ゆみなのteatime

飼い猫なっちゃんの写真 淀川長治映画友の会で育った映画好き 全国一の宮神社巡り などなど・・・

近江国一之宮 建部大社

2011年11月25日 | 神社
 次の目的地 建部大社を目指して
 翌日はホテルの前の「島の関」から
 京阪電車に乗り 「唐橋前」まで行きます
 9駅で約13分です
 「唐橋前」からは歩きです
  ぶらぶら歩きながら15分か20分
  途中 大きな橋を渡ります
 道はほぼまっすぐなので迷いません

 車道を渡ると鳥居の前

 

 ちょうど七五三ののぼりがありました

 

 ここも思っていたよりずっと広い敷地で
 立派な神社でした
 鳥居から参道が奥のほうへと続いています
 右側には住宅が並んでいます

 奥へ進んで左側に神社の入り口がありました

 

 奥行きのある立派なところですねえ

 

 祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)で
 相殿には大神神社から勧請された大己貴命が
 祀られています。
 日本武尊は伝説上の人物とされていますが
 武勇伝が多く 熱田神宮に祀られている
 草薙の剣は彼のものですし
 大阪の大鳥大社には白鳥となった日本武尊が
 祀られています。
 その足跡は各地に残っていてお話も面白い

 源頼朝が戦勝祈願した事でも有名です
 武運 出世開運の神様ですね

 ここのお祭は大津三大祭りのひとつの
 船幸祭(せんこうさい)があります
 飾り立てられた神輿を乗せた船が
 琵琶湖を渡るんですね

 ~で こちらが本殿です

 

 ここの狛犬さんは珍しいです
 写真には写ってませんが足元に
 松の盆栽が植えられてます

 

 他にもここの境内には沢山の狛犬さんがいて
 どれも個性的で 楽しい

 本殿前の狛犬さんは
 堂々として風格があり

 

 これはいつの時代?というのも

 

 更に珍しい陶器の狛犬さん

 

 稲荷社のほうには可愛い狛犬も

 

 まさに狛犬オンパレード!面白い
 ここに参拝にきたら是非 狛犬さんも
 見て下さい

こちらは建部大社のご神木

 

 早朝に参拝したので帰りの新幹線まで時間が
 あります。すぐそばに有名な石山寺があるので
 京阪電車の唐橋前まで戻り ひと駅乗って
 石山寺の駅まで行く事にしました

 次回は石山寺から京都へ戻ります 

  
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琵琶湖 三井寺 

2011年11月15日 | お寺
  さて午後の2時半過ぎ 大津駅に着きました

  

  ちょっと雑然とした駅ですが街は開けてます
  駅から湖に向かって広い道路が続きます
  まっすぐ歩いて 15.6分するとお目当ての
  琵琶湖ホテルが見えてきました

  

  ここを選んだのは温泉が出る事!
  ホテルだけど 露天風呂のついた広い浴場が
  ある事です。
  神社巡りのポイントはその土地の温泉に浸かる事
  その土地の名産の食べ物を頂く事
  出来れば朝日や夕日を浴びる事

  ~で ここの温泉は薄い茶色で柔らかなお湯
  疲れが癒されたし 露天風呂からの眺めも
  最高でした。 琵琶湖って思ったより大きい
  びっくり

  ホテルで荷物を預け ホテルの前を通っている
  京阪電車石山坂本線に乗り三井寺駅まで・・
  ものの2分です 160円でした

  電車には土地の小学生達の絵が描かれていました
 

  

  三井寺の駅から疎水のそばをゆっくり歩くと15分くらい

  水の流れや石畳が良い雰囲気です
  春には桜がきれいでしょうね

  

  駅の前に近江牛のコロッケを売っているお店も
  ありました。美味しそうでした

  

 三井寺は西暦672年 園城寺という名前で建立され

 後に延暦寺別院となったり数々の歴史の舞台に

 登場する由緒あるお寺です

 平家物語や源氏物語にもゆかりのあるお寺で

 西国33箇所観音霊場の第14番目札所であり

 ご本尊は釈迦入滅後56億7千万年後に現れるという

 弥勒菩薩を祀っています

 


 小高い場所にあるので琵琶湖が見えます

 本堂の右側にはその景色を眺めるようにして
 能舞台があります
 江戸時代の建造で県の重要文化財です
 満月の夜などにはさぞかし風情のある
 趣きでしょうね

 

 その他にも様々な建造物が国宝だったり
 国の重要文化財だったりします

 広いけれど 階段が多くて結構歩きます

 本堂の脇のお茶屋さんで「冷やしあめ」を飲んで
 休憩しました。
 ひやしあめは関東では見かけませんが
 水飴に生姜を加えて水で溶かした飲み物で
 さっぱりした感触で 疲れが取れました
   
 電車で琵琶湖まで戻るともう夕焼け

 

 観光船の着く波止場です
 
 

 更に夜になるとホテルの前の湖はライトアップ
 とてもきれいで・・お祭みたいね
 どうやら土日祝日は琵琶湖はな噴水というのを
 やってるようです。
 12月もあるみたいですね
 滋賀県の観光情報サイトにのってます

 

 色のついた噴水が湖面から高くあがります
 それはそれはきれいで 一見の価値あり
 
 これもついてましたね!

