続々・異風塵の雑記帳☆

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このブログでは飼い猫の話、つぶやき、趣味の短歌を掲載します。

パン屋さんが小麦アレルギーに☆

2017-05-12 09:51:37 | 日記
友人の息子さんがパン屋を開業して約3年経ちます。
店を開く前の数年間、老舗のパン屋で修行をした後、独り立ちしたそうです。
友人夫婦と娘さんも応援、家族総出で店も繁盛しています。
パン屋さんがある場所は新興のニュータウンのメインストリートにあります。
家も続々と建ち、今後の繁盛も間違いない地域です。
ところがここで思わぬ緊急事態が発生したのです。

店主の息子さんが何と小麦アレルギーであることが判明したのだそうです。
パンを作る過程で舞い上がる小麦粉の粉塵で喘息状態を来すようになり、
症状は深刻で、今後回復の見込みがないと医者に告げられたそうです。
何度も家族会議をした結果、店を閉めざるを得ないという結論に至ったそうです。
数か月に1回、わたしもこのパン屋を訪れて友人と久闊を叙していたのですが、
もうその機会も近々喪失することになりそうです。
立地が良いので間もなく店の買手も見つかるでしょうが、
小麦アレルギーになってしまった息子さんのことを思うと複雑な気持ちになります。

そこで気付いたことがありました。
今から6、7年前にわが家の子ネコをこの友人に進呈する話が進んだのですが、
家族の誰かがネコアレルギーで結局破談となったことがありました。
今回の小麦アレルギーにもこの時のネコアレルギーが関連していたのかもしれません。
大阪府内で新築の土地家屋付きのパン屋を始めようとすると
3,000万円前後の初期投資が必要なのではと推測します。
上手く店舗・土地が売却出来ても最終的にはかなり損失が出るのではと思います。

余談ですが、先日ネットニュースを読んでいたら小麦アレルギーの記事が出てました。
何でもANAの海外路線に小麦アレルギーの乗客が乗り合わせていたそうです。
この乗客(外人さん)が事前に小麦アレルギーである旨を申告していたところ、
朝食にバナナ1本だけしか出なくて問題になったそうです。
わたしも若い頃結構海外に出掛けてましたが、
当時は宗教による献立の問題はしばしば身近に経験したことがありましたが、
昨今は食物アレルギーも問題になるのだと改めて認識を新たにした次第です。