午後、オーシャンクルーズのKさんと、今後のクルーズのことで
いろいろ相談。なかなか日程があうクルーズがない。
夜 上野の東京文化会館で、第11回 世界バレエ・フェスティバルを観る
世界の一流のバレリーナが集まって、バレエのいいところだけを
やるという趣向。
ところが、やはりこういうものは さわりだけではおもしろくないものだ。
ストーリーがあって、次第に盛り上げてきて、最後にいいところ
というものなのだろうが、おいしい所ばかりというのは、感動がないものだ。
あまりに館内が寒かったことと、次から次の
延々4時間もやるバレエにあきてしまい
途中退場してしまった。25000円のチケットだったが、おもしろくないのに
観る気はしない。
やはり全体の演出あってのものなのだろう。
あきれてしまうのは、なんでも拍手を送る観客。
なにを観てもブラボーの連発。
某日本のミュージカル劇団をみにきている観客と同じような反応だった。
素人の私が観ても、すごいと思ったのは 一組だけだった。
あまりになんとも思わなかったので、なんだか感動することを忘れて
しまったのかと心配になった。
どうせ観るなら、ひとつのバレエをきっちり観たほうがいい。
「買いたい新書」ふうに言えば、
よほどのバレエ好きでないと、行ってもつまらないでしょう。