日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



檜洞丸の『しろやしおつつじ』をいつか見に行きたいとずっと思っていた。
標高差1,050m。私の足でその日のうちに帰れるか、少し心配だったが何とか行ってこれた。
新緑がとてもきれいだ。
ゴーラ沢を過ぎるとちらほら『あかやしおつつじ』が。
『あかやしお』と『とうごくみつばつつじ』の区別が私にはよくわからない。
『みつばつつじ』というから葉がみっつなんだろうけど。
見たところ葉っぱはみっつ、しかし本にはつつじ尾根には『あかやしお』が多い、とあるから『あかやしお』なんだろう。
どこかのおじさんも『あかやしお』と言っていた。
新緑

あいにく曇り空だったので展望園地からの富士山は雲の中にほとんど隠れ、右手の稜線が少し見える程度で残念だった。
展望園地を過ぎて30分。
いきなり『しろやしお』が!
「わぁ~!」と思わず声を上げてしまった。
立ち止まりさっそく写真をとる。三脚を立てじっくり撮っているおじさんもいた。
しばらくはつぎつぎに現われる『しろやしお』にそのたびに写真撮りに夢中になる。
この時期、ここに来る人は100人中100人はこの『しろやしお』を見るためにくるのだろうと思う。
『しろやしお』は『ごようつつじ』とも言い、愛子さまのおしるしにもなっている。
本当に清楚で気品のある花だ。

山頂付近ではまだ蕾がかたかったのであと一週間後くらいか。

しろやしお

わちがいそう

足元を見れば、私は初めて見る花。『わちがいそう』だそうだ。





檜洞丸山頂
ほぼ標準タイムで登ることができた。
山頂ではみんなグループごとにあちこちに敷物を敷いてお食事タイム。
おばさん一人あまり目立つところに敷きたくないし、何となく座る場所がなくトイレも借りたいので下の小屋まで下りて行った。
幸いテーブルがおじさん一人だったので、空いていたところを使わせてもらう。
食べ終わった頃、急に時雨れてきたので休憩もそこそこに下山することにした。

同じ道を戻ってもつまらないので、登りはまずまずの時間で登って来れたので犬越路をまわり用木沢へ下りることにした。
標準タイム3時間なので今から下れば一台早いバスに乗れるかもしれない。
が、これがとんでもない間違い。
さっそく急なざれざれの下り。
滑ったり転んだりして足でも痛めたら、と思うと一人の時は特に慎重になる。
花に見とれていたにしても、急な崖みたいな道を慎重になり過ぎたにしても、熊笹の峰から小笄までの道をコースタイムの倍以上の時間がかかってしまった。
それにしても悪路だ。

こちらも山頂からしばらくはつぼみのつつじだったが、熊笹の峰を過ぎてしばらく行くと満開の『しろやしお』と『とうごくみつばつつじ』。
これでもかこれでもかと言うほど現われてほんとうに素晴らしい。

しろやしお

とうごくみつばつつじ
みつばつつじは色も鮮やかだ。
やっぱりこっちを周ってよかった。






こいわざくら
崖下にかわいい花を見つける。
そばにいたおじさんが『こいわざくら』だと教えてくれた。
これも初めて見る花だった。


用木沢に出たころにはとうとうポツポツとしてきた。
しばらくは雨具なしで済んでいたが、バス停まであと10分ほどのところでかなり降られてしまった。




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