AKY/こんこん日記

テレビ東京アナウンサー紺野あさ美さんとアイドルちゃんたち応援日記です。「AKY」

紺野さんの騎士

2006-08-23 22:56:31 | 紺野あさ美
今日は、「天使な小生意気」を全巻一気読みしました。最初から最後まで読まないとわからない作品だった。ものすげー感動して売るのをやめましたよ。

あとー、お昼に松葉杖ついた辻ちゃんがテレビに出てきたし、新聞見てたら、野球中継に「ベリーズ工房」って書いてあった。副音声かな?でもって、かおりんメインのピンの番組もあったみたいだし、さらに4チャンには柴田さんが1人で出てて驚いた。そのすぐあとになっちさんも出ていた。
最近、頑張ってますね。
なんか私はテレビからもネットからも自分から遠のいてるみたいです。
ゆうべ、12ちゃん見てたら安倍さんが出てて、4チャンにしたらあややが出てたから速攻テレビを消したくらいです。

というわけで、辻ちゃんが出てる回の「リボンの騎士」を見てきました。
こんばんわ。やうこです。
木曜の夜の回は、A席パンパンS席の後ろの方ガラガラで、A席で見ました。
残念ながら一日違いで、さわやかサラリーマンねこぎゅーさんに会えずに、サラリーマン萌えできずにがっくしでしたが。

感想はと言うと、
すごーくよかったけど
すごーく良くなかった
です。

一番の感想は、紺野さんが出てない

です。
あたりまえだ。冒険者だ。

うーん、どう書いたらいいかな。おもいつくままに書くけどさ。
基本的に、私はモーニング娘。が好きで、「リボンの騎士」が超好きで、宝塚はけっこう好きです。

まず、良かったところ。ていうか、人?

とにかく愛ちゃんは良かった。
ドレス着て走りこんでくるところは(これ宝塚でよく使う効果だね)、あんまりきれいなので、鳥肌が立って涙がにじんだ。ガキサンも。美しいと言うのはあんなに感動できるのね。
演技も愛ちゃんの少女性とプロ意識の2面性が実に生きていて、とてもよかった。
あと、小春が良かった。あの人の世界観は完璧に出来上がっていて、すごい。
一気に空気を変える。
それから、吉澤さんのシルエットが美しかった。
ガキサンはその他多勢を上手に仕切っていた。
それから美勇伝の二人は、すごく良い脇役だった。本当にどのシーンでも良く立ち回っていた。
辻ちゃんは怪我の巧妙か、後半のみに出たのがかえって存在感が浮き立ってよかった。彼女が出たら舞台の空気が一気に変わった。彼女は「演じる」以上のものを表現できると思う。
あとあのやっぱり宝塚の人はすごかった。
宝塚演出に当然しっくりきてるんは当然だけど、手塚治虫の壮大な世界観をあの人一人で担っていた。
マルシアは演技が素晴らしかった。邪魔にならずに存在感があって、母の優しさと狂気を最高に演じていた。

全体的に、歌が大目のミュージカルだったので、モーニング娘。をどれだけ鍛えてくれたかも感じられたし、全員に素晴らしい見せ場を作ってくれていたので、全員に責任感があり、緊張感のある芝居になっていた。
モーニング娘。の素直な少女性と、「リボンの騎士」の世界観がすごくあっていると思い、感動した。

逆に良くなかったところ。
これがたくさんある。
ネガティブ更新ですまん。。。

まず、あの世界観をあらわすにしては、登場人物の数・舞台の大きさ・大道具小道具の数が少なすぎる。ダンスが少なくて歌が多すぎる。衣装が物足りない。

まず入って、舞台が狭い!と感じた。あの時代の少女漫画なんて、ダンスが命だ。これじゃあ踊れないなー、と思ったら、やっぱり踊るスペースは無かった。
それにモーニング娘。はたしかにあの年齢にしては素晴らしい才能だと思うけど、世界観を出せるほどの演技力がない、ここは舞台美術でプラスして欲しかった。歌が多いのも結構だけど、きちんとした訓練をしていないので、歌詞が聞き取れない。基本の発声練習だけでそのまま出した印象で、やたら伸びる音だけが出るようになってた。歌だけでダンスを踊らないのも物足りなかった。

ようするに前半が特に、見ている方がへとへとになってしまった。。。
オペラだってもう少し演技部分があるけどな。。。
いつもの遊びが出来ない分、良い子の舞台になっていた。「間違えないように」「責任を持って」が先にたって、モーニング娘。の自由さや少女の自由さが表現できていなかった。もっと他の大人の人にフォローしてもらう必要があったと思う。

