フランダースの犬。。。

年末に何やらフランダースの犬のダイジェスト再放送みたいなのがありましたね。

名作と言われ涙する人が多いフランダースの犬。
でも私はいろいろ納得いかないことが多いアニメなんですね。
昔見たときも、今回も、やっぱりモニョるアニメでした。。。


★おじいさんは、その日暮らしな稼ぎ方では生きていくのがとても大変だって知っていたのに、自分は年寄りだからネロが大人になるまで面倒みてあげられないって知っていただろうに、どうしてネロに生きる術を教えなかったの？

木こりの弟子でもいいし、アロア父の言うように村の仕事を覚えるのでもいいでしょう。この時代、収穫期には人手はいくらでも欲しいでしょうし、ネロは素直で器用な子ですから、人に好かれ、きっと村の役に立ったでしょう。なんでなのかなあ。


★ネロも、子供といってもおそらく小学校低学年くらいでしょうか、貧乏だからたくさん働かないと暮らしが厳しい、おじいさんはひとりで頑張っている、くらいのことは理解してるでしょう。

なんで仕事を覚えようとしないの？？少しでもおじいさんの助けになっていれば、もう少し長生きしてくれたかもしれないのに。

陽の高いうちから毎日働きもせず絵描いてりゃー、そりゃ誰でも顔をしかめるよ。朝早く牛乳を集めて、パトラッシュが運ぶのについていって、帰ってくるだけでしょ。

ネロをいじめる大人ポジションのアロア父ですが、至極真っ当なことを言っているよ。なんで、僕はどうすればいいんだろうくらい考えないかな。幼稚園児でも誰かの役に立ちたいくらい考えそうなことだけど。

ネロくん、大型犬は君よりもっと大飯食らいなんだよ。洋犬は特に肉を食べさせないといけない。日本犬と違って雑食okの胃腸じゃないからね。毎日水みたいなスープ飲ませるだけじゃ、そりゃ餓死ギリギリにもなるよ。


★最後にネロがみんなへ手紙を書いて置いていったけど、字、書けたの？字書けない（読めない）から、コンクール募集の貼り紙を人に読んでもらったんだよね？？字書けるなら、もっと簡単に、小さな仕事でも見つかるよね？？？？？


昔見たときもモヤモヤしたけど、改めて見てもやっぱりモヤモヤする話でしたわ。現地の人が喜ばないのもわかるわい。完全に村八分一家の成れの果てみたいな話だもんね。やれやれだぜ。