6月に中古住宅を見学しに行った時のことです。
休耕田がかなり目立つのは過疎が進む地方の典型的風景かもしれません。
そんな中、あちこちにバナナとおぼしき木(草か?)がやたら目立ちました。
休憩で立ち寄った小さなスーパーの方に
「この辺はバナナの木が多いですなあ」と感想を漏らしたところ大笑いされました。
ご主人曰く「あれはバナナの木ではなくて芭蕉でんがな」と諭されました。
何でもこの地方には「田舎寿司」という鯖寿司の一種があるそうです。
山を越えた場所では柿の葉で鯖寿司を巻いたいわゆる柿の葉寿司がありますが、
この地では柿の葉ではなくて芭蕉の葉っぱで巻いているということでした。
芭蕉の葉っぱには水分や養分の通り道の筋が多くあり、
この筋の中には空気が満たされており食品保存に適しているという解説でした。
わたしは若い頃よく沖縄地方を訪れていました。そんな訳でバナナの木を見慣れており、
外見がバナナと同じ芭蕉のの木をバナナの木と見間違えたのでした。
いつからこの地で芭蕉の木が栽培されるようになったかは不明ですが、
温暖で湿潤なこの地は芭蕉の木の栽培には適した場所だと思われます。
ひょっとしたら沖縄地方同様に、かつてはこの地で、
芭蕉の繊維を利用した沖縄の芭蕉布と同様の織物も存在したのかもしれません。
休耕田がかなり目立つのは過疎が進む地方の典型的風景かもしれません。
そんな中、あちこちにバナナとおぼしき木(草か?)がやたら目立ちました。
休憩で立ち寄った小さなスーパーの方に
「この辺はバナナの木が多いですなあ」と感想を漏らしたところ大笑いされました。
ご主人曰く「あれはバナナの木ではなくて芭蕉でんがな」と諭されました。
何でもこの地方には「田舎寿司」という鯖寿司の一種があるそうです。
山を越えた場所では柿の葉で鯖寿司を巻いたいわゆる柿の葉寿司がありますが、
この地では柿の葉ではなくて芭蕉の葉っぱで巻いているということでした。
芭蕉の葉っぱには水分や養分の通り道の筋が多くあり、
この筋の中には空気が満たされており食品保存に適しているという解説でした。
わたしは若い頃よく沖縄地方を訪れていました。そんな訳でバナナの木を見慣れており、
外見がバナナと同じ芭蕉のの木をバナナの木と見間違えたのでした。
いつからこの地で芭蕉の木が栽培されるようになったかは不明ですが、
温暖で湿潤なこの地は芭蕉の木の栽培には適した場所だと思われます。
ひょっとしたら沖縄地方同様に、かつてはこの地で、
芭蕉の繊維を利用した沖縄の芭蕉布と同様の織物も存在したのかもしれません。