毎日を楽しく

新しい発見”ミッケ”

映画「デンデラ」 ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野 

2011年06月30日 | 映画
  

映画「デンデラ」、どうしても見たくてJR天拝山駅で下車した。
5連休中の夫が「車で送ってやる」というが、趣味はなるべく自分の足でね!

イオンモール筑紫野内にあるワーナー・マイカルで上映中だ。
1昨日の「奇跡」は、イオンモール直方内のTOHOシネマズだった。

天拝山駅に降りると、イオンモール筑紫野がすぐ前に見えていた。
私の運転でもOKだった上峰の映画館が無くなり、映画から遠ざかっていたがJRで行けるぞ。

「デンデラ」…どういう意味だろう?逝く、死ぬことを意味するとネットにあった。
デンデラ野に追いやられた老人たちは生きていてもその時点で「死人」になった。

50代の頃、村田喜代子著「蕨野行」を読んでしばらく放心状態だった。
「デンデラ」も同じく姨捨て山伝説がテーマ―の映画だ。

お山で成仏すれば極楽浄土に行けると信じた村の女は、70歳になると素直に姨捨山に向かう。
息子に背負われた白装束の浅丘ルリ子も村の掟に従い雪が積もった山奥に捨てられた。

そこにまさか30年前に捨てられ、死んだはずの草笛光子が生きていたとは。
捨てられた女たち50名は、デンデラという共同体を作って生きていた。

デンデラをひとり築き上げた100歳の草笛光子の支えは、村の掟、男社会への憎しみの執念だった。
自分たちを捨てた村人に復習するため村の襲撃を計画する。

これに反対するのが片目のかっこいい倍賞美津子だ。
リーダー草笛光子と倍賞美津子の意見交換バトルは冷静で民主的だったな。

突然ウオ~オ~と巨大な熊がデンデラを襲う。
熊が餌を求めて人を襲う自然の厳しさ、それにしても執拗に何回も熊は出現する。

浅丘ルリコは小さな集落デンデラに来て、初めて自分に目覚めたように思えた。
自分で考えて、自分の意志で行動する強い女になった。

浅丘ルリ子と一緒に熊を追って行くのが山本陽子だった。
特殊メイク過ぎて誰なのか最後まで分からなかったよ。

女性高齢者だけの集落、デンデラは仕事も食糧も公平に負担分配し、70歳以上の彼女たちはイキイキ生活していた。
「楢山節考」の今村昌平監督の息子、天顔大輔が「デンデラ」の監督。

天顔監督は「いかに生きるかが宗教の本来のテーマ―」と語る。
浅丘ルリ子、倍賞美津子は自分の意志を主張する。山本陽子も自分の意志で行動する。

自分のやりたいことをやるという人生を選択した人たちの物語を、自分は描きたかったと監督はいう。
ああ~60過ぎても70になっても逞しく生きねばね~。

図書館に佐藤友哉著「デンデラ」をWeb予約申し込みをした。
テーマ―が難しく、もう少し分かりたい。
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映画「奇跡」 「TOHOシネマズ直方」 

