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ずっと前から思っていたことだし、それはずっと変わらないのですが、
今回のイエティくらぶで、改めて実感しました。
自然体験活動の提供は、関わる子どもや大人たちにとって
「出会いのキッカケ」である。
もちろん、良質な自然体験活動のフィールド、技術、マネジメントは必要です。
ですが、じゃあ一人で野山を駆け回って楽しいのか?意味があるのか?
というと・・・、まあ、確かにそういう人もいますが、
それはかなりの達人であって、一般人はそこまでじゃないよなあ。
それよりも、その自然景観の中で、
どんだけいろんな人と出会える場面を作れるか、とか
「これ、面白いよね」「うん、ぼくもそう思う」って共感してくれる人がどれだけ集められるか、
しかも、そういう「信じてもいい大人」を、どれだけ老若男女多種多様に集められるか、
ということの方が重要な気がしてる、というか
世の中の子育て世代は、実はそこを一番求めているんじゃないかな、
と思ったりしてます。
子どもたちは、イエティが終わって、うちに帰って、
お母さんたちに何を報告するのか、というと
「川がすげえ」ということよりも、意外と「スタッフの○○さんが面白かった」ということの方が多いんじゃないかな?
「自然と、子どもと、周りの大人」
といういぶり自然学校のコンセプト。
多分、この先もしばらくは変わらない、変えないと思います。