チェダのレバナス一本槍!

アメリカ株・レバナス投資で大富豪を目指します!!

汚職追放キャンペーンと底買い

2014-10-24 09:03:07 | 日記
 短め投稿。まずは、今年年頭から貯めた配当金で「200625長安汽車」を少しだけ買ったこと御報告。ここで色々紹介してきましたが、結局、チェダにとって因縁の、そして「いつもの」銘柄に落ち着きました。「出遅れ長安」という認識に変わりないです。じっくり見ていきたい国有汽車第4位。「中国のダイハツ、スズキ」に将来の走出去を期待。

 さて、タイトルに書いた通り、習近平の渋い政権運営、その中でも汚職追放はまさに「ハエから虎まで」着々と進んでいます。「今さら」な話題ではありますが、そうなると、この影響で大幅下落していた銘柄をそろそろ検討してもよいのでは?と思います。

 色々ありますが…目立って売り上げ、株価とも下がっているのは「銀基」ですね。高級中国酒メーカーです。ここの商品が「名刺代わり」として「むしろ持っていかないと常識がないと思われる」くらいの代物だったわけです。
 銀基は2011年末に8ドル台を付けてからどんどん下がって昨日終値でちょうど1ドル。売り上げは2012年3月期から2014年3月期で約6分の1に下がっています。(但し前期比20%以上戻しています。)
 
 2014年3月期には赤字幅も縮小しています。「高級官僚向けの名刺代わり」から「中産階級が自宅で飲む高級酒」へと購買理由が変化していればこの先相当面白いリバウンド見せるのでは?と思います。

 まあ、勇気のいる買い物と思います。とにかく今は安いから、拾ってブランディーのように寝かせるのも一興かと考えます。
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香港デモは、本土の30年後の姿か?

2014-10-11 09:04:40 | 日記
 久々です。難関国家試験受験勉強は、地道な進捗状況。

 さて、タイトルでいきなり政治的な話題。株も書きますけど…

 香港の「選挙正常化要求」デモは、依然解決策が見えてこないようです。或いは、あの天安門事件の再現か、とも思いましたが、どうでしょう。チェダの予想では、とにかく政府側が粘って妥協せず、まともな交渉もせず、といってデモ隊、学生側も暴力的手段には訴えず。国際社会は言うだけでもちろん、手出しできません。あくまで中国の一部ですから。根本的な解決は出来ずに、本土・共産党の「御用候補者」だけが立候補できる現状は変わらないでしょう。

 なぜか?まず、本土の共産党政府の強気で落ち着いた?対応は本土で民主化運動を徹底的に弾圧、抑え込むと同時に、経済成長で政治への不満をそらしてきた「自信」が背景にあります。香港は中国への返還以後、大陸の急成長に伴い、経済的な繁栄を享受してきました。この現実があるので、現在も香港市民の半数は「親中派」ないしは「親中派黙認」です。今の40代以上の世代のうち、「たとえ豊かになれても共産党独裁は嫌」という人々はとっくにカナダなどに移住しています。
 そんな中、英国領時代を知らない世代がエセ選挙に反発した訳ですが、果たしてどうか。北京政府の対応はいつもながら実に老獪ですね。じっくり待って諦めさせる、という感じですかね。この歴史の長い国の政府は、1年でも2年でも待つでしょう。デモ隊は週末が終わると職場に戻る人が多いそうです。現実的な中国人の姿ですが、そんなことでは独裁政権は倒せない。香港では戦車の出動など、とてもできないでしょうから(本土ならとっくに、デモ隊に発砲し、逮捕しているはずです。外国メディアを追い払ってからなら戦車でも何でも使うでしょう)ひたすら待つ作戦でしょう…


 しかし!この状況がいつまでも続くと思ってはいけない!いつまでも本土も香港もこのまま「開発独裁」「共産党による『鼓腹撃壌』と引き換えの言論・思想弾圧」「情報統制」が許されるか、というとどうでしょう。「諸行無常」です。例え今は絶対的存在の中国共産党を持ってしても本来、政治好きで自己主張の強い中国人がいつまでも黙っているとは思えないのです。いつか、中国の独裁は、13億を超える民によって否定され、倒されるのではないか。いつか紅巾の乱のような大陸動乱が起きるのではないか。…でも今はまだ「経済の季節」です。あと30年かかるでしょう。「政治の季節」を迎えるまでは。しかし香港ではすでに目覚めた人々が若者を中心に大勢います。それはそうでしょう。香港と同じような先進国では自由選挙は常識以前の問題。インドですら建国以来内戦もおこさずに選挙をやっている訳です。

 世界でも有数の素晴らしい先進都市香港がいまだ「自由民権運動」のレベル。まことに痛切な思いを香港市民に対し抱きます。まあ、冷めたこと言えば、(政治的)自由が欲しければ、カナダ、豪州、NZの英連邦に米国そしてわが日本へどうぞ。(香港の優秀な若者、今の日本にぜひ来てほしいですね…)


 ということで、まだ「竹の情報統制」は30年以上続くでしょうから、テンセントかアリババといった「究極の御用ネット産業」を買って長く持ちましょう。アリババ馬雲氏の「錬金術」に相当怪しいものを感じつつも(今回のNY上場銘柄は厳密にはホールディングス=持ち株会社ではないことから始まる極めて複雑怪奇な資本関係)北京のお墨付きは無視できない。


 長いですからね、中国史は!!
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