元 黒龍江大学日本語教師   

元黒龍江大学日本語教師としての思い出などを写真を交え、日記風に綴っていくもの。(No.812からは、故郷新潟から発信中)

No.699  「犬の靴下」のお話。

2012年04月05日 | 日記

「犬の靴下」のお話。       最近、黒龍江大学構内を早朝散歩をしていると、犬を連れた人に出会うことが多くなった。運動を兼ね近くの公園などに出掛けている。1月、2月の氷点下20度前後の気温の中では、あまり犬を連れた人を見ることがなかった。しかし、まだ屋外は寒く人間はオーバーを着て手袋をつけ、帽子をかぶり十分な装備をしている。日本人は寒い中でも、動きのいい可愛い犬を見ると「元気がいい犬」や「可愛い犬」などという。ハルビンの人の中には「美味しそうな犬!!」と言われる方もおられる。当大学周辺でも犬の肉を食べることができる食堂も何軒かある。

≪雪やこんこ  霰やこんこ。降つても降っても まだ降りやまぬ。犬は喜び 庭かけまわり、猫はこたつで丸くなる。≫この日本の童謡「雪」の歌詞を思い出す。しかし、ハルビンの屋外の気温は低い。先日、冬場の寒い時期の散歩で、犬に<靴下>を履かせている愛犬家にお会いした。黒い色の犬を連れて散歩している女性は、その犬の足に暖かそうな靴下を履かせていた。

靴下を履いていない犬も見られるが、早朝、寒さに弱い犬には、靴下が「必需品」なのかもしれない。また、冬期間、小鳥たちの食べ物がなくなると困るということで、毎朝、どんなに寒い日でも当大学構内の決まった場所に、餌を置きにくる女性にもお会いした。この女性を見つけると、約20羽ほどの<スズメ>が一斉に飛び降りてくる。ここでは<スズメ>と人間の微笑ましい姿が見られる。

「犬の靴下」         靴下を履かせた犬と散歩する女性。

「犬の靴下」            早朝散歩の男性と犬。

「犬の靴下」          走り回る二匹の犬。

          小鳥の餌。

         小鳥の餌を置く女性。

餌を食べに集まったスズメ。 





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2 コメント

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御礼 (孫犁冰)
2012-04-05 18:53:45
伊藤大先生

好久不见了。您身体好吗?
昨日、両親と娘がお邪魔して、大変お世話になりました。
智華が興奮して、伊藤先生と大島先生のことを国際電話で15分も語ってくれました。
「ちか」と呼ばれましたが、今度会う時に「ともかです」と言うそうです。
いろいろと褒めて頂いたようで、本当にありがとうございます。

请多保重身体!
孫犁冰拝
孫犁冰老師 (黒龍江大学日本語教師)
2012-04-05 20:56:28
こちらこそ大変お世話になりました。
孫大衛先生から果物やお酒など、貴重な品々をたくさん頂戴いたしました。
ご夫妻と智華(ともか)ちゃんと写った写真は<700回>の記念すべき私の「ブログ」の写真に登場する予定です。
お楽しみに。

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