遊去のブログ

ギター&朗読の活動紹介でしたが、現在休止中。今は徒然草化しています。

ポテトサラダが、今、うまい!

2014-08-09 17:28:10 | ぼやき・つぶやき・ひとりごと
 7月半ばからジャガイモを掘り始めました。この地域としてはかなり遅めですが、植え付けが遅いので仕方がありません。私は3月の終わりごろから植え付けを始めますが、芽を出すのは4月の下旬くらいです。自生するジャガイモが芽を出すのはもっともっと遅いので、これでいいだろうと考えています。
この辺りでは4月になっても霜が降ります。ジャガイモの芽が出たときに霜が降りると芽はやられてしまいます。秋植えのジャガイモの場合は霜が降りると元気だった茎葉も一発でガクッときて、それで終わりになります。だから、ジャガイモは「霜から霜」までというところでしょうか。
 春に植えたくちゃくちゃの種イモが茎を伸ばし、葉を広げ、土の中にきれいな肌のジャガイモをいくつも育む姿には感動します。それを茹でて皮を剥き、塩と少しのバターを加えて潰すとポテトサラダの出来上がり。まだ温かいものを口に入れるとバターの風味も加わってジャガイモはこんなにうまかったのかと驚きます。冷めてからはスライスした赤玉ねぎや塩もみのキュウリ加えて混ぜますが、そうすると歯触りが変わってきて触感の違いが楽しめます。
 毎日毎日ポテトサラダを食べていますが、これまでこうした習慣はありませんでした。長い間、ジャガイモを茹でるのは『面倒だ』と思っていたのです。鍋に水を入れて加熱するだけなのになぜ面倒かというと、茹で上がったかどうかをみるのに箸で刺したりしても、なかなかベストなタイミングを見出せなかったからでした。そして、茹で上がっても熱くてすぐには触れません。もういいかなと思って皮を剥き始めたらまだ熱くて火傷しそうになったり、冷ましすぎてバターが溶けにくくなったりするからでした。その間ずっと気にしていなければならないのが鬱陶しかったのです。
 畑でジャガイモをつくると大きいものやら小さいものやら混ざっています。それでポテトサラダには小さめのものを使うと火の通りが早いので調理しやすいことがわかりました。あとから気付いたのですが、包丁で皮を剥くよりずっと楽です。それで小さめのジャガイモから減っていくのですが、無肥料栽培ということもあって小さいものが多いのでポテトサラダには都合がいいようです。マッシュポテトを作るまでが面倒だと感じていたので、それが解決した今、コロッケやミートパイも増えそうです。実際、畑のジャガイモで作ったコロッケは「何だ、これは!」と思うくらいうまいのです。自給自足の醍醐味というところでしょうか。
コメント
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