オーランドからこんばんは
こっちは時差があるので朝ですが……
なんと、私あっという間に年を取りまして……
きのうはルームメイト達がバースデーパーティーしてくれた。
私と、もう一人チャイニーズの子も先週で。
二人一緒に、お祝い。まじでワイン4本も開けたよ。
案の定すっごい眠くなって、バタンキュー状態。
起きたら二日酔いっぽかったので、身体によさげなジュース飲んでます(笑)
手作りのめっちゃかわいいケーキとか、ちらし寿司とか
(これは日本人の子が作ってくれたの、寿司しか知らない子も気に入ってた★)
ポテトに牛肉煮たやつとか中華スープとか。
お休みの日を1日使って、買い出しに行ってくれたらしい香港人とうちのルーミーには
めちゃくちゃ感謝です。バースデーまで5勤した甲斐ありました!
写真見たい人は、Face book にUPしてます。ぜひ見てね~。
そんな中、聞いた衝撃的な恋のお話。
ルームメイトのメキシカンの子の彼氏君。彼は日本人とメキシコ人のハーフなの。
で、この間アメリカに遊びに来てて、私も会ってお話してるんだ。
でも、日本語全然話せないの。せかくなんだから覚えてよ~って話してたんだけどね。
実はこれにはれっきとした理由があったのです。
話は、なんとメキシコオリンピックまで遡ります。
1968年、ある一人の日本人オリンピック選手が、メキシコ人女性と出会いました。
そして、一時だけの恋に落ちるのですが…もちろん彼はアスリート。
メキシコに残らず、日本に帰る道を選びます。
それからしばらくして、女性は妊娠していることに気付きました。
いろいろな選択肢はあったのにも関わらず、彼女は自分の子を産むことにしたのです。
そうして産まれてきたのが、私のルームメイトの彼だったっていうの。
日本を知らず、日本語も話せないのに、彼のアイデンティティの一部を占める
父親の国、日本。産まれてこのかた、顔も声も、写真すら残ってないのに
自分の血の半分は、メキシコではないのです。
でも、自分ではどうすることもできず…
お母さんも、あまり多くを語ろうとしないんだって。
自分を置いていった相手のことだし、連絡を取り合うのも難しい時代。
これは当然のことだったのかもしれない。
自分がこの世に存在してることを、本当の父は知らないんだって。
でも、一度でいいから顔を見てみたい。写真だけでも欲しい。
って、彼はずっとそんな風に思っていたのです。
そして、私のルーミーのメキシカンの女の子が、去年アメリカにやってきて。
一緒に暮らす子に、日本人の子がいたので、父親の名前を伝えてネットで調べてみたらしの。
オリンピックに出るくらいの選手だから、検索すればヒットするわけで。
そこで判明したこと。
もう、お父さんは病気で亡くなっていたの。
それがわかった時、みんな悲しみにくれたらしい。
一度も顔を見ることなく、存在を知ることもないまま、実の父に会えなくなる。
これは、両親に育てられた私には、分からない感情。
それでも、彼は多くは望んでいなくて。
写真1枚だけでいい、形見になるものが欲しいって。
その日本人の子も、いろいろ手を尽くしてなんとか連絡先を探したらしいのだけど
何度電話しても、つながらないらしいの。
その番号が合っているのかどうかも??だけど
奥さんの名前と住所までは分かっているみたい。
日本人と結婚して、晩年は指導者の道を選んだ方だと、私も検索して知ったの。
私も、なんとか協力してあげたいのだけど…
いきなり亡くなった夫には、メキシコに子供がいましたなんて
当の本人も知らない事実を告げられるのって、なんともいえないよね。
せめて写真1枚手に入ればいいのだけどなぁ……
ネットで調べても、やっぱり時代が古くて当時の写真とか出てこないのです。
何かいい方法あれば、教えて下さい><
そんな、悲しいロマンチックな恋の話を聞けた、きのうのパーティーでした。
こっちは時差があるので朝ですが……
なんと、私あっという間に年を取りまして……
きのうはルームメイト達がバースデーパーティーしてくれた。
私と、もう一人チャイニーズの子も先週で。
二人一緒に、お祝い。まじでワイン4本も開けたよ。
案の定すっごい眠くなって、バタンキュー状態。
起きたら二日酔いっぽかったので、身体によさげなジュース飲んでます(笑)
手作りのめっちゃかわいいケーキとか、ちらし寿司とか
(これは日本人の子が作ってくれたの、寿司しか知らない子も気に入ってた★)
ポテトに牛肉煮たやつとか中華スープとか。
お休みの日を1日使って、買い出しに行ってくれたらしい香港人とうちのルーミーには
めちゃくちゃ感謝です。バースデーまで5勤した甲斐ありました!
