フリーランス的発想のススメ

~フリー満喫講座~

ニューヨークの錦織君

2014年09月09日 | テニス
 錦織君の最初の冒険が終わりました。



 全米オープンテニス、決勝戦の相手チリッチとの身長差は20cm。なんですが、腕の長さまで入れれば(ラケットまで含めたリーチの差は)30cm以上あったのではないでしょうか。
 最近のテニスプレーヤーは、とにかくデカイのです。アンディ・マレー(190cm)、ラオニッチ(196cm)、デルポトロ(198cm)、そしてチリッチ(198cm)…そのうえ彼らの体重は90kg前後。(錦織君は68kg)はるか真上から叩きつけられた重いボールを、ただ返球するのでは絶対に勝てません。返すのもやっとなボールを、ライン際にコントロールして落とすという、とんでもない荒技を錦織君はやらなければならないのです。だもんで、昔はビッグサーバーに弱かった…体格で完全に不利ですもんね。
 錦織君がどんなに努力家でも、今から身長を伸ばすのはムリ。。とにかくどんなボールも食らいついて返すことを徹底し、リターン力を上げていった結果、現在、錦織君は世界トップクラスのリターナーと呼ばれるようになったワケです。このリターン力が上がってから、ぐんぐんとランキングも伸びていきました。
 そして2014年5月、ついに世界のトップ10入りを果たします。(この試合の後はランキング8位に!)これは本当に凄いことなんです。テニス選手が巨人化してから「今後小柄な選手はトップに行けないだろう」と言われてきたのを、今、錦織君が打ち破ろうとしています。



 これからいったいどんな魔法を使って彼らを倒して行くんでしょうね。とても楽しみです。


【余談】なんとなくコレを ↓ 思い出した。


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