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菅直人では日本が危ない!!

             菅 直人では日本が危ない         

             小沢一郎が日本を案じて語る

2011年5月27日:ウオール・ストリート・ジャーナル日本版

小沢一郎民主党代表はウオール・ストリート・ジャーナルとのインタビューで福島原発事故での政府の対応は
『遅すぎるし、放射能汚染に対する認識が全くない』と批判すると共に、菅首相に
『首相を一日も早く代わった方がいい』と述べた。

Q:東日本大震災と福島原発事故以降の政府の対応について、全般的にどう評価しているか。

A:もう2ヶ月以上70日に成る。原子炉がコントロールできない状況に置かれている。

私は客観的な見方をする学者の先生から、この状況は燃料の熔融や炉が破損して、非常に危険な状況だということを聞いていた。非常に心配していたら、今日になって仕様がなくなってボツボツ認めている。

対応が遅く放射能汚染に対する認識が甘い。というより、全く無いというような菅内閣の対応だ。一般自然災害への対応も、私の県も被災県の一つだが、単なる旧来の取り組みと同じだ。

役所の積み上げと、査定に任せ切りで、民主党が目指した国民主導・政治主導という政治のあり方とは程遠い実態になっている。私もそうだがほとんどの人達が不安と不満を募らせている、というのが現状だ。

やはりその最大の原因は、民主党が掲げてきた、政治家が自ら決断して政策を実行するということが行なわれていない為だ。決断とはイコール責任だ.責任を取るのが嫌だと成ると、誰れも決断しなくなる。

Q:原発事故で事態をここまで悪くしない為に、政府がすべきであった決定や政策はどんなものがあったか。

A:こういう状況に成ると東京電力の責任に転嫁したって意味がない。
東京電力が悪い、あいつが悪い、こいつが悪い、という事を言っている。
どうでもいいことならそれでいいが、原発の放射能汚染の問題は、ここまで来ると東電に責任転嫁しても意味がない。

政府が先頭に立って、政府が対応の主体とならねばいかん、というのが私の議論だ。東電はもう、現実何も出来ないだろう。だから日一日と悲劇に向っている。

Q:菅首相は統合本部を数日後に設立し、東電に踏み込んだ。あれは充分ではなかったのか。

A:充分もなにも、パフォーマンスはどうだっていい。そういうことを気にすべきではない。事態は分かっているのだ。何が起きているかってことは東電が分かっているのだ。

東電が分かっていることは政府も分かっているに決まっている。だから私が言ったように、他人に責任をなすりつける話ではない。政府が主体となって対応策を、どんな対応策かは専門家を集めなければ分からない。

それは衆智を集めて、こうだと決まったら政府が責任を取るからやってくれと、そういうのが政治主導だ。それが全く見られないから国民はイライラして不満を募らせ、民主党は駄目だとなっている。

Q:小沢氏が指導を執っていれば、最初の段階でメルトダウンが起きて危ないということは国民に大きな声で言っていたか。

A:言うだろう。隠していたらどうしようもない。それを前提にして対応策を考えなければならない。当面は福島の人だが、福島だけではない。
このままでは汚染はどんどん拡がるだろう。だから不安、不満がどんどん高まってきている。

もうそこには住めないのだから。ちょっと行って帰ってくる分には大丈夫だが。日本の領土はあの分減ってしまった。あれは黙っていたらどんどん拡がる。東京もアウトに成る。ウラン燃料が膨大な量あるのだ。

チェルノブイリどころではない。あれの何百倍ものウランがあるのだ。みんなノホホンとしているが、大変な事態なのだ。それは政府が本当のことを言わないから、皆大丈夫だと思っているのだ。私はそう思っている。・・・②へ
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (長沢知輝)
2012-01-01 17:10:26
先生、洗脳とはかくも恐ろしいことなのですね。
 
 
 
まさしくその通りです。 (長沢知輝様。)
2014-04-05 23:03:41
金銭と脅迫でがんじがらめになっているのが現状なのでしょう。
 
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