ウィトラのつぶやき

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小沢一郎の言う「検察と戦う」の意味

2010-01-17 07:42:18 | 社会
昨日と同じ話題であるが、今度は小沢幹事長に関することである。

小沢幹事長の裏金の真偽に関しては捜査の行方を見守りたいという気持ちに変わりはない。しかし小沢氏の言う「検察と戦う」には重大な意味が含まれているのではないか、と思うようになった。

普通の人が「検察と戦う」と言えばそれは裁判で争って裁判長の判断にゆだねる、ということを意味しているだろう。しかし、小沢氏の言う「検察と戦う」には全然違う意味が含まれている感じがする。

つまり、「自分の権力を使って、検察の人事に介入し、政治的に検察を自分に都合のよいものに作り替えていく」ということを意味しているのではないか、そして鳩山総理が総理大臣としてそれを了承した、ということなのではないかという危惧である。

政治家が警察機構を自分の都合のよいように作り替えるというのは、発展途上国ではよくあることである。そしてそれは報道管制とセットになっている。今の民主党は言いたいことが言えないような状態になっているだろう。小沢一郎はそれを日本全体に広げようとしているのではないか。

言論統制を実施している国はいくつかある。中国もGoogleとのやり取りの報道に関して規制を開始したとある。民主党政権は中国のような言論統制に向かって舵を切り始めたのではないか、そして最後は戦時中の日本や現在の北朝鮮のように好ましくないことをいう人間は逮捕されるような方向に向かうのではないか。

北朝鮮のようになるというのは流石に考えすぎだろう。私のこの考え全体が杞憂にすぎないことを願っている。しかし、昨日の小沢一郎、鳩山由紀夫の発言はそれを感じさせるものだった。

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