ゆきんこの萌え絵日記

「王都妖奇譚」の二次創作ブログです。
小説、漫画は最新記事が下がります、済みませんがスクロールお願いします(^^。。)

二月v

2010-02-25 | 王都
もう2月も後少し、早いですね。
絵は何だかまたも変で済みません(^^。。)

大阪も大分暖かくなりまるで初夏です、明日からは又冷え込むみたいですが・・・


後、私事で恐縮ですが5月のシティ申し込みました。
落ちたりしなければ王都で参加します。
エロ本描くんだ・・・エロ・・・(呟き)
ほんとならエロは自分が描くより読む方が良いのだけどねvv(笑)


2010-02-22 | 王都
身長差あり過ぎ・・・(私の脳内では15センチ位将之が高いんだよー、笑)


ちょっと晴明が甘えてるような甘い感じ??
が、唯単に痛いというかこれも又不思議な仕上がりです(涙)

切ない・・・

2010-02-19 | 王都
切ない歌とかラブストーリーとか好きです(苦笑)

恋に恋してる感じというか現実には無い(笑)恋心に勝手にときめいているというか(済みません)
好きな男女がもう会えなくなってしまうとか・・・ほろりです。
(でもドラマとかは見ないんですけどね)

なので河村恵利さんの漫画好きです。
この作者さん、ほのぼのでありつつしみじみとした平安の恋愛のお話がとてもお上手です。


で、ちょっと絵を描いてみましたvが、いつも思うのですが将之と晴明の間って特に障害が無いんですよね!(笑)

身分差はお互いあまり気にしてないみたいだし相手に恋人も居ないし双方の親や身内が喧嘩してる訳でもない。
影連は黄泉の国だし誰も邪魔(影連がそうだと云っている訳では・・・汗、苦笑)が居ない。
友人関係なら完璧に近いし、恋人同士になっても付き合うも別れるも前向きに話し合ってお互い納得した上で別れそう!(そんなの嫌だなぁ、笑)

何というか敗因は(敗因とかいうし)将之のポジティブさだよね。
何か分からない雰囲気やムードにえ?何で?どして?と思って相手に話聞いてそれに対してあーじゃこうしよう、とか言いそうな感じがする(?)

いや、彼もまだ若いし勿論そこまでは到達して無さそうだけどちょっとは迷いつつもでもそうさほど時間の掛からない間に人間関係をそれなりに修復、纏めそうなんだよね、特に年を取れば。
大器晩成な感じがする。(今でも充分だけど)


晴明様は結構感情的だし思い込みも激しそうだし(笑)ツンデレだし、ごちゃごちゃした恋愛には良いのですがどちらかというと恋愛の舵は将之の方にありそうなので(?)将之が病んでるか健やかであるかでこの二人の恋の行く末が変わる気がする。


将之が病んでたら面白いのになぁ!(笑)
(しかし原作で始めから病んでたら好きにならんかっただろうしな)

怪我と結婚話、以外で
この二人で切なくなるってどんな感じかな・・・?


後、余談。
原作では友人設定(だよね??)で、そこからどう発展してゆくのか考察。


晴明は割りとはっきりしてて欲しいものは欲しい、気も強い、とありますがその割りにはそんな攻撃的、積極的でもないよね、結構受身(えろい意味でなく、笑)自分は少し下がって(?)周りを見てるような、将之にしても自由に泳がせてるように見える(?)
一人の時間が好きで、でも人も好き、みたいな感じがする。
将之も気が強くて行動が早いのにそれは晴明には活かしきれてない気がする、笑。
相手を自分の好きなように押さえつける様子もないし晴明と別のところで自己が確立してるというか人と接する感覚が晴明とは違うのかな???
周りからも大事にされてそうだしね。
愛されて育ったから(お母さんは亡くなってしまったけど)根底が揺るがない自信があるのかな?
でもたまに寂しそう(まあ、そういうところもないとだね)



まあ、でも影連の事をなんでそう拘る!?と怒っていたからいいかvv


おっとっと、長くなってしまいました、済みませぬ~。









王都SS5「下弦の月」15

2010-02-15 | 王都SS5「下弦の月」
すみれ殿にとって相手は自分でなくてもいいはずだ。
内裏の数多の男の中で何故自分を選んだのか?
 