写真見たい人は、Face book にUPしてます。ぜひ見てね~。
そんな中、聞いた衝撃的な恋のお話。
ルームメイトのメキシカンの子の彼氏君。彼は日本人とメキシコ人のハーフなの。
で、この間アメリカに遊びに来てて、私も会ってお話してるんだ。
でも、日本語全然話せないの。せかくなんだから覚えてよ~って話してたんだけどね。
実はこれにはれっきとした理由があったのです。
話は、なんとメキシコオリンピックまで遡ります。
1968年、ある一人の日本人オリンピック選手が、メキシコ人女性と出会いました。
そして、一時だけの恋に落ちるのですが…もちろん彼はアスリート。
メキシコに残らず、日本に帰る道を選びます。
それからしばらくして、女性は妊娠していることに気付きました。
いろいろな選択肢はあったのにも関わらず、彼女は自分の子を産むことにしたのです。
そうして産まれてきたのが、私のルームメイトの彼だったっていうの。
日本を知らず、日本語も話せないのに、彼のアイデンティティの一部を占める
父親の国、日本。産まれてこのかた、顔も声も、写真すら残ってないのに
自分の血の半分は、メキシコではないのです。
でも、自分ではどうすることもできず…
お母さんも、あまり多くを語ろうとしないんだって。
自分を置いていった相手のことだし、連絡を取り合うのも難しい時代。
これは当然のことだったのかもしれない。
自分がこの世に存在してることを、本当の父は知らないんだって。
でも、一度でいいから顔を見てみたい。写真だけでも欲しい。
って、彼はずっとそんな風に思っていたのです。
そして、私のルーミーのメキシカンの女の子が、去年アメリカにやってきて。
一緒に暮らす子に、日本人の子がいたので、父親の名前を伝えてネットで調べてみたらしの。
オリンピックに出るくらいの選手だから、検索すればヒットするわけで。
そこで判明したこと。
もう、お父さんは病気で亡くなっていたの。
それがわかった時、みんな悲しみにくれたらしい。
一度も顔を見ることなく、存在を知ることもないまま、実の父に会えなくなる。
これは、両親に育てられた私には、分からない感情。
それでも、彼は多くは望んでいなくて。
写真1枚だけでいい、形見になるものが欲しいって。
その日本人の子も、いろいろ手を尽くしてなんとか連絡先を探したらしいのだけど
何度電話しても、つながらないらしいの。
その番号が合っているのかどうかも??だけど
奥さんの名前と住所までは分かっているみたい。
日本人と結婚して、晩年は指導者の道を選んだ方だと、私も検索して知ったの。
私も、なんとか協力してあげたいのだけど…
いきなり亡くなった夫には、メキシコに子供がいましたなんて
当の本人も知らない事実を告げられるのって、なんともいえないよね。
せめて写真1枚手に入ればいいのだけどなぁ……
ネットで調べても、やっぱり時代が古くて当時の写真とか出てこないのです。
何かいい方法あれば、教えて下さい><
そんな、悲しいロマンチックな恋の話を聞けた、きのうのパーティーでした。