2011年06月28日 | 映画
  
 奇跡を信じる前田兄弟     祖母役:樹木希林

入院の母も落ち着いているので病院からの緊急電話はなさそう。
夜、実家の近くにあるイオンモール直方内、「TOHO」シネマズで映画観賞。

夫は映画より実家でビデオを見ると、映画館まで送迎役をしてくれる。
お笑いコンビ、まえだまえだ少年が主役の「奇跡」

九州新幹線の1番列車がすれ違う瞬間を目撃すれば、奇跡が起きて願いが叶うという。
鹿児島、福岡と離ればなれに住む兄弟の小さな冒険物語だ。

前田兄弟、その友達の小学生は、走る、走る。
階段は駆け登り、新幹線駅構内、熊本で列車がすれ違う場所を捜すシーン等走る走る。

兄弟二人の祖母役、樹木希林に注目。
フラダンスおばあちゃんは、これからも娘や孫をドーンとを見守り続けるのだろうね。







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母さんとビワ

2011年06月28日 | お母さん

    ビワの木の下で

降り続いた雨も上がり、今日は真夏日のようだ。
退院が近づいた母さんと病院の周りを散歩した。

先週まだ色付いてなかったビワが今日はオレンジ色になっていた。
「まあ!ビワがいっぱい成っているね~」と母さんは手を伸ばした。

駐車場に隣接した畑からフェンス越しにビワの実が侵入していた。
「少し頂こうか」と夫と目配せし熟れたビワをもいだ。

まず私が試食。甘酸っぱく喉に浸みる。
母さんに「一口だけね」と皮を剥いて渡した。

昼ごはんも完食した母なのに、まるで何日も食事をしてなかったように貪った。
入院患者にビワなんて、見つかったら叱られるよ。

ちぎりたては美味しい。最高の贅沢。
母の実家には、ビワ、イチジク、トウモロコシ、スイカなど畑にいっぱいあったなぁ。

ビワ1個だけ口にした母さんだが顔が柔らかくほころんだ。
病棟から遠く離れたビワの木の下で三人はハハハと幾度も笑った。

姉と弟ににこにこ母さんの写メールを送った。
勿論ビワを食べさせたのは内緒だ(+_+)







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福岡アジア美術館「八代亜紀展 アートの世界」 大名をぶらぶら

2011年06月23日 | 舞台 コンサート 鑑賞 テレビ 

  <八代亜紀展>

バックに昨日の圭ちゃんちの美味しいパンを忍ばせてJRに乗った。
5月28日初日、八代亜紀トークショーがあった、はずだ。

往復はがきに申し込みをしたが残念はずれた。
ホテルオークラと博多座に挟まれたアジア美術館に行くのは初めてだった。

演歌の八代亜紀。
油絵の八代亜紀。

新聞の見出しに「絵と歌 響き合って」とあったが正にその通りだった。
ひとつひとつの作品が、日本の美を丁寧に追及しているように思えた。

 
  〈地下鉄1日乗車券〉

地下鉄1日乗車券(平日600円)で移動する。
テレビで「かよの洒落とんしゃ~」を見て、大名に行きたくなった。

赤坂で降りようか?天神で降りようか?迷ったがひどい方向音痴なので天神で降りた。
ひとまず大丸を確認して国体道路に出た。

ヤフーの拡大地図を広げながら1件目やっと辿り着いた。
ハワイアンショップ「マウナロア」だ。


〈今日の買い物:リュックと傘〉

店内は品数豊富で楽しい。フラ柄のリュックサックが大バーゲン?で1,500円。
ここにたどり着くまで手荷物が重くて「リュックがあればなあ~」と思っていた所だ。

へぇ~ほぉ~と楽しくゆっくり店内を廻り、外へ出ると、花形館の横にお洒落なテラスがあった。
ここでやおらバックからパンを取り出し休憩をした(かわいそうにねっ)
{若いころ福岡や東京では一人で食事処へ入っていたのに今はどうしても入れない)

大名をぶらぶら歩き「ここがチチカカだ」と覗きながら、天神方面へもどった。
新天町「レイメイ」で花柄のランチョマットを、天神駅付近で雨で路面が濡れていたので雨天兼用のパラソルを買った。

朝10時から夕方4時まで福岡の街をぶらぶらした。
目的はないけど綺麗な店、素敵な人がいっぱいで歩くだけでも楽しい。







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ハイハイ

2011年06月22日 | 圭一郎
2週間前はほふく前進をしていた圭ちゃんが、今日ははいはいが上手になっていた。
興味のあるものが目に入ると、触りたいという気持ちが前進前進また前進。

