「レイチェルの結婚」 ★★★ @渋谷bunkamuraル・シネマ 〔公式サイト〕
もうね、こういう映画を観るとツライっすよ。
「レボリューショナリー・ロード」を見た時くらいに鬱々としちまうやね。
昔の女友達が家族の問題でいつも泣いていて、凄くウンザリしたのを思い出す。
でもね、この映画の登場人物や、その友達の方が私なんかよりよっぽど「家族」に向き合って
真剣に生きているんだよね。
なんでこういう映画を観てブルーになってしまうかというと、
愛情の薄い自分を思い知らされるからなんだよな。
はぁ、情けない。
「サスペリア・テルザ 最後の魔女」★★★★ @渋谷シアターN 〔公式サイト〕
ぐはぁ! 期待を裏切らないダリオ・アルジェントの底力。
相変わらず脚本家あがりとは思えない程のテキトーな本だし、
ラストシーンの思わず爆笑の「なんじゃこれ?」 もありの、実にいかがわしい作品。
でもそれでこそホラーの帝王、ダリオ・アルジェントなのじゃ!
メチャメチャに美しい愛娘、アーシア・アルジェントがその美貌に全くそぐわない
オバハン声で絶叫するのには心底萎えたけどね。
音楽は元ゴブリン、現デモニアのクラウディオ・シモネッティが担当していて、
ゴチックで荘厳なプログレサウンドを響き渡らせてくれる。
サントラ欲しいぞなもし。 サイコーじゃ!
といいつつ映画としては「スリープレス」の方が更に好きだけどね。
ところで、このシアターNで次回レイトショー公開の
「バッド・バイオロジー 狂った性器ども」という
余りに余りな映画の予告を見て思わず前売りを買ってしまった。
(↑成長しろよ)
で、今まで前売り特典としていろんなモノを貰ってきたが、
今回のはさすがにたまげた。
なんと(男性用)オナニーグッズだがね。
女性で貰った人はどうするんだろう。。。?
まぁ映画の内容とあってはいるんだろうけど、
よくこんな販促が企画として通ったなぁ。
あ、「で、使ったの?」とか訊かないようにっ!!