ほぼ週二 横浜の山の中通信

人と異なる視点から見る

薬の不思議 その3 薬のネット販売に賛成

2013年07月03日 | 健康・薬・食飲料

私は、薬のネット販売に賛成です。

私は製薬業界や薬の小売業界、ネット販売業界と全く関係が無いので、患者と言うか、ユーザーとしての意見です。

 

一部の「小金稼ぎの評論家」は、ネット通販再開で「薬の消費が増えるわけではない」と言っていましたが、これはユーザーの立場ではなく、製薬業界や薬の小売側に立った発言です。

薬の不思議 その1 役人のやることはわからん」や「薬の不思議 その2  薬局は履歴なぞ見ていない-みえみえの建前」で書いたように、薬の世界は不合理だらけです。

 

医者に「この薬(花粉症の薬や目薬です)が自分に合っているので、この薬を処方してくれ」と言っても、なぜか薬価の高い、効果のキツイ薬を処方することがあります。処方箋が必要な薬を欲しい時、「医者に行って処方箋を書いてもらえば良い」という意見を言う人がいますが、必ずしも欲しい薬が手に入るわけではありません。

 

そんな時に、最高裁が薬のネット販売禁止は違法という判決を出したのは、時宜に適っています。

 

本当に使い方が難しい薬はダメでしょうが、だいたい薬の分類がおかしい。それに、薬の副作用は、医者に聞くより、インターネットで調べた方が、詳しく丁寧に知ることが出来ます。

 

薬のネット通販が、ケンコーコムを子会社化した楽天を儲けさすだけという議論は、本末転倒です。NHKがインターネットをやるのに横槍を入れ続けた、時代遅れの新聞社のようなものです。

 

2013.07.03


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