将之にとって素朴な疑問がつい口を出た時、菫は小さな落ち着き払ったそれでいて少し寂しそうな鈴の音のような声で囁いた。

~それは将之さまにとってそうなのですね~



そして帰る様、下がる様促され将之は何だか落ち着かないまま帰路に就いたのだった。
菫の真意も彼女の小さな果の実の様な甘くて優しくて淋し気な声も将之には伝わっていない。


(・・・振られたかな?)

漠然ともう通えない雰囲気を察して将之は牛車内でそう思った。
あんまりいい気分では無かったがさりとて悲しみに打ちひしがれるような事もない。
元々そう女にもてる気質では無いし振られるには慣れている・・・とまで思い立ち将之は本当に今までに自分が恋を失って哀しんだり悔んだりしたかというとそんな記憶は無いような気がした。

(・・・)

父と母はどのようにして出会い恋を実らせたのか、それらがぼんやりと頭を過ったが将之はもうそれ以上は考えるのを止めた。



その夜晴明は池の妖魔とは別件の怨霊退治に保憲たちと赴いた際に最後の一矢を報いた鬼の爪によって左肩に大怪我を負ったのだった。

血吹雪があたりを舞い保憲が自分を呼ぶ声も鬼の哀しみに満ちた慟哭も揺るぐ地面も今に始まった事ではない、もう幾度も繰り返され慣れた気さえする。
遠い遠い悲しい辛い現実に打ちのめされるかの様に晴明は地に倒れこんだ。


小さな時に見た女の鬼は幼子を残して今生を去る際悲しそうであった。
病弱な若君は・・・

将之?

常軌を逸した方法で我が子を護ったのは、護られたのは・・・将之だったか?
・・・思い出せない。



「先生!!!」

悲痛な呼び掛けにはたと晴明は目を覚ました、ちゃんと自分の館の寝所まで運ばれ手当ても施されている。

「・・・籐哉」

気づいて良かった、と愛弟子の籐哉は安堵した表情を見せた。
その幼さの残る瞳には薄ら涙が滲んでいる。

「又お怪我されて・・・心配しましたよ」

又、という点が引っ掛かる、晴明はよっこらしょと左肩を押さえて起き上った、そして籐哉に向き直って苦みを含んだ口調で云う。

「悪かったな、心配掛けて・・・、まあそう大層にするな、大したことは無い」
「大した事って、結構深く切れてるんですよ!」

そんな調子だから尚更気に掛かるのに・・・とそこまで云い掛けて籐哉は切なさに押し黙ってしまった、以前に比べれば人を寄せ付けない態度や雰囲気はましになったものの彼の根底は変わらない頑なさに籐哉は小さくため息をついた。

「湯を汲んできます」

籐哉は一言告げるとその場を足早に去って行く。


「弟子泣かせだな」
「!?浩允どの」

男が籐哉が走り去った御簾奥から姿を覗かせた。
なんだ、居たのか、という様な云い様で晴明はあっさり返した、気の使う相手でもない。

浩允は晴明の手前まで来ると屈んで彼の少し血の滲んだ左肩を見遣った、血はもう止まっていたが傷が酷い為薄ら彼の白い単にしみているのだ、だが晴明の顔色はもう大分ましになっている。晴明は落ち着いている。
浩允は静かに言った。


「いい弟子だな」
「ああ、私には勿体無い」



月が宵闇をゆっくり過ぎる。
まるで円を描くかの様にゆっくり、ゆっくり過ぎそれにつれて宵はどんどん深くなるのだ。


養生を兼ねて数日床に伏せっている晴明は少しづつ過去の記憶を辿っていた、小さな頃、殆ど思い出せない母の記憶、忠行や保憲との出会い、暗い影を引き摺った兄弟子、・・・浩允が言うようによく出来た優しい弟子、・・・そして将之。

気が急くせいか思慮深くなく見える一面は彼の長所であり短所でもある、若くて心身ともに健康な男は驚くような懐の広さと優しさを魅せた。

将之は忙しいのかここのところ顔を出してこない、自分が思うほどに彼は寂しくないのかと思うと怪我で伏せた身にはしんしんと堪えた。
表出しない想いはいつまでも晴れない靄の中にずっとずっと居る様でそれらは晴明の笑顔を奪ってゆく。