それに一番はやっぱり妖精チンクが無いのがいけなかった。。。

手塚治虫の話は、たいていすごく深くてどろどろしていて人間の深層心理にずっしりきてしまうところを、ギャグやメルヘンで包み込んで柔らかくしてくれる。
これが完全に足りなかった。
(マコの役なんてもっとギャグに徹する役のはずなのに・・・)
とにかくどろどろした話に見えてしまって、ぐったり。。。
それに肝心の「リボンの騎士」の登場シーンが少なすぎるし、なんといっても、衣装が違う。なんじゃあのくすんだ緑のしょぼいリボンは。
赤と青と黒の鮮やかなストライプの大きなリボンには、少なからず意味があった。女の子の夢がつまっていた。女の子はカラフルで可愛い色のリボンをするのがダイスキなのだ!!さゆを見ろ!!!
侍女たちや亜麻色の髪の乙女のドレスもなんでかおばちゃんぽいくすんだ色しかなくて、パステル調が良かったな~とがっくりした。
それにへケートは逆に甘すぎる。
もっと身震いするような、恐ろしい存在感のある衣装にして欲しかった。
あれなら山手線に乗っていてもおかしくない。


ようするに!
おじさんには乙女心が理解しきれていないのだ!!
メルヘンにスポ根が勝ってしまっているのだ!!!
私のお母さん世代が「りぼん」で読んで、私世代がアニメで見て、現在の女の子が演じると言う「リボンの騎士」はすごく価値があっただけに、もっと、なんていうか、理由付けというか。。。
ぐすんぐすん。。。
こんこんが出ていなかったよぅ・・・。。。

「リボンの騎士」はテーマが「女の子の夢」で、それはある程度表現できていた。

「生まれ変わるなら?」「女の子!」
「どんな女の子?」「アイドル!」
「どんなアイドル?」「モーニング娘。!!」
にはじんわり感動した。
そうだ。モーニング娘。は女の子の夢であって欲しい。
お嬢様っぽくて可愛かったりかちゃんと、やんちゃっぽくて可愛かったあややに、ボンテージ着せたり足をにょきにょきさせたりしないで頂きたい。。。
松嶋奈々子さんとか伊藤美咲さんみたいにしてあげてくだちゃい。。。

そして、紺野さんは女の子の夢をかなえて、それを守ったまま次の夢を見つけたすごい女の子なのだ、と、初めて見る紺野さんのいないモーニング娘。を見た。
考えてみたら、紺野さんのいないモーニング娘。を見たのは、あとにも先にもこれが初めてでした。
紺野さんの入る以前のモーニング娘。は知らないから。
だから、モーニング娘。の歌を聴いたときは、泣いてしまいました。

でもひょっとしたら、ちょうどこのミュージカルの時期と、試験の時期が重なったので、いっそのこと辞めてしまえ、と思ったのかとも思いました。
夢を捨てたのではなく、選んだのではないかと。


ミュージカルも見終わって、土曜日は、紺野さん卒業発表から初めて、まる一日、何もやることがない、という休日をすごしました。
コミケ前の徹夜もあって、とにかく眠くて良く眠りました。

昼寝をしていたら、夢を見ました。

紺野さんの卒業式を武道館で行う事になって、幸運にも当選した私。
多勢のヲタとともに待つと、紺野さんがやってきました。
まっすぐに背筋が伸びた紺野さんを、斜め後ろから眺めていると、気付くと紺野さんがいなくなっています。
まだ紺野さんの最後のご挨拶を聞いていないのに、いなくなったことに動揺するのもの、もう夜中でバスに乗せられて帰ることに。
渋滞がひどくてバスが進まず、日曜日の生放送の仕事の時間まであと15分。あせった私はバスを飛び降りて、びょーんびょーんと会社に急ぐと美貴タンが心配をして追いかけてきてくれました。
一週間後。
再び武道館に行くと、まだヲタがたくさんいて、落ち込んでいます。ふとみると、紺野さんの主演映画のパート2がすでに他の女の子が主人公で上映されていました。
私はヲタに聞きます。
「紺野さんはやっぱり現れなかったの?」
もちろんヲタはうなずきます。
私はようやく理解します。
別れの言葉も聴けぬまま、もう二度と、紺野さんには会えないんだと。
「紺野さんっ、紺野さんっっ、もう会えないのー?」

と本気で泣きながら目を覚ましました。
紺野さんが去ってからもう一ヶ月。
予想以上にまだ悲しんでいます。

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