かっこよくはないけど(^.^)ダイナミックに身体中を使ってバタバタと進む。
興味を持ったものはまっしぐらに、男らしいな~。

でも今日は最初夫の顔をじーと見てちょっと恥ずかしそうにママの後ろに隠れたぞ。
初めての人見知りだ。

そろそろ9か月に入り、知恵がつきますます成長していく圭ちゃん。
赤ちゃんの頑張りにびっくり。


 <ママからの手作りおみやげ>

子育てに少し余裕ができたママは最近パンやケーキを焼いているそう。
直方の実家に一緒に帰った時、千切った梅で梅ジュースも出来上がっていた。

すごいすごい冷たい梅ジュース美味しかった。
帰りにお土産に頂いてうれしく持って帰った。






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加藤登紀子唄 「愛のくらし」

2011年06月21日 | 後藤素子先生 Voiceトレーニング
    
    〈加藤登紀子歌
   
「愛のくらし」
アルフレッド・ハウゼ/作曲
加藤登紀子/作詞・唄

Voice教室で、加藤登紀子唄「愛のくらし」を練習している。
何年か前、福岡の会場まで「加藤登紀子ほろ酔いコンサート」を聞きに行った。
 
どんな女性か知りたくて会場に行ったが、その時にこの曲を歌ったのかもしれない。
当時は歌がなかなか耳に入って来なかった。

今回初めて加藤登紀子の歌をじっくり聞いた。
仲間と「今までの練習曲より難しいね」とお互い励まし合いながら練習している。




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野菜の寄せ植え

2011年06月20日 | 花 木 野菜
   
 
明後日圭ちゃんのマンションに遊びに行く。
ママはベランダにトマトを植えたと言っていた。

植木鉢に少しづつ野菜苗を持って行こう。
レタス、ねぎ、ニラ、パセリ。

去年のこぼれ種からたくさん育っている青ちそ。
そしてアップルミント。

ハーブはどうしてか我が家には根付かない。
2年前に元職場(学童保育)の友が、ハーブ苗を幾種類か持って来て下さった。

このミントだけは元気にしている。
「御無沙汰しております。お元気ですか」と、このミントの育ての親にメールをした。

いつもの絵文字いっぱいの乙女な返信があり、近いうちに会うようになった。
ハーブ料理上手な彼女と久しぶりにいっぱいお喋りをしよう(^.^)




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鳥栖市民劇団 『鳥栖劇場物語』 江崎幸代さん

2011年06月19日 | 舞台 コンサート 鑑賞 テレビ 
             

第20回鳥栖市民劇団の公演を文化会館に見に行った。
大正3年に建設され、昭和32年に火災炎上した「鳥栖劇場」が主役の物語だった。

セットされた鳥栖劇場の舞台でも、華やかに芸能が繰り広げられた。
数年前に見た時代劇の物語とはガラリと様変わりの舞台だった。

「鳥栖劇場物語」は昭和のバリバリの鳥栖弁が飛び交った。
客席からも「そうやったそうやった」と舞台と一緒になって懐かしんでいた。

フィナーレに登場した団長であり脚本家の江崎幸代さんは、挨拶の言葉に詰まった。
「第20回目の舞台を迎えることができました」としみじみ喜びを語られた。

江崎さんはふるさと鳥栖を愛し、鳥栖の文化を担っていらっしゃる。
素敵な方だなとますますファンになった。

私も優しい包みこむような人柄の江崎さんにかつての職場で随分助けて頂いた。
黒柳徹子さんは日本の宝、江崎幸代さんは鳥栖の宝です。
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幸福をはこぶ ラッキークローバー

2011年06月18日 | 花 木 野菜
              

5月、しょんぼり落ち込んでいた私に四つ葉のクローバーが届いた。
ハウステンボスに行った友達からのお土産だ。

可愛いオランダの風景が描かれたポットに、球根とピートモスが入っていた。
説明書を読みながら早速植えてみた。

6月、ぐんぐん背が伸び葉っぱの先に赤い花を咲かせた。
強い風に吹かれても、細く長い茎は自然にまかせ大きくたおやかに揺れていた。
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母さんが笑った

2011年06月15日 | お母さん

  〈病院の周りを散歩〉

丁度一週間前は、ひい孫の圭ちゃんと母が始めて会った日。
この日は残念、身体と心のバランスがとれず、沈んだ母さんだった。

今日は母がどんな様子か、心配で気の重い憂鬱な運転だった。
病室の母は私の顔を見ると「あらっ良子ちゃん来てくれたの!」と笑顔いっぱいになた。

いつもの母さんに戻っていた。目が生き生きとし、会話も弾んだ。
今にも降って来そうな空模様だが、病院の周りを車椅子で散歩した。

部屋にもどり、先週圭ちゃんと一緒に撮った写真を見せた。
「赤ちゃんを抱っこしたね」と言うと「そうだったかね~」と忘れている。

一緒に計算ドリルを始めると根気よく1ページ2ページと進んだ。
私が93歳ならば,こんなに母のように頑張れるかな~

翌日、乾いた洗濯物を持って病院に行くと母はリハビリ室にいた。
「歩行器で40m歩きましたよ」とリハビリの先生がおっしゃった。

                    

元気になった母さんの笑顔に安心し、鳥栖に向かって運転していると土砂降りに!!
大雨洪水警報が発令中だったがみるみる道路に水が溢れた。

横の車線を走っていた大型トラックがスピードを上げて通り過ぎた。
私の軽のフロントガラスに大量の水しぶきがかかり、前方が水で突然見えなくなった。

視界ゼロになり「こりゃなんだ~」と慌ててスピードを緩めた。
低い道路箇所の水たまりにタイヤが浸かりハンドルを取られた。

いつもはゆっくり2時間かかる道中が、今日は途中の休憩なし。
緊張のままワイパーフル回転で1時間40分、やっと家にたどり着いた。

冷水トンネルを境に、大雪、大雨と自然は厳しい。
車の運転が苦手なので、今日の大雨洪水にはびっくりした


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