夜中に目が覚めた時は雨が降っていた。
起きたときは雨は上がり
青空が見えた。一瞬の青空で、その後は雲が広がった。
日課のラジオ体操、ネットでニュースを見る。
新聞一面は
新s あらたにす(朝日・日経・読売) くらべる一面
朝日、読売 「経団連、雇用安定「最優先」から「努力」に 春闘指針」
「安定が最優先」とした当初案からは後退した。
最新ニュースは、
新s あらたにす(朝日・日経・読売) 最新ニュース
各紙 「米FRB、ゼロ金利に 政策金利目標0~0.25%」
FFレートの誘導目標を現行の年率1.00%から大幅に緩和して0~0.25%に。
これを受け20時現在88.45円/1ドルまで円高ドル安が進んでいる。
円高是正、国際協調の観点から日本も利下げに踏み切るとの観測が強ま
ってきた。日銀は明日と明後日(18日~19日)に「金融政策決定会合」を開
き、19日にその結果を発表する。
きょうは一日中、
曇ったり
雨が降ったりの天気だった。
曇っている間に少し歩く。
「ガ~公とシロ」 睡眠中?かな
■ 『野分』 『断片』
漱石全集 第四巻 『草枕 二百十日 野分』 岩波書店
漱石の『野分』を
漱石全集 第二十四巻 『日記 及 断片 上』 岩波書店
『断片』と対比しながら読み終える。
『断片』とは「漱石のノート」という意味。漱石が自分で視た事、人から聞
いたこと、読んだこと、考えたこと、感じたこと、空想したことを、後日の為に
書き留めたもの。
漱石全集 第二十四巻 『日記 及 断片 上』 岩波書店
「桐の葉ヲ見る。・・・・・・」などが『野分』に使われている。
漱石は若い時分から、金で苦労する生活をしなければならなかった。殊に
ロンドン留学の際、留学費をあらゆる面で節約して、必要な書物を買い求
め、文学とはいかなるものぞという問題の究明に集中した時期があった。
しかし精神の緊張と節約とによって、漱石の肉体は劇烈な神経衰弱にした。
留学から帰っても、親族から金をせびられ、深刻に金で苦労しなければ
ならなかった。
『野分』の【白井道也】は、漱石のそういう生活を背景として考えると、そこ
に漱石の物質生活と精神生活との処理のし方、文学に対する漱石の態度
のきめ方などの結晶を見ることが出来る。
漱石の体験が『草枕』『野分』の背景になっている。ただ『草枕』『野分』の違
いは『草枕』はそういう苦労、そういう苦痛から逃げ出したいから旅に
出るのに大して、『野分』はそういう苦労、そういう苦痛の中に積極的に
躍り込んで、それから逸脱しようとする点にある。極めて簡単に片付け
てしまうとすれば、その逸脱の結果が、【白井道也】の言動となって『野分』
に描き出されている。 (小宮豊隆氏の解説を引用)
主な登場人物
p.187【白井道也】 文学者
p.189【妻】 白井道也の妻、白井政
p.195【御兄さん】 白井道也の兄
p.196【高柳周作】 小説家
p.196【中野輝一】 文学士
p.229【中野の婚約者】
■ きょうのタマちゃん
タマちゃんの爪とぎ
時々