雪姫鳥の独り語

雪姫鳥の山暮らし、日常に感じる事。
雪姫鳥のニットの紹介、旅した国の回想。
食べ物や子育て、雪姫鳥のエコライフ。

地方からの見直し

2023-05-13 09:11:07 | いのちの祭り
【報ステ】コロナ禍で大ヒット 人新世の『資本論』斎藤幸平さんに聞く“脱成長”の真意

この番組は解りやすいのでもう一度
資本論には批判もある、当然だと思うが、
私は、税金の流れや富裕層相手のビジネスに、
違和感を持ちながら、モヤモヤしていたので、
斉藤さんの資本論は、腑に落ちた。

もちろん、私の考えでそれが絶対では無いけれど、
地主だった実家の崩壊が、家長ばかりが贅沢し、
血縁にこだわる家族主義で、男子が優遇され、
世間から取り残されたと、恥のように思う大人を見て、
家に居たら、不幸から脱出できないと思い、行動した。

ところが、億単位のお金を動かす人達と出会い、
仕事しながら、富裕層を身近に見て、
別世界と感じ、同時にヒッピー(部族思想)に出会う。

そして恥じていた育ちが価値観を変えれば、
それは財産のようにも思える。

十津川村に来て、昔ながらの生活や、
共同体の良さに触れ、未来への可能性を感じていたけれど、
水害以後、行政は体制に飲み込まれ、
普通になり、平成が始まったようで、
正にSDGsが大衆のアヘンのような、エコの深さが欠けている。

元々、水を自治体で管理しながら、
情報も入らず、山奥の暮らしはSDGsそのものだったと思う。
それが、この30年、特に水害以降は復興バブルで、
地元の望んでいた普通になってきたけれど、
人口は減少続け、限界集落は増え、
水は行政の管理になり、病気や事故も増え、
元気な老人は多いが、若い世代に亡くなる人も増えた。

資本主義は無くならないけど、脱原発、リニア中止、
神宮の森の開発の見直し、24時間営業の見直し、
儲ける為だけのビジネスも見直し、
ホリステイック医療や共同保育、自由教育、、、
小さな地域なら、同じ理想を持つ3.5%も
100人ほどで良い。

その100人も難しいけど、不可能ではないと信じる。


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