箕輪義隆挿絵工房 フィールドノート

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鵜会に向けて スクラッチボード作例2

2016年11月13日 | 
前回の作業の続きです。

ここからはひたすら引っ掻き削る作業を続けます。淡色部、光が当たる部分を重点的に
削ります。



線を重ねて、明暗と質感を出していきます。目のまわりは皮膚が露出しているのでイボ
イボな感じ、喉はシワシワな感じを表現します。


頬の白い部分、細長い飾り羽、そして全体の形を出していきます。今回はこのあと着彩
するので、色を乗せる部分を意識して削っています。これで削る作業はほぼ完了。


ここまで来て、これは何鵜?と思われた方がいらっしゃると思います。正体はブルーの
喉と目がとっても印象的なアオノドウ。北米西海岸に分布する鳥です。完成版は個展で
展示するので、ここでお見せできるのは一部だけ。


<個展「鵜会」について、詳しくはこちら
 11月23日の講座の参加者募集中。
 「鳥のフィールドサイン観察ガイド」も販売します

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