不動産バブルに歯止めはかかるか？

今日も難しいというか大きなテーマ。上海万博で盛り上がる中国ですが、不動産価格は特に住宅で相変わらずの高騰、しかし四大国有銀行の新規融資残高は抑えられてきたという事。何とか抑制されてきたのでしょうか？
住宅の供給不足を指摘する声もあり、様々な要因が絡んでいる中国不動産バブルです。そもそもバブルと呼ぶべきかも議論がありますが。
まだ日本のバブル崩壊のような事にはならないとチェダは考えてます。まだ経済が高度成長中ですし。
ただ今後も中国株ホルダーは不動産市況にハラハラさせられる事は続くかも。まだまだ都市への人口流入が続くでしょうから

さて４月も終わりですが明日は４月末日でのチェダのホルダー銘柄総額を出しますね。まああまり良くないけど。
チェダの中国株はタイムカプセルだから。２０年後？への細かなチェックです！

北風と太陽

いつもの様に「今さら」国際会議から。Ｇ２０で人民元切り上げに触れず、のニュースですね。
（本当に、古くてすんません。
まあーとにかく大事なハナシなんで、お許しください。）
これで中国は逆に切り上げ易くなったとチェダは思います。外圧ではなく自発的に切り上げを行うカタチを取りたいはず。それがわかって来て欧米など各国は切り上げを迫らなかったのでしょう。
中国国内では不動産バブル抑制のために切り上げを求める声が高まって来ました。日本と違い、北風では頑なになる中国です。これで国内での議論がしやすくなったのでは？
ただ切り上げるにしてもやはりすぐには行わない、来年まで伸ばすかも、と思います。


中国政府は人民元改革、つまり人民元の国際化が必要という認識をもっています。
既にインドシナ半島など中国との国境付近では人民元がかなり流通しています。いずれ、もっと上昇した人民元をアジア太平洋の共同通貨にしたいのが中国政府の戦略では？
ただ今は、まだまだ早い。

中国株ホルダーの方は、大抵将来の人民元切り上げ、そして香港ドルの人民元ペッグ、或いは香港ドル自体の人民元への統廃合を期待していると推察します。
中国マネーはいずれ、凄まじいパワーを持つようになると信じます。
中国の金融機関の動きで世界市場が決まるようになるかも知れない。
まあー、そんな日を夢見るのが楽しいアホルダーチェダでございます！

長安の第１Qですよ

　今日も「今さら」いいニュースですよ！！
　長安の第1四半期発表です。すでに先週のことですが。
　いい結果なので、遅れてもよい？

　生産台数　26万8829台⇒53万8810台（100.43％上昇）
　販売台数　29万7748台⇒52万2996台（85.73％上昇）

　中国市場全体では

　第一四半期
　
　生産台数　　　４５５万４５００台　７７％上昇
　販売台数　　　４６１万６００台　　７２％上昇
　

　　
　明らかにシェアをのばしていますね！！




　そして、収益は

　１－3月期
　純利益　2834万元⇒7億8912万元

　実に２６８４％の上昇！！
　
　EPSだと
　１－３月期
　EPS　０．０１元⇒０．３４元
　

　昨年1年間通して、EPS　０．４６元でしたから、実に3倍近い増加です。

　この調子を今年後半も維持できれば！！

　自主ブランド車での収益率が上がっているとのことで、自主ブランドで強くなって欲しいと思っているチェダは高く評価したい！！

　
　後は…株価ですね！！なかなか7ドル台で定着しないんだけど。また、ギリシャ問題再燃しているし、この業績が株価に反映されるのは今年後半か、あるいは来年か？

　ナンピン買いも検討したくなる内容であります。（下手なナンピン、スカンピンだから気をつけますけど）

青海地震

　中国青海省玉樹県の地震から1週間が経ちました。死者2000人を超える大惨事となり痛ましい限りです。
　昨年の四川大地震に続く惨事、大災害となりました。
　遠く離れた日本にいるチェダは何も出来ませんが、せめて日本赤十字の募金先を皆様にお知らせいたします。
　

　「日本赤十字社」
救援金窓口 　郵便局・ゆうちょ銀行
口座番号 　　00110-2-5606
口座名義 　　日本赤十字社
受付期間 　　平成22年4月15日（木）～平成22年5月31日（月）
※振替用紙の通信欄に「中国青海省地震」と明記してください。



　現地はかなりの混乱が続き、復興作業もまだ緒についたばかりのようです。

　中国の大いなる未来を信じ、「偉大な中華民族の復興」に投資させていただいている身として、少しでも早く現地の皆様が元の明るい生活に戻られるようお祈りしております。

今さらの3月企業別汽車販売台数

　ということで、タイトル通り「2010年3月企業別中国汽車販売台数」を「捜狐汽車」サイトより。

　排名 企业名称 3月销量
1 上汽 33.45
2 长安 26.56
3 东风 23.85
4 一汽 22.91
5 北汽 15.71
6 广汽 7.02
7 比亚迪 6.81
8 江淮 5.05
9 奇瑞 4.86
10 华晨 4.35


いいですねえ。長安は（今回はグループ全体の販売量です）やはり2位でついに25万台を超え、26万台。東風も3位キープの23万台超。そしてBYDは6位広州汽車まで、あとわずかの7位・6万8千台です。
　いずれも今年の決算（まず第１Q）が早くも楽しみな数字です。
　まあ、1位の上海汽車は、なかなか崩せないとはいえ、2位の長安はシェア１５％突破です！！１５％と言う数字は長安汽車のシェア社内目標です。
　東風もシェア１０％以上をキープ。BYDは、このままだと今年も販売台数倍増の年間80万台突破の勢いです。年間80万台はBYDの今年の目標。

　ホールド銘柄以外だと、江准汽車もいいみたいで、ここは安徽省同士の奇瑞との合併の憶測がありますね。


　ゴールドマンサックスの問題などもあり、株価は下げていますが、（長安がまた、大きく下げたぞ…）この業績があれば、とにかく、ホールド！！のチェダです。また同じ結論。

　まあ、中国汽車株が本領を発揮するのはあと10年以上！！先の話だと思います。年間5000万台売れる市場になるとチェダは信じていますが、皆さんはどうでしょうか？！