菅 直人・北朝鮮献金の闇・四

　　　　　　　　　　　菅　直人・北朝鮮献金の闇・四

　　　　　　　（めざす会、市民の党など総連関連のビルに同居）

菅首相や民主党国会議員や地方議員の資金管理団体から『市民の党』などの関連団体に２億４９６万円もの政治献金がなされていたという大スキャンダル。

『市民の党』がある事務所周辺でも不可解な事象が垣間見えた。事務所は国会に近い東京平河町のビルにあり、そのビルは１階部分が駐車場で９階建てになっている。

もともと、朝鮮総連の大物商工人の持ちビルで競売で第三者に渡った形になっているが、今も大物商工人の縁戚関係者が、８階と９階で不動産関連会社など３社を運営している。

「大物商工人はかつては『北への送金王』と言われていた。

１９８２年の金日成主席の７０歳の誕生日には１億円もの祝賀金を送っている。

１９９０年ごろ、大物商工人はギフト会社の女性社長への数千億円もの融資トラブルに巻き込まれ、１９９４年に新宿の路上で射殺された。
『市民の党』の前身団体がビルに入居した１ヶ月後だ」（公安関係者）

北朝鮮と関係の深いビルに事務所があることについて市民の党の酒井代表は「ビル内の他のフロアの人々とは、全く交流も付き合いもない。単なる偶然だ」と関係を否定している。

ただこれも偶然なのか、ビル内の総連関係者は
『在日本朝鮮商工会中央常任幹事会』の代表だった２００４年当時、会として民主党のパーティー券を３０万円分購入（違法ではない）していた。

自民党は菅首相拉致関係献金疑惑プロジェクトチーム（ＰＴ）を立ち上げて、徹底調査をしている。

党関係者は言う「菅首相と『市民の党』の酒井代表は３０年前からの付き合い。初当選の選挙も手伝ってもらった親密さだ。酒井代表は民主党議員１００人の選挙応援をするなど、官民主党と市民の党はツーカーの仲。

ところが国会で北朝鮮との関係を追及されると、菅首相は『そういう団体とは承知していなかった』と答弁した。余りにも白々しい」

菅首相と『市民の党』の親密さの証拠は他にもある。０５年６月には都議選候補の一本化で、０８年１０月には衆院補欠選挙の推薦で、菅首相と酒井代表は共闘する記者会見などを開き、握手を交わしているのだ。

酒井代表は産経新聞（１日付）の取材に対し、『１０年ほど前に北朝鮮に行き、よど号の人間や娘達と会った』「そうした縁もあって，よど号犯、田宮元リーダーの長男が日本に帰国してきてからつながりがあった」と答え、今年４月にその森　大志（２８）を東京・三鷹市議選に擁立した背景を明らかにしている。

こうした実態を、菅首相は本当に『承知していなかった』のか、私は、菅首相と朝鮮半島の知られざる関係を追った。　五へ