当市の美術センターで毎年この時期に開催される「硯友書道展」。
長男、次男共に小学校から中学校まで出展を続けてきた。
いわゆる子供の部は賞がたくさんあって賞取りレースである。
長男は高校になってクラブ活動で忙しく止めてしまったが、次男はクラブ活動の合間をぬって続けている。
そして今年から高校・一般の部という賞とは関係なく作品を発表する大人の部である。
上が次男坊の書であるが、小学校から書道が苦手で通知簿で「アヒル」しかもらった事のない、
我輩には上手いのやら、下手なのやら、何が書いてあるのやら、さっぱりわからん!!
本人の説明によると
【展示した作品は、「私の字」ではなく、「臨書」と言って古典(先人が残した過去の優れた書跡)を
そっくりそのまま写すことに重点を置いた書き方をしています。
そして、私が「臨書」した古典は、龍門石窟(494年、都を洛陽に移した北魏の孝文帝は、仏教の保護に努め、
洛陽の南12キロの龍門に多くの石窟寺院を造らせました。ここには、現在も、書を学ぶ者にとって
欠かせない貴重な資料が多く残されています。)という所の古陽洞内にある永和19年(495年)に刻された
『牛橛造像記(ぎゅうけつぞうぞうき)』というものです。
そのほかにも数え切れないくらい古典はたくさんあります。】
私には分からないことを一生懸命話す息子を見て、どこの世界も奥の深いものだなーと思いつつ、また親バカかなーとも思いつつ。
クリックしてね
クリックしてねランキングが開いたら「男の隠れ家」以外をクリックしてね
次男さん すごいですね~
やはり血筋ですね~
今後も道を究められんことを~
でも二回轆轤を挽きました。粉引きに仕上げようと思っています。
二男さんの書、すばらしいですね。
ansyuさん、僕ね、龍門石窟に行ったことあるんです!だからって、書がわかるってわけではないんですが・・。
河南省は、どこを掘ってもお宝が眠ってるようです。中国4千年の歴史の上に立ってるような場所でした。
書も陶芸も、みな中国が発祥の地ですね。
なにか通ずるものがあるのかもしれません。
上手いのか下手なのか一向にワカリマセン。
ただ親としては自分の好きな事を頑張る息子を
応援するのみです。
ただ血筋はないでしょう。私にも、息子にも。(笑い)
私も最近、御影赤土を購入しロクロを挽いて粉引きに仕上げました。
白化粧土がジャバジャバでどうなるのやら。
junさん、龍門石窟行かれたんですね!現場を見てるってすごい事ですよね。
臨書と言ってソックリそのまま写すことが目的のそういう書道の世界が存在するわけですから、そこから発掘されたものはすごいんでしょうね!
陶芸の世界でも、昔の窯跡から発掘された陶片を再現したり、陽変天目を再現するのと似てますね。
中国4千年の歴史の深みを感じます。
色紙みたいなのがアチコチ掛けてありますね。
「陶酔庵」にも先日何か書いて掛けてました。
写真の書も持ち帰った日の夜、飾ってくれって大騒動!
床の間のある部屋は「陶酔庵」に変身し泥だらけ。
そこで玄関スペースに飾ってますが誰も気づきません。
そこは以前私が始めて作った「壺」を飾ったときも、誰も気づきませんでした。