いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

幼稚園にてホースロギング

2013-11-26 17:05:39 | うえだんな

 

ひかりの国幼稚園に、馬を連れて行きました。

普通は、「幼稚園に馬」というと、移動動物園みたいなやつになりますが、

そんなのじゃあありません。

本気の馬搬、ホースロギングによる森林整備が目的です。

本来であれば子どもたちを作業現場から遠ざけ、一切立ち入り禁止、みたいなやり方をするのでしょう。

ぼくたちは、あえてそうではない手法を取りました。

 

大人が、馬が、本気で働く姿をみる。

危険(かもしれない)現場に、子ども達を入れ、リアルを感じてもらう。

ブラッシングやえさやりを手伝う。

森が、林が、少しずつ手入れされていく様子を目の当たりにする。

 

そんな、嘘偽りのないシゴトのシーンを、チビッコたちに体感してもらいたいんです。

そして、この馬方である西埜くんは、それができます。

 

木を引っ張り出すシーンも、かたずを飲んでみてます。

 

作業のあとの馬の周りに、子どもたちが集まります。

 

子どもたちも、先生たちも興味津々。

これ、普通にトラックとかトラクターで引っ張り出してたら、

誰も見に来ないよね。

馬だから、寒いのにみんな外に出てきた。

馬を通して、森の様子が理解できた。

 

なるほど。

自然と人をつなげるのは、「案内人」ではなくって、

実は「馬」なのかもしれませんね。

 


en-litな人たち

2013-11-24 10:17:29 | うえだんな

いぶり自然学校には、多数の方々が関わってくださいます。

活動の傾向から、子育て中のお母さんたちが多いのですが、

このお母さんたちが、ついにひとつ事を成し遂げてくれました!

市内小学校の授業や、親子レクの活動にプログラム提供をして欲しい、

というオファーを受け、

先生などとの打ち合わせや準備、プログラム作り、役割分担などを

自分たちで進めて、当日見事なプレイを展開してくれたのです。

 

その時の様子はコチラ

 

そのお母さんたちは、「en-lit(えんりっと)」という団体というか、サークルを作って、

前向きに、自律的に活動を進めてくれています。

 

我が子に、少しでも幸せであってほしい。

でも、そのためには、周りの子もしあわせてなくてはならない。

だから、そうなれるような活動を提供しよう。

でも、そのためには先立つものも必要だ。

 

そのとおり。

 


コミもり@弟子屈

2013-11-06 08:56:02 | うえだんな

「コミもり」という言葉を作りました。

森づくりのために人を集まって森にいいことをする、というのではなくて、

人が集って面白いことをするために、森づくりという方法を使う、という

逆の発想にたった取り組みです。

これ、やってみると意外と面白く、あちこちで広めています。

で、この週末は苫小牧の幼稚園と弟子屈、というまあすごい距離を移動して

コミもり的活動を展開してきました。

 

弟子屈で使わせていただいたのは、オシャレなログハウスと

その前に巨人のごとくそびえるカラマツ林たちが生えている林でした。

小春日和の中、楽しく心地よい時間を過ごすことができましたよ。

一方、こんな活動を持続発展させていく方法も考えていかないといけません。

さてさて、この道東にあるカラマツ林で、どんな「コミもり」が作れるのか?

はぎーと一緒に考えていく秋となりそうです。