 夕食はホテルから歩いて3分くらいの
 ダイニングMOO(モー)で近江牛を頂きました

 男性や若い人には少し物足りない量ですが
 女性や年配にはいいんじゃないかと思います

 

 これで3500円
 焼き加減とか量とかは注文がつけられないみたい
 いわゆるお任せというやつですね
 家庭的な雰囲気の感じの良いお店で
 まだオープンしてそれ程経ってないみたい

 ちょっと安く近江牛を食べようかなと
 思って探したらサントリーのHPで見つけました
 ~なので ここのビールはサントリーです 

 小さくてこじんまりしたお店です
 緑の大きなのれんが目印
 野菜やお米も地元のものを使用して
 こだわってます

 お値段手頃の近江牛という感じかな

 さて 次回は湖のそば 建部大社に参拝します 
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伊賀一宮 敢国神社(あえくに)

2011年11月09日 | 神社
 秋も深まり 一の宮巡りには良い季節となりました
 今年は もうすでに8箇所を巡りましたが
 今月初め 更に2箇所を参拝しました
 これで10箇所目 記録的には今までで一番
 参拝箇所の多い年となりました。
 これも 震災がきっかけとなったのかも
 しれないと思っています。

 今回は 三重県伊賀市にある敢国神社 
 伊賀一の宮です。あえくに と読みます
 ここはお勧めです とても優しい「気」が
 ある場所です

 今回も安いパック旅行を利用しました
 神奈川から行くとどうやら京都まで行って
 それから琵琶湖方面を目指す方が経済的です

 京都に午前9時過ぎに着き
 10時発の東海道本線新快速 近江塩津ゆき
 に乗ります。
 10駅目の草津で乗り換え
  柘植(つげ)駅で更に乗り換え
 2駅目の 佐那具(さなぐ)駅で降ります
 京都から約1時間半くらいかかります

 佐那具駅は委託された町の人?が昼間
 いるだけで 夕方にはもう無人駅になります

 

 JR西日本のロケーションサービスの
  フォトギャラリー に載っている駅で
 周囲を畑に囲まれたのどかな場所と紹介
 されてます(京阪神地区をクリック)

 木造の素朴な駅です

 駅前にはなーんにもありません
 コンビニも見なかったなあ~
 
 

 バスもなくタクシーもない
 ここから歩いて敢国神社まで35分
 道もわからず 時間も無駄にしたくないので
 タクシーを呼びました
 ネットで調べた時は キタモリ交通が出ていたけど
 駅には三交 さんこう の電話番号がありました
 三交のタクシーを呼ぶと15分くらいできます

 駅からタクシーで約12分 1100円位です
 のどかな田んぼ道や家の間を通っていきます
 タクシーは鳥居の前までいきますが
 表参道の入り口にバス停があるのでそこで
 停めてもらうといいでしょう
 バス停の時刻表をみてから参拝しましょう
 1時間に1本くらいのバスがきます
 帰りはここからバスに乗りました 170円です
 佐那具駅とバス停は離れていますが 田舎で
 見通しがきくので 駅の方角はわかります
 駅まで7.8分くらいだと思います。
 バスが駄目なら 社務所でタクシーを呼ぶか
 歩いて駅まで戻るしかありません
 歩いても良さそうな田舎道ではありますが・・

 それ程広い敷地ではないけれど 表参道と
 裏参道があります
 表参道の右側には古い土蔵のある家々が・・

 

 このあたりは 瓦屋根が多くて土蔵が沢山
 残っています。

 表参道を通ると 右側には芭蕉の句碑があります

 

 裏参道にある小さな祠の前には狛犬さんならぬ
 瓦作りの しゃちほこが神様を守ってました

  

 その土地の郷土色が出ていていいですねえ

 裏参道も良い雰囲気です

 

 さて 朱塗りの立派な鳥居です

 

 この鳥居の形は両部鳥居または権現鳥居ともいいます
 主に神仏混合の場所に建てられる事が多いようです
 昔は お寺も一緒にあったのでしょう

 この形は有名な所では 広島の厳島神社の海中にありますね
 そういえば来年の大河ドラマは? 平家でしたか?

 鳥居を入るとすぐに拝殿までの長い石段が~

  

 石段の左側に社務所があります

 

 拝殿も古くて良い雰囲気でした
 敷地内全体に 良い「気」があります
 久し振りにご祈祷をして頂きました
 若い神主さんでしたがなかなかでした
 ご祈祷の時に太鼓を叩くのですが
 そのばちさばきが見事です

 祀られている主神は 大彦命(おおひこのみこと) 
 大彦命は第八代孝元天皇の皇子で四道将軍の
 ひとりとして北陸未開の地を切り開いた後
 伊賀の国に永住しました。伊賀の領主となり
 子孫を繁栄させたのです
 伊賀の阿拝(あえ)郡に住んだため阿拝氏を
 名乗り後に阿部 安部(あべ)と呼ばれるように
 なりました。阿部氏の総祖神です
 またこの地方には外来民族である秦族が多くいた
 ので 彼らの信仰する 小彦名命(すくなひこ)
 が 配神として祀られ
 一緒に金山比命(かなやまひめ)がお告げにより
 祀られています
 金山比命はイザナミノミコトが神々をお生みに
 なった時 最後に火の神を生まれ 余りの苦しさに
 吐いた時に その中から生まれた神様です
 ちなみに一緒に生まれた金山産命は男神で後に
 水波能女神との間に出来たのが豊受姫命という
 伊勢神宮の外宮に祀られている五穀豊穣の女神です
 古事記の神話は面白いですから
 興味を持たれたら 読んでみてください 

  

 ご祈祷を終えて バス停の時刻表を見ると
 丁度 1時間に1本のバスがくるので乗りました

 ついてましたね

 それ以降はスムーズに計画が運びました
 ご祈祷のおかげかな
 感謝です
 佐那具駅を 12:54分発の亀山ゆきに乗り
 柘植で乗り換え 滋賀県の草津でまた乗り換えて
 琵琶湖のそばにある大津駅まで 行きます
 大津駅に着いたのが 午後2:33分 

 その日は琵琶湖ホテルに宿泊するので
 空いた時間を利用して 三井寺を参拝する事に

 次回は 三井寺から~
 

 
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