「晴明どの」
「!?」

夜半過ぎ男が湯を汲んで晴明の元を訪れた、いつもなら籐哉が来るので晴明はじっと彼を見返す、男はゆっくり話しだす。

「籐哉どのは湯が沸く合間に横になってしまった、疲れているんだろう」

俺が替わりに清拭しようと男は湯に浸った白衣をぎゅっと細い浅黒い両の手で捻った、しっかり絞られた布は程よい温かさを保ち晴明の少し塞がった傷跡を清潔に拭う、もう貴族社会からは離脱し野や山で暮らした彼は慣れているのか単から滑らせた晴明の左肩の傷を優しくではないがそれなりに要領よく拭い続けた。

彼から湯とは違う水の匂いがする。

「・・・浩允、おまえ池に行ったんだな」

目聡い晴明に浩允ははははと苦笑した、相変わらずがらくたの様な物しか取れない癖に物探し、宝探しを続けるのを晴明は快く思っていなかった。

「あの池の奇獣はまだ退治していないんだ、死ぬぞ」

浩允は晴明の窘めを聞きながら薬膏を塗り真新しい布を巻いていった。
晴明の横顔もなだらかな肩も白い肌も絹糸の様な髪も総てが美しかった、浩允は落ちついた口調で話し出す。


「・・・俺はな宝が見つかったら、金銀珠が手に入ったらここ(京)から出て遠くの地で暮らすんだ」
「・・・」

賊に襲われ妻を失った男は新たな天地を探しているのかまるで夢を語るように嬉しそうに語る。
晴明は何も云わず聞いていた、その頃晴明邸の中庭からぱきっと小枝が折れる音がした、それらは母屋に居る二人には聞こえない。


「はぁ・・・」

将之は晴明が怪我を負った事を又しても知らされていなかったその上、何だかんだと用も多くしかも晴明とは以前浩允との事で喧嘩別れをしている。
彼の足が遠のいていたのも致し方なかった。
それでも気を改め、久し振りに晴明邸を訪ねる事となったのだが何分夜分になってしまったので表の門前には誰もいず正式な入り口では無い戸から入り中庭を通り晴明の居る母屋の前まで辿り着いた。

菫の事は思った以上に周りから何も云われなかったのだが何となく気が晴れない。
階を昇り灯りの漏れる御簾の方まで行くと何かしら話す複数の男の声が聞こえる。

複数は二人、一人は晴明だと気づくのに時間は掛からなかった。



浩允はゆっくり晴明に手を伸ばすと彼を後ろから包む様に抱き込んだ。

「!?・・・」

「なあ、晴明どの、あんたも行こう。俺と一緒に行こう」
「・・・」


思い掛けない男の言葉に晴明はさすがに驚きを隠せない、何を言うまでもなく何故かと問い掛ける瞳に浩允は薄く笑って返した。


「あんたを見てると忍びない。あんたは鬼に喰われるまで陰陽師であり続けるのか?」
「・・・」

今の生活を続けているとその内死んでしまうぞと言わんばかりだった、雇い主である貴族たちは、昔の自分は、一人の陰陽師が例え自分のせいで死んでもそうは嘆かないのだと浩允は告げた。
この世の春を、典雅を謳歌している上流貴族たちには下々の痛みは分からない、理解しようともしないのだ、陰陽師は彼らの政的手段の良い手駒の一つなのかも知れない。
実際浩允はそんな一人の貴族だったのだ。


「なあ、晴明。野に行けば自由だ。
貴族も陰陽師も、何もしがらみは無い。
・・・俺と一緒に行こう」

「・・・」


まるで女を口説くかの様な物言いを晴明も御簾の向こうに息を潜める将之も聞いていた。
将之にしても晴明にしても考えもつかない事だった。

将之からすればあり得ない、とんでもない話である、晴明も幾ら職務がきつくともそういう考えには及ばなかったので何か遠い不思議な物語を聞くように聞いていた。
唯、彼の耳に一つ入って来たのは自由という単語だった。

何もしがらみが無い
身分差も無い世界・・・

将之のいない世界
彼を想う切なさも嬉しさも哀しさも何もない世界



―好きにしろ!―


以前ちょっとした事で怒って出て行って後ろ姿を何も思わぬ振りをしようと思いつつも悲しい気持ちで見送った。
将之に対する想いは大き過ぎて、強過ぎて・・・
晴明自身も哀しい程に持て余しているのだ。



