チェダのレバナス一本槍!

アメリカ株・レバナス投資で大富豪を目指します!!

シリアに関心を持とう

2013-08-29 09:15:24 | 日記
お久しぶりです。

さて、本日は中国株から話がそれてしまいますがタイトル通り、シリア情勢について。

いよいよ、米英軍がシリアに軍事介入するようです。国連安保理決議は例によって、ロシア・中国の拒否権によって可決されず、到底アサド政権への実力行使に至りません。

リビアの時と同じく、米英軍(さらに仏軍も参加か)による安保理決議なしの攻撃となります。

ミサイル主体の攻撃により、政権側の化学兵器などによる攻撃能力を無力化するようです…が、結果的に政権が倒れる可能性もある、とチェダは見ています。


化学兵器は恐らくサリンなどが使用されたようです。サリンだとすれば、日本での地下鉄サリン事件以来の衝撃。しかし、子供を含む(出生率の高い中東なので子供の被害が目立つ)大量の死傷者数はオウム事件の比ではありません。

「米英の攻撃は止むを得ないのではないか」…これがチェダの結論です。ただし、非戦闘員の被害を最小限に防ぎ、内戦を早期に終結させ、アサド政権を退陣に追い込んでほしい。アサド政権側の国際法無視の殺戮行為に対し、国連が無力なのは誠に残念。このような実力行使は国連の旗のもと、「錦の御旗」を立てて行ってほしかった。
公然とアサドを支援するロシア、そして反米政権への「中立」を決め込む中国。大国のパワーゲームの陰で無辜の民が虐殺されています。

「アメリカンスタンダード」で一方的に軍事行動を起こし、「非人道的行為に及んだ」の掛け声のもと、反米政権を強引につぶしていくのは大きな間違いである、アメリカは直ちに軍事行動を止めよ…といった類の批判もあるでしょうが、ここまで泥沼化したシリア内戦を終わらせる実力を持つ国はアメリカしかありません。リビアの時のように、早々と殺戮行為が止まると思います。楽観的に過ぎるかもしれませんが、この軍事介入で来年の春ぐらいにはシリアは落ち着くのではないか。難民の帰還も可能となるでしょう。それくらい、アメリカが動けば圧倒的な勝利となると思います。ただ、新しい国造りは宗派対立の中で困難を極めるかもしれません。




さて、翻って我が国。安倍政権は米国の行動を支持し、事態を注意深く見守る、ということで予想範囲内の対応です。中東への原油依存度は依然として極めて高く、アラブの反米感情に巻き込まれるのを注意深く避けつつも、米国をしっかり支持、ということか。


もうひとつ、気になるのはこの問題への日本の世論です。タイトルに掲げた通り、問題の是非はともかく、内戦による多量の死傷者と難民の発生、化学兵器の使用による惨劇、この事実に対して、日本人の無関心さが目立つような気がします。シリア自体、日本の重要な石油輸入国ではなかったし、遠い国の出来事として無関心なのもわかりますが、欧米の報道と比べると如何にも報道量が少ない。

先述のとおり、中国がシリア軍事介入に反対しています。この判断は相当疑問ですが、そういった判断をしている中国政府に対し日本はどういう対応すればいいのか、こんなことも国民がかんがえるべきテーマかと思います。

一日も早くシリアが平和で繁栄した国に戻ることを切にねがいます。シリアはサッカー強国ですが、平和な状態で、シリアのサッカーを見てみたいですね。
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中国の「JTB」

2013-08-06 21:12:19 | 日記
 さて、本日も旅行業の続き。

 今回のグアム旅行では、チェダはJTBを使いました。思えばここは、もともと旧国鉄系の交通公社。(懐かしい!)旅行代理店最大手は連結で売り上げ1兆1000億円。学生に昔から人気の企業であることも、チェダ、凄い久々に思い出しました…


 そして、例によって「中国のJTB」は?

 これがなかなか難しいですね。香港上場企業となると…

 専業旅運、香港中旅…いずれも小さい。海南大東海などは海南島観光で面白そうですが、多角化しすぎてますし、3年も無配…というよりST銘柄。

 やはり香港中旅でしょうか。中国政府系で香港、本土で旅行手配やホテル、レジャー関連施設の運営を手掛けてます。また、2006年から総合旅行予約サイトも運営。

 売り上げは昨年末で46億元。8億元の純益。増収増益ではあります。深センで大型テーマパーク「世界の窓」を子会社にて運営。

…ちょっと魅力に欠けるかもしれませんが、旅行業が伸び代大きいことを考えれば、期待できるか。

 

 ところで、テーマパークといえば、何と言っても外せないのは来年開業予定の上海ディズニー。ここの運営企業「上海申迪」が上場すれば相当面白いか。開発会社の4割、運営会社の3割を持つ国有企業。合弁相手は当然、米ウォルトディズニーです。
 



 
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グアムから帰りました。

2013-08-05 17:19:08 | 日記
 今日は、まことに感謝、感謝。

 まず、ALA中国さんにリンクしていただいたこと。大感謝です。有り難いですが、こちらもリンクしますのでしばしお待ちください。


 そして、タイトル通り、今年の家族旅行として、家族3人で無事、グアムをたのしんでまいりました。中国でなくて、すいません。
 2年前、1歳10か月の娘と海南島に行きまして、かなり妻に負担を掛けました…正直、グアムは家族連れには最高です。娘もすっかり生意気になりまして、帰国後、さっそく「現地ツアコンごっこ」をやっております…

 …グアムに旅行できることを当たり前とは思わずに感謝、であります。

 さて、グアム滞在中も、このチェダ、いつも株、そして政治経済について考えておりました。これでも、「病気」ですから…



 まず、グアムの観光経済について…というか海外に行ったら必ずチェックは「中国人観光客がどれだけ攻めこんでいるか?」です。


 パリしかり、ミラノしかり、NYしかり。

 しかし、グアムについては、行く前に「日本人観光客はバブル期ほどではなく、最近は韓国、中国人客が増えているが、日本人客の減少を補えているほどではない」とウィキペディア。


 実際…まだまだ日本人だらけ。たまに韓国人と中国人、台湾人あり。…やはりウィキペディアは正しい。


 グアムは中国から遠いからでしょうか。ここなら、近場で海南島。若しくは思い切ってハワイに行ってしまう。中途半端ということでしょうかね。


 相変わらずの日本人・日本語王国・グアム。


 ただ、デルタでいったのですが、乗ったボーイング757は、中国便から切り替えていないのか、米国映画の字幕が中国語ばかり。ほとんど、米国人と日本人なのに。

…ということで、そろそろ銘柄の話をしましょう。

 ジム・ロジャーズは「世界中どこでもカメラをぶら下げた中国人だらけになる」と言ってました。
ほぼその通りになっていますが、本番はこれから。



 旅行関連銘柄…あまり書いたことがないのですが、やはりまず航空会社。


 このセクターは、書かないだけあって問題でして…

 良くないんだなあ…この5年ずっと。皆さんもよくご存じかな。


 低PER特集で書きたいセクターでもあります。


 中国国際航空、東方航空、南方航空の3大国有航空会社はいずれも、リーマン前高値に遠く及ばず。PERもエア・チャイナ(国際)が辛うじて10倍ちょっと。東方航空は7.35倍。南方航空は8.44倍。


リーマン直前の上場来高値は、エアチャイナが12.72ドル、現在は5.26ドル。同じく東方は高値10.5ドル、現在2.4ドル。南方は高値9.84ドル、現在2.86ドル。

 そろそろ、今年の中間決算も出ますが、三社とも2012年末は、エア・チャイナが34.5%、東方が35.4%、南方が48.7%とそろって大幅減益。

 原油価格の高止まり、中国経済の減速、と「お決まりの理由」での減益でしょう。たいていの中国株サイトや情報誌で航空セクターは視界不良とされてますね。


…しかし!

「売り上げ」となるとどうでしょうか。よしぞうさんも書いていらっしゃったですが、今の中国企業においては、売り上げの拡大が何より大事と思われます。まず、拡大する「チャイナパイ」をしっかりつかむこと。多少の消化不良は有り、です。赤字でなければよしとする…


エアチャイナは2005年→382億元、2006年→449億元、2007年→510億元、2008年→529億元、2009年→513億元、2010年→824億元、2011年→984億元、2012年→1008億元

東方航空は2005年→274億元、2006年→376億元、2007年→425億元、2008年→410億元、2009年→389億元、2010年→738億元、2011年→824億元、2012年→852億元

南方航空は2005年→382億元、2006年→462億元、2007年→544億元、2008年→552億元、2009年→548億元、2010年→764億元、2011年→903億元、2012年→995億元


 この通り、2007年の上場来高値時と比較すると3社とも倍になってます。また、各社ともバランスシート・純資産を拡大しています。それにもかかわらず、2007年と比べて株価は大幅ダウンしたまま。


 …中国人の海外渡航者数はリーマン後も順調に増えています。もちろん、尖閣諸島問題で日本行きは2012年、大幅に減りましたが、その分、韓国、アセアン、さらには豪州、米国に行っているようです。全体としては影響受けず。中国の問題は中国側から見るのが大事だなあ…


利益率が確保出来るようになれば、中国経済が本格回復すれば…どこかでこのセクターは爆発的に伸びる気もします。長期的には対ドルで人民元高が望めると考えますが、元高は航空セクターに有利。
半永久的に株価低迷ということはない、と思います。この3社の株こそ「株は我慢料」となるか。


 旅行関連銘柄、明日以降も書きたいと思います。
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