「寒波と鶏西料理」のお話。 この日は早朝から猛吹雪となり、最低気温は氷点下11度という寒波が訪れ、「真冬」に戻った感じがする一日であった。この寒波の中、歩道はもちろんのこと、車道もガンガンに凍結した。いつも私がお世話になっている黒龍江大学日本語学科の中国人の韓先生と大島先生、大学院生、それに私の4人で滑る歩道の上を、注意しながら徒歩で「夕食」を食べに出掛けた。
行き先は黒龍江大学脇の道路を挟んだ向かい側にある食堂街。私が初めて訪れたのは「鶏西緑色小菜園」という店の2階。鶏西市は黒龍江省の北東部に位置し、ロシアと国境を接しており、石炭の産出地として有名な都市である。私は昨年、この鶏西市を訪れ、中国側からウスリー川を挟んだロシアとの国境の景色を眺めてきた。今回、なつかしいその鶏西市の「田舎料理」を食べることになった。
この日の注文品は「キムチと卵の煮物」、「蕨の油炒め」、「ジャガイモとピーマンの煮物」、「刀削麺」、「豆腐料理」。それに<ビール>は、いつものハルビンビールで値段は、大瓶一本が4元(日本円で約50円)と日本のビールに比べれば安い。私たちは美味しく「鶏西料理」をいただいた後、当大学の教職員宿舎まで滑りやすい氷の上を、一歩、一歩、足元を気にしながら、ゆっくりと歩いて帰路についた。それにしても、強烈な寒波が到来したものだ。
「寒波と鶏西料理」 どれも私の口に合っていた料理。
「寒波と鶏西料理」 料理店のメニュー。
「寒波と鶏西料理」 いつもお世話になっている韓先生(右)と大学院生の劉さん(左)。
「寒波と鶏西料理」 大島先生(右)と筆者(左)。
「寒波と鶏西料理」 料理店の入口。店の看板には、犬の肉(狗肉)の名前も見えた。
「寒波と鶏西料理」 歩道も車道もガンガンに凍結している。
「寒波と鶏西料理」 歩道上も凍結しており、歩行者は足元を気にしながら歩いていた。
最近の新潟市は気温10℃を超える日が
多くなり、ようやく春の兆しが見えて
きたようです。
風邪引かないように気をつけてください!
信濃川河畔の「桜の花」も咲き始めたのでしょうか。
お互い風邪など引かないよう頑張りましょう。
皆さんにもよろしくお伝えください。