登山・花日記(Ⅱ)

夫婦で始めたきままな山歩きの記録です。

殺生石から日の出平~黒尾谷岳

2017年05月29日 06時39分56秒 | 那須岳
H29年5月28日、殺生石から南月山~日の出平~黒尾谷岳を歩いてきました。

先週末に和徹さん(和子さん徹也さんの短縮形)が那須岳を歩き下見してきた。
そのミネザクラ情報から今が見頃かと、和徹さん、ようさんひろさんを誘い歩いてきた。
目的はミネザクラだが、もしかするとシャクナゲも、期待薄だがシロヤシオも・・見られるかもと
ルートは那須五峰と呼ばれる山で、主稜線から外れた黒尾谷岳(くろおやだけ)を繋ぎ、シロヤシオとミネザクラ咲く尾根を歩こうと殺生石から黒尾谷岳への周回とした。

県営無料駐車場7:50~殺生石~湯本/弁天温泉分岐9:00~水場~噴気帯(膳棚)10:25~飯森温泉跡10:30~11:20牛ヶ首(昼食)12:00~12:15日の出平12:25~12:50南月山12:55~14:00黒尾谷14:10~15:05もみの木台登山口
約7時間の花散歩でした。
   
登山・花日記   山行記録    地域別山行記録   那須岳山行記録

もみの木台登山口に車をデポ、殺生石からスタート


殺生石手前の県営無料駐車場へ。今日は日曜日で多くの車はこの先の峠の茶屋方面へ向かっている。


和徹さんが用意してくれたグローブを着用し、気持ちを一つにスタート


殺生石の遊歩道を抜け、牛ヶ首へ約5.4キロのルート。殺生石から牛ヶ首までの標高差は900m程あり手強いものがある。


このルート沿いは熊のテリトリー、万が一を考え笛を吹きながら。


大丸(弁天温泉)からの道と合流。ここまではいわば助走路、ここからが山道らしくなる。


ヒメイワカガミとコイワカガミがポツポツと咲いてました。


硫黄臭が漂う崖地の脇を抜け


登山道のはるか下方に硫黄の堆積物が見られる噴気帯(膳棚)


飯盛温泉跡。野趣溢れる温泉であったことが伺われる。


背丈ほどの灌木帯を抜け、ザレた尾根を登ると牛ヶ首。冷たい風をもろに受け歩いていても寒いほど。


牛ヶ首付近のミネザクラは満開。ジャストタイミングでした。








冷たい風を避けて満開のミネザクラのもとで昼食、いつもながら美味しいものをご馳走さまでした。


日の出平へ向かいます。尾根斜面にもミネザクラが咲きそろい、眼下のひょうたん池周辺には残雪も見られる。


日の出平のミネザクラ。蕾も見られるがほぼベスト。多くのハイカーが楽しまれていた。








シャクナゲを期待して南月山へ。期待通りピッチピチのシャクナゲが咲いてました。


私達が着くと同時に白笹山へ降るグループがいた。セとナさんの山の会の御一行でした。
南月山への到着があと1~2分遅れたらすれ違いのもの、際どいタイミングでのセとナさんとの出会いでした。


白笹山への登山道にもシャクナゲが綺麗に咲いてました。


南月山から黒尾谷岳はシャクナゲロード。尾根沿いにず~~と咲いている。ジャストタイミングでした。


















シロヤシオはまだ蕾のものが多いものの花芽は少なく不作のようです。ハルリンドウは随所に見られた。
ハルリンドウとフデリンドウとの違いを和子さんが熱く語ってくれました。


黒尾谷岳。「凄いシャクナゲだね~」と最後の休憩をとり下山する。


別荘地最上部のもみの木登山口に無事下山する。


好天に恵まれミネザクラもシャクナゲもベストなもの、良き仲間と共有できたことはラッキーでした。
和徹さん、ようさんひろさんお疲れ様でした。またの花山行楽しみにしてます。