきは見えなかった西の方に雪を被った北アルプスが雲の上に見えるではありませんか!

雪のアルプス。中ほどに白馬岳、左へ順に杓子岳、白馬鑓ケ岳、唐松岳、五竜岳、鹿島槍ケ岳
感激です。
もっと上に行って見てみよう、ということで、バスで横手山に向かいました。
ところがお天気に誘われたのか?車の多いこと多いこと。
バスは早速渋滞に巻き込まれ、これでは横手山に登っていては帰れなくなってしまう。
『のぞき』の駐車場からも眺めが良かったので、横手山には登らず景色を見ながら帰りのバスを待つことにしました。
午後は西日で山々もくっきりとはいかないけれど、それでも北アルプスを見ることができて満足でした。

『のぞき』からの素晴らしい眺め
霞んでしまっていますが、左手には穂高岳、槍ケ岳も見えます。
右手手前の三角山は笠ヶ岳
しかし・・・
一ヶ所を決めて歩くのならばよいけれど、今回はこっちが曇っているからあっちにしようと移動したため、乗り物の接続やら時刻表のチェックやらで忙しなく、歩くより疲れてしまいました。
バスの待ち時間ももったいなくて、タクシーが走ってくれていたらいいのにと思いました。
一日は風雨で残念でしたが、温泉に入り美味しい物を食べ、二日目には晴れて北アルプスも見えたし、まずまずの旅でした。
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