「晴明?」

浩允の呼び掛けに晴明は小さく笑ってそして云った。


「・・・それも良いかも知れんな」
「・・・晴明どの・・・」



小さな、小さな呟きを将之も男も聞き逃さなかった。



続く(><)



バレンタイン

2010-02-14 | 王都
貰って嬉しいような困るような(?笑)

ちなみに千早ちゃんです。
晴明は千早ちゃんと氷月とどちらとくっ付くのでしょうか?
千早ちゃんとは身分差とかは大丈夫なのかな???
もしかして氷月でも彼女の方が高かったりする??
じゃ、晴明はあっちを見てもこっちを見ても相手が身分高いの???
何だか気を使うな(まあ晴明様なら大丈夫そうな気もするが、笑)

不思議な絵

2010-02-12 | 王都
意味不明なイラストになってしまっただ(><。。。)


今日、実家行ってきたら母親から養毛剤入りのヘアエッセンスを頂いた。
(使いかけ、使ってて良かったんだそうな!髪の毛増えたんだって!驚愕)

最近すっかり髪も細くなっているので使ってみて良かったら(効いたら)いいな!

しもやけ

2010-02-09 | 王都
しもやけが出来て痛いざんず(><。。)

特に薬も無くはーと思っていたら夏のムヒがあせも、しもやけに効果ありと!

あせもとしもやけに効くとは・・・
凄いなあ、ムヒ・・・。



なまはげ

2010-02-02 | 王都
寒い、寒い雪の日のこと。
晴明邸にて二人はいつもの様に酒を嗜み宵を愉しんでいた。
酒を楽しむというより二人の共有した時間を愉しんでいたのだが・・・。



将之「・・・寒いなあ」
晴明「ああ」

ま「寒いよなぁ」
せ「・・・二月だからな、一番寒い時期だろう」

ぱちぱちっと火桶の炭が爆ぜる、燈明の小さな灯が揺れる。
外は雪が降っているのだろうか板張りの床はしんしんと冷え込んでいる。
寒さゆえか何処となく落ち着かない将之を横目に晴明は音も無く酒を煽った。
彼が寒い、寒いというのは少し意外な気がした。


「将之、お前は寒さ知らずだと思っていたよ」
「?」
「お前の手は温かいからな、・・・」
「・・・」

そんなの関係あるのかよと返す将之に晴明は体温が高いのだろうと告げた、すると将之はそうかと自分で自分の腕を抱え身体をぽんぽんと叩いたり包んでみたりした。

「よく分からんが」
「・・・そりゃ自分で触っても分からんだろうが・・・」

晴明は半ば呆れ気味だったがそれを隠して自分の白い整った美しい手を差し出した。

「例えばほら、私の手は冷たいだろう」
「・・・」

将之は素直にその手を握ってみた、確かに彼の云うように少しは自分より冷たい気もするがやはりよくは分からなかった。

「・・・そんな気もするがよく分からん!」
「・・・」

お前は馬鹿かと晴明は両の手で彼の頬をばちんと包み込んだ、そして自分の冷たいであろう鼻先を彼のそれに押し当ててみる。
将之は何も云わない。

頬が頬を掠め晴明は彼の頭を両腕一杯に抱いた。
思いがけない晴明の行動に将之は何も言い返せなかった。

晴明は口元で小さく微笑んだ。

「・・・やっぱり将之は温かいな」
「・・・」

そこへ~・・・


「悪い子はいねが~!!!」となまはげ(中身、良源)が乱入して来たのだった!。


将之「わ~~~!!@@??」
晴明「・・・・・・」



終わり!(汗)



今日、ちょっと市内まで出掛けたら和風のお店の前になまはげが居たんですよ!(しかも三体も)
なまはげ見たの始めてでしかもなまはげって出刃包丁持ってるんですね!
怖いったらありゃしない!
そんな訳で描いてみました(えー)

このネタ前にも一回使ったんですが(笑)
らぶらぶな二人の間にお説教?なまはげ良源で勿論この場合の悪い子は将之なんですがらぶらぶの中身は晴→将。
あれー、もう駄目だ、最近晴将しか書けなくなってるんだ(笑)

いや晴将も大好きなのでいいのだけど本命は将晴なのにね。

それにしても晴将でも将之にお鉢が当たるんだから将之は不憫だよ!(笑)