監督:ファティ・アキン
主演:アダム・ボウスドウコス
モーリッツ・ブライプトロイ
ビロル・ユーネル
おもしろかったなぁ~。サイコーにおもしろかった。数年ぶりに映画で爽快な爆笑を得られましたね(笑)あと、主人公のジノスが、バルセロナのプジョールに見えてしょうがなかったです。(カーリーヘアとガチムチ体型が)
ドイツのハンブルクにある「ソウルキッチン」という名の大衆レストラン。このレストランを経営するジノスはとってもいいかげんで、でもこだわりはけっこう持っていて、美人の彼女もいて、その彼女が仕事で上海に行っちゃって、追っかけて上海に行くためにお店をお兄ちゃんに譲っちゃって、そしたらそのお兄ちゃんがぜんぜんダメなやつで…と、次々にトラブルが起こるんですが、もうそのダメっぷりが笑えます。
ダメダメなんだけど、人がいいから幸運も訪れる。そのトラブルと幸運が、どちらも『必然』で無理がない。そりゃそうなるよね~と妙に納得してしまいます。彼が巻き込まれる出来事に大笑いしつつ、最後はなんだか嬉しくって、涙が出そうになりました。(ぜんぜん泣ける映画じゃないですよ!サイコーに笑える映画です!☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆)