明治座で観劇。
大地真央主演の「ふるあめりかに袖はぬらさじ」。
初演はニ年前。今回は同じ明治座での再演。
初演の際、パンフレットに幕末の横浜と遊郭が
テーマの文章を書かせていただいた。
再演のパンフレットでもその文章が使われている。
で、ニ年前同様、ご招待いただいたのだ。
舞台は開港場横浜に実在した港崎遊郭。
一の大楼「岩亀楼」で亀遊という遊女が自害した。
外国人に買われるのをよしとしなかったといい
「ふるあめりかに袖はぬらさじ」という
辞世の句まで残したという。
亀遊は世をはかなんで死を選んだだけだったが
サービス精神旺盛な芸者お袖が、どんどん話を盛っていく。
おかげで亀遊は攘夷派のヒロインとして
後世にまで名を残すことに……という物語で、
原作は有吉佐和子氏。
初演の際も思ったが、お袖を演じる大地真央さんは凄い!
出てきただけで大輪の花であることは間違いないが
たいへんな長台詞を、口跡も鮮やかに千変万化。
笑わせたりしんみりさせたり、まあ観せること、聴かせること!
まさに「ザ・舞台女優」。
華やかで楽しい舞台を堪能させていただいた。
明治座「ふるあめりかに袖はぬらさじ」のサイト。
https://www.meijiza.co.jp/lineup/2019/11/
大地真央主演の「ふるあめりかに袖はぬらさじ」。
初演はニ年前。今回は同じ明治座での再演。
初演の際、パンフレットに幕末の横浜と遊郭が
テーマの文章を書かせていただいた。
再演のパンフレットでもその文章が使われている。
で、ニ年前同様、ご招待いただいたのだ。
舞台は開港場横浜に実在した港崎遊郭。
一の大楼「岩亀楼」で亀遊という遊女が自害した。
外国人に買われるのをよしとしなかったといい
「ふるあめりかに袖はぬらさじ」という
辞世の句まで残したという。
亀遊は世をはかなんで死を選んだだけだったが
サービス精神旺盛な芸者お袖が、どんどん話を盛っていく。
おかげで亀遊は攘夷派のヒロインとして
後世にまで名を残すことに……という物語で、
原作は有吉佐和子氏。
初演の際も思ったが、お袖を演じる大地真央さんは凄い!
出てきただけで大輪の花であることは間違いないが
たいへんな長台詞を、口跡も鮮やかに千変万化。
笑わせたりしんみりさせたり、まあ観せること、聴かせること!
まさに「ザ・舞台女優」。
華やかで楽しい舞台を堪能させていただいた。
明治座「ふるあめりかに袖はぬらさじ」のサイト。
https://www.meijiza.co.jp/lineup/2019/11/