日々の感じた事をつづる
永人のひとごころ
国難とは②
国難とは?
②
野党は誰と組んでもいいから政権を取れ!!
『自爆になるから解散をすべきではない』と主張する菅義偉官房長官と今井総理秘書官の制止も聞かずに、麻生から『今しかない、野党の準備が整ったらこの先ますます不利になる、今なら100人程度の落選で済む。
この機会を外せば先行き200人の落選を見ることになる』という意見を聞かされ、臆病で無責任、見栄っ張りの安倍晋三は麻生太郎の言に乗った。
さらにもう一つ、これは私が分析する安倍晋三の心理だが、『どうせこの儘なら、臨時国会で野党の追及をかわすことが出来ず、森友・加計で妻昭恵と共に逮捕投獄されることは間違いないだろう。
たとえ麻生に騙されたとしてもこれ以上嘘を続けて総理の椅子に座り続けることは不可能である。今解散をして、50以上の議席を減らしたならこの“選挙戦の責任を取って”の総理辞職とする事により何とか辞職の格好がつく』
この心理こそが安倍晋三の冒頭解散に踏み切った最大の理由だろう。もちろん、ここまでくれば、菅官房長官、今井総理秘書官のことなどどうでもいいのである。
吉野永人
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参考・日刊ゲンダイ・9・28
『仕事人内閣』が何の仕事もしないままに今回の解散に踏み切ったが、「新自由主義にかぶれて、若者が安心して結婚や子育てが出来ない格差固定社会を作り出し、北朝鮮暴発を煽っているのは安倍晋三そのものではないか。
国民はみんな知っている。その上、この解散で、北朝鮮に対する圧力強化への指示を求めるなんて狂気の沙汰です。
放火犯が偉そうに『このままでは大惨事になるから皆で消火に協力しろ』と強要しておいて自分はまた新たに火を点けようとしている。
今が国難というならばそれは安倍首相が国家権力を私物化し、好き放題やってきた結果です。この5年間で、内政も外交もメチャクチャにされてしまった。
今や安倍政権そのものが国難なのです』(政治評論家・本澤二郎氏)日蓮は『立正安国論』で『他の邪教を信じたら国難が襲いかかる』と主張した。
その一つが元寇だと訴えた。日蓮に倣ったのか、安倍も北朝鮮の脅威を持ち出し『国難』だから他の政党を支持したら大変なことになるとアラートを鳴らして脅している